2008年05月31日

ポニーの赤ちゃん

ポニーの赤ちゃんとご主人尾之間の山手に、7年前埼玉県から移住されたご夫婦が経営している乗馬体験施設『ぱから×3』がある。1年半前オープン。県道沿いに看板があるのですぐわかる。
「馬が3頭居るのですか?」と尋ねると、「“ぱから、ぱから、ぱから”という意味です」と奥さん。この乗馬体験施設には、サラブレッド3頭(オス1頭、メス2頭)、ポニー2頭(メス1頭とオスの赤ちゃん1頭)と、オスの対馬(つしま)馬1頭がいる。
1ヵ月ほど前に生まれたポニーのオスの赤ちゃんは、とても可愛い。まだ人見知りをし、母親の影に隠れてしまった。母馬がポニーで父馬がつしま馬。つしま馬は初めて見たが、とても愛嬌のある顔をしていた。

とんぼ玉体験工房「地元の幼稚園児や小学生の子供に人気があるんですよ。遠足で来られたりします。また、シーソーやブランコも私の手作りで、皆さんに喜んでもらっています」とご主人。見ると、大人でも歓声をあげるようなブランコやゆらゆら揺れるイスがあるではないか。
乗馬体験のほかに、奥さんが趣味で始めたとんぼ玉作り体験もできる。

屋久島の夏の暑さは馬たちにはキツイようで、水をかけてあげると喜ぶとか。「ヒズメの手入れが大変なのと、長期で留守ができないことがありますが、馬たちに囲まれての生活は楽しいです」とお二人。
・ 乗馬体験 子供500円、大人1000円
・ とんぼ玉つくり体験1500円
「屋久島で馬と暮らす」ブログ
http://62301178.at.webry.info/

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2008年05月30日

クリーニング屋さん

永久保のクリーニング店一昨日屋久島は梅雨に入ったが、週末の天気は好いようで、明日のしゃくなげ登山の関係者は一安心?欠航情報もないので、来島の足は安心。
梅雨時は洗濯が気になる。パインの宿泊施設(体験ログハウスなど)で使っている毛布を、クリーニング屋さんに持っていった。いつもお世話になっている永久保地区(地図)のクリーニング屋さんだ。
毛布は会社の洗濯機では洗えないので、クリーニングに出している。毛布に毛玉がたくさん付いていたときも、クリーニング屋さんは取ってくれたのだ。洗濯はいくら機械がやるとはいえ、大変な作業だと思う。
自宅では全自動のところが大半だろうが、パインの事務所にある洗濯機は、全自動だが全自動ではない。見た目は全自動だが、洗濯機のそばに水道の蛇口がないので風呂場からホースで引っ張っているため、二槽式の感覚である。

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2008年05月29日

サギがたくさん

今日も写真が多いです。(クリックすると拡大します)
屋久島では白鷺をよく見かける。宮之浦川や安房川など大きな川の岸辺や田んぼで。私の田舎の神奈川でも、昔は白鷺が普通にたくさん居た。農薬の空中散布が始まって少なくなったと言われている。
栗生川に白鷺
先月も石楠花の森公園で、シラサギに会った。栗生川の河原で魚捕りをしていた。しばらくすると飛び立って、いつの間にか戻っている。
栗生川に白鷺
長い首を伸ばして獲物を探しているのだが、なかなか見つけられない様子。そのうち諦めたのか、向こう岸の照葉樹の森に消えていった。川の近くに巣を作っているのかもしれない。
椨川田んぼにアマサギ
ある日、椨(たぶ)川田んぼでサギの群れを見かけた。食事中の風景だった。たくさん居たので写真を撮ろうと思い、驚かせないようにそっと歩く。
椨川田んぼにアマサギ
ところが、カメラを構えて近づくにつれ数羽ずつ飛び立ち、みな遠ざかって行く。
椨川田んぼにアマサギ
後で調べた所、頭と胸が茶褐色の姿から、アマサギと思われる。(夏羽は、頭や背、首がオレンジ色になる=Yahoo!きっず図鑑より)夏に九州などで繁殖するため、熱帯地方から渡って来る。飛翔の形は鶴に似ていた。
椨川田んぼにアマサギ
結局、田んぼの向う端に行ってしまった。ズームレンズでもこれが限界。食事は静かにしたいらしい。
椨川田んぼにアマサギ
椨川田んぼ(勝手にそう呼んでいる)は、ご覧の通り県道脇のわずかな平地。男川バス停の横。水田の少ない屋久島では、これものどかな田園風景だ。野鳥の群れ飛ぶ自然のただなかに、人々の生活はある。
(ミナミ)

