梅雨前の屋久島は、一年で一番よい季節と言われる。今週の土曜(5月31日)、恒例の
しゃくなげ登山が行われる。山の石楠花(しゃくなげ)は、ちょうどよい塩梅に咲いているそうだ。花を目当ての参加者が例年多いという。

山の石楠花ではないけれど、里で写した花々の様子をお届けする。栗生の
石楠花の森公園には、110種、約3500本のさまざまな種類の石楠花が植えられ、人々を楽しませてくれる。先月がちょうど花の見ごろだった。

公園は栗生川沿いの照葉樹の森の中。岸辺の地形をうまく生かして整備してある。入口からしばらくは、川岸の崖に渡した桟道など、栗生川の清流を横に見ながらたどる。

桟道を、少し離れた河原から撮った写真が上。歩いているとき風情は路になく花にあったが、遠くから眺めるとおつな景色だ。

公園の奥まった所に平坦地があり、赤・白・ピンク・紫、いろんな種類のたくさんの石楠花が咲き乱れていた。

ヤクシマシャクナゲは屋久島町の町花であり、屋久島を代表する。「島の女王」と呼ぶほどの花。花がとりもった英国との縁で、レンガ造の屋久島少年親善大使の記念碑が建っていた。(
ここは屋久島ブログを参照)

花の種類と名前を記したプレートがあるのだが、いまひとつわかりづらい。
鮮やかなピンクの大輪はエリザベス。スカーレットの名も。屋久姫という白い花は華麗に咲いていた(写真は
こちら)。

大きな蜂(クマバチ?)や蝶など、たくさんの虫が花の密集め。

深紅の花にヤクシマシャクナゲのプレートが。ヤクシマシャクナゲは島の固有種で小振りという。いろんな色の石楠花があるが、園芸植物としてさまざまな品種が作り出された結果だろうか。

山に自生している石楠花は、濃いピンクから白色に咲くものがほとんど。山の石楠花の写真もいつか撮りに行きたい。公園の木は全部人間が植えたものだが、これだけ咲いていれば見事だ。

石楠花がツツジ科だから隣にサクラツツジが並んで咲いているのかどうか。自然の中の花々は、島人も旅人も心穏やかにしてくれる。
(ミナミ)
※シャクナゲ写真は、
季節の屋久島写真集や
屋久島壁紙にもあります。
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posted by みー at 07:51| 鹿児島 ☁|
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