
上は雷神の滝。大雨の中、カメラをちょっとだけ濡らしながら撮った。普段は適度な水量の滝が、増水し地響きを立てて落ちている。吼えまくる川の神、山の神の有様。瀑流と呼ぶに相応しい。下の写真と比べると凄さがわかる。滝を見つめていると引き込まれそうで怖くなる。

雷神滝は、島の南部を流れる鯛の川(たいのこ)の下流にある。鯛の川には、一枚岩のスラブを落ちる千尋滝(中流)や、海に落ちるトローキ滝(河口)など観光名所が並ぶ。
1月の移住体験ツアーのとき、お弁当を食べ一休みした二又川の大岩のテラスの上まで水が溢れていた。降らないときの涸沢(かれさわ)状態と違いすぎ。雨が上がっても、間近に見えるはずのモッチョム岳は雲の中。

二千メートル級の山々が連なる屋久島の川は、高低差があり急流だ。山にたくさん降る雨はすぐ海に流れ落ちる。川魚が少ない一因だが。
大雨で激流の日、島人は川に近づかない。カヌー遊びのガイドさんもお休み。みな安全第一を考えている。
(ミナミ)
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