関連記事:
≫屋久島の棚田
≫サギにあった
≫シロサギとクロウシ

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2008年05月28日

石楠花の写真と壁紙

梅雨前の屋久島は、一年で一番よい季節と言われる。今週の土曜(5月31日)、恒例のしゃくなげ登山が行われる。山の石楠花(しゃくなげ)は、ちょうどよい塩梅に咲いているそうだ。花を目当ての参加者が例年多いという。
シャクナゲ公園
山の石楠花ではないけれど、里で写した花々の様子をお届けする。栗生の石楠花の森公園には、110種、約3500本のさまざまな種類の石楠花が植えられ、人々を楽しませてくれる。先月がちょうど花の見ごろだった。
シャクナゲ公園
公園は栗生川沿いの照葉樹の森の中。岸辺の地形をうまく生かして整備してある。入口からしばらくは、川岸の崖に渡した桟道など、栗生川の清流を横に見ながらたどる。
シャクナゲ公園
桟道を、少し離れた河原から撮った写真が上。歩いているとき風情は路になく花にあったが、遠くから眺めるとおつな景色だ。
シャクナゲ公園
公園の奥まった所に平坦地があり、赤・白・ピンク・紫、いろんな種類のたくさんの石楠花が咲き乱れていた。
シャクナゲ公園
ヤクシマシャクナゲは屋久島町の町花であり、屋久島を代表する。「島の女王」と呼ぶほどの花。花がとりもった英国との縁で、レンガ造の屋久島少年親善大使の記念碑が建っていた。(ここは屋久島ブログを参照)
シャクナゲ公園
花の種類と名前を記したプレートがあるのだが、いまひとつわかりづらい。
鮮やかなピンクの大輪はエリザベス。スカーレットの名も。屋久姫という白い花は華麗に咲いていた(写真はこちら)。
シャクナゲ公園
大きな蜂(クマバチ?)や蝶など、たくさんの虫が花の密集め。
シャクナゲ公園
深紅の花にヤクシマシャクナゲのプレートが。ヤクシマシャクナゲは島の固有種で小振りという。いろんな色の石楠花があるが、園芸植物としてさまざまな品種が作り出された結果だろうか。
シャクナゲ公園
山に自生している石楠花は、濃いピンクから白色に咲くものがほとんど。山の石楠花の写真もいつか撮りに行きたい。公園の木は全部人間が植えたものだが、これだけ咲いていれば見事だ。
シャクナゲ公園
石楠花がツツジ科だから隣にサクラツツジが並んで咲いているのかどうか。自然の中の花々は、島人も旅人も心穏やかにしてくれる。
(ミナミ)

※シャクナゲ写真は、季節の屋久島写真集屋久島壁紙にもあります。
関連記事:
≫石楠花の森公園
≫団体ツアー客

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2008年05月27日

エコな『やまんこ祭り』

排水処理施設見学5月25日、原地区恒例の『やまんこ祭り』が行なわれた。
今年は、ごみを拾いながら歩いて、集落の排水処理施設を見学に行ったそうだ。施設は、原の海手。屋久島のなかでも、原だけに公共下水の設備がある。やまんこ祭りは原区区民の行事なので、自分たちが流している汚水がどのように処理されているか興味を持ってもらうイベントとして行なわれたのだ。

やまんこ公園その後は山河(やまんこ)公園で、みんなで食事。
原在住の方に様子を聞くと、大勢の人が参加して楽しかったそうだ。家庭では髪の毛を排水に流さない、油を流さないなど、日常気をつけることが再認識できてとても良かったと話してくれた。
施設の処理対象人員178戸、汚水量一日に184.8立方メートル。ちなみに、他の地区は合併浄化槽もしくは汲み取りで、下水はないそうだ。

やまんこ祭の参考記事:
≫屋久島移住、奮闘記: やまんこ祭り
やまんこ関連記事:
≫Xmasの島で
≫げじべえの里やまんこまつり
≫やまんこまつり−2
≫やまんこまつり−1

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2008年05月26日

町民無料の屋久杉自然館

安房から縄文杉登山口やヤクスギランドへ登る県道の途中に、屋久杉自然館がある。平成1年に造られた町立(当時は旧屋久町)の博物館だ。町民は入館無料。
屋久杉自然館
広々した館内では、屋久島の歴史や地理をわかりやすく紹介したビデオが上映され、屋久杉伐採の歴史を現したいろんな展示物がある。平成17年12月に折れた縄文杉のいのちの枝も展示されている。
受付の隣で、オリジナルキーホルダーや時計、エコバック、屋久島に関する書籍などが販売されている。
屋久杉自然館館内
屋久杉自然館は、森林や林業の調査や資料収集に取り組み、地元屋久島の情報発信拠点としての活動も行なっている。地域博物館として、郷土学習の機会を創り出してきた施設でもある。
屋久杉自然館の展示
数年前からは、科学技術振興機構による支援事業の提案企画を実施し、各学校への出前授業や展示の共同作業に力を入れてきたという。
夏休み子供コーナーもあり、毎年、『屋久島の小さなアーティストたち展』が行われている。20年度の特別企画として、12月21日に「山の道具の使い方」イベントを予定しているとのこと。
自然館館報(屋久島町誕生記念号)
イベントの詳細は、自然館の館報「しぜんかん」の屋久島町誕生記念号にあるので、来島の折にでも見てほしい。
身近な博物館として、観光客や町民に親しまれている屋久杉自然館。まだ行ったことがない人は足を運んでみよう。

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2008年05月25日

ある日イシガメが

保護したイシガメある日、平内の県道を横断していた動物。よく見るとカメ。海手から山手に向かって、ゆうゆうと県道を横断していた。
野生のカメか、飼われていたのが逃げ出したのか、定かではない。
体長20センチくらい。カメの種類を人に尋ねると、イシガメだろうと推測。
珍しいカメではないが、県道を横断しているのは初めて見た。私の車の前を横断していた。渡りきったところで歩道に這い上がろうとしていたが、なかなか這い上がれないでいた。
車にひかれては困るので、一時的に避難させることにした。顔はかわいいが、意外に手足の力が強い。
どこか適当な場所に放そうとのんびり考えて軽トラの荷台に載せていたら、ちょっと目を放した隙にいつの間にか居なくなってしまった。カメはのろいと云われているがそうでもなさそうだ。

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2008年05月24日

猫のゲンちゃん

洋子さんとげんちゃん.jpgペットを家族のようにかわいがっている人は多いが、原区在住の洋子さんもその一人。猫のゲンちゃんをとてもかわいがっている。ゲンちゃんは実に賢く、猫でありながら犬のような誠実な性格だと洋子さんは言う。
たまに、犬でも猫のような気ままな性格の犬も居る。猫と犬はたびたび比較され、人間の性格に例えられたりする。どちらもいい面を持っている動物なのに。
ゲンちゃんは、家の中では自由に遊んでいるが、散歩をするときは犬のように紐をつけられる。「かわいいかわいいゲンちゃんが居なくなってしまっては困りますもの」と、洋子さんは言う。
続きは、本日発行のメルマガで。

※メールマガジン『屋久島発 田舎暮らし通信』は、いままで隔週土曜の発行(月約二回)でしたが、二周年を機に、月一回(第2土曜)の発行に改めさせていただきます。引続きご購読くださいますようお願いいたします。(ブログはできるだけ毎日更新します)次回は、6月14日(土)の配信となります。お楽しみに。
※メールマガジンの購読・解除・バックナンバーはこちらから。


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2008年05月23日

原在住の会社員Tさん

テント生活のTさんとは別人の、原地区在住のTさん(41歳)。会社員生活で登山が大好きだが、休みの日は上手に使いたいと思っている。午前中登山して、帰ってきてからはイソモン採りなど海で遊びたいので、家から近い身近な山に足早に登るようだ。よほど天気が悪くない限り、休みの日は山へ登っていると言う。

Tさんの『七五岳レポート』

「七五岳の入り口は湯川を超えたところより林道に入り、車止めゲート(標高500m)まで車で行けます。駐車場は5、6台は停めれると思う。そこを7時15分に出発して烏帽子岳へ先にのぼり、その後、七五岳に行ってきました。戻ると14時15分でした。
七五岳から奥岳
6回ほど行ってますが、人に会ったことは一度しかないです。七五岳の魅力は連休中でも鹿にしか会わないところです。ガスがかかることが多いが、黒味岳、宮之浦岳、永田岳の奥岳が一望できるのがすばらしい。頂上は断崖絶壁なので写真をとるとき怖いです。高所恐怖症の人は無理かも。七五岳は、人間四駆にして登れば大丈夫。
黒味岳山頂から
山に登るときはほとんど1人です。それはマイペースで登れるからです。ガイドの人にはそんなに足早に登っておもしろいの?と言われますが、自分の場合は午前中は山登りして、午後からはなるべく違うことをして楽しみたいのです。時間の有効利用ですかね。往復10時間費やす縄文杉登山は俺には無理です。会社員なので休みの日が限られていますからね。」


関連記事:
≫そこに山があるから

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2008年05月22日

宮之浦にハンバーガー屋さん

4月の末、宮之浦にMams kitchen(マムズキッチン)というハンバーガー屋さんができた。地元の女性と、移住して来られた女性の二人組みで経営。元気のいいお店だ。
マムズキッチン
ハンバーガーは、フォカッチャ420円や照り焼きバーガー420円、照り焼きチキンバーガー490円など7種類。
飲み物やポテトなどとセットで頼むとお得。飲み物はコーヒー、パッションジュースなどが200円。ポトテ200円。
マムズキッチン
高校生や若い子たちが、並んでハンバーガーを注文していた。お持ち帰りだが、店の内外にイスがあるのでそこで食べることもできる。
屋久島でハンバーガー屋さんは目新しく、人気がある。ハンバーガーのパンも野菜もハンバーグも新鮮な材料を使っており、ボリューム満点で予想通りのおいしさだった。
マムズキッチン
営業時間は朝11時から夕方6時まで。(3時から4時は休憩)月曜が定休。場所は宮之浦小学校のすぐそばの交差点のところ。

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2008年05月21日

宮之浦のパン工房

宮之浦にある障害者就労継続支援事業所「屋久の郷」が、4月20日完成した。
陽だまり
パン工房、喫茶室、木工室がある。先日、宮之浦に行ったのでパンを買いに寄った。入り口に、『陽だまり』とお店の名前が書いてあった。中に入ると、パンコーナーと喫茶コーナーと分かれていて広々していた。
喫茶室
お昼頃だったが、ほとんど売り切れていて2種類しかなかった。ごまパン70円がほんのり甘くてやさしい味がした。コショウが付いているパンもおいしかった。
パン工房
今度は食パンや、喫茶室で食べてみたい。
木工室では、町の「トイレ募金」のお礼用としての木工品を製作しているという。

関連記事:
≫障害者支援施設「屋久の郷」オープン

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2008年05月20日

屋久島陶工房恋泊

小島地区にある屋久島陶工房恋泊の庭は、40代のご主人が二年半かけて丹念に作られたそうだ。
恋泊工房
池や東屋があり、季節の花々を植えている。東屋はテニス仲間が集まる憩いの場になっているそうだ。
陶工房では奥様がひとつひとつ丁寧に作られた陶器を販売している。
恋泊工房
「3年前に家族5人で東京から移住しました。妻が屋久島出身です。昨年はオープンガーデンをやっていましたが、ほとんど人が来なくてさびしかったです。オープンガーデンとは、庭を開放しますから誰でも見に来てくださいというつもりでした。陶工房だけでなく庭もぜひ見に来てください」とご主人。
恋泊工房

参考記事:
≫ここは屋久島ブログ:  「陶工房恋泊」リニューアル

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2008年05月19日

Tさん縄文杉登山のレポート

こんもりと積まれた枯れ草の上にテントを張り、滞在中というTさん。友達が遊びにきた時の様子を語ってくれた。

縄文杉へのトロッコ道『昨日は縄文杉を見に行ってきましたよ。
前日の夜10時過ぎに友人が「ぶっちゃけ縄文杉行きたいッス」と寝る直前にぶっちゃけました。この男縄文杉行ってから、夕方6時の飛行機に乗り込むつもりなのです。
条件は二つ。朝4時に自分で起きて、Tを起こすこと。そして雨が降っていないこと 。
「縄文杉行きたいッス」と、起こしたのはすでに5時半過ぎ「いやもう駐車場がないよ」「でも縄文杉行きたいッスぶっちゃけ縄文杉行きたいッス」と連呼する友人を乗せ、レンタカーで直行 。
途中のお弁当屋は全て売切れのため、所持していた食パン三切れずつが朝食と昼食を兼ねることに。
荒川登山口に駐車スペースはもちろん無く、かなり遠い所から出発。
断トツ最後尾7時30に登山開始。

荒川登山口バス停途中しゃがみ込んでいるドレッドヘアの男性に遭遇「でっかい杉ってどっちですか?」
その前にこの人はどこから来たんだろう?
「白谷なんちゃらって所から来ました」ツッコミ所満載だなぁ。
縄文杉ルートにいながらでっかい杉って。
ちなみにこのドレッドさんは私達より速かったです。
なかなかのハイペースで11時前に縄文杉とご対面。今時の観光客だなと思いながら食パンかぶりつき流れている天然縄文水で流し込む。格別にウマイ。

縄文杉でっかい杉でした。根本が一番魅力的でした。
帰路はゆるりと楽しみながらと思いきや、かなりグダグダとなって16時。
ハプニングありながらの縄文杉。行ってよかったと友人も大満足でした。
ちなみにハプニングのこの張本人、格好はトレーナーに7分丈パンツにスニーカー。お前はゲーセンにでも行くのか!?帽子無し手袋も無しというナメテマスタイルの友人。
周りのおばちゃん目を丸くしていました。

というわけで無事友達は帰っていきました。そして私もまた来年屋久島に来るので、パインの倉庫にキャンプ用品を預かってもらって帰ることにします。』


関連記事:
≫13歳のときに訪れた

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2008年05月18日

鹿児島おはら祭

5月12・13日、東京渋谷区内で開かれていた渋谷・鹿児島おはら祭を見に行った。
渋谷おはら祭
昨日行われたかごしま遊楽館ワークショップ『屋久島移住セミナー』で、おはら祭の情報があったからだ。鹿児島県は、7月5日に『かごしま移住セミナーin東京』を開催する予定。篤姫人気は高まっているが、若者の街渋谷で鹿児島が関心を持たれているかどうかを知る目的もあった。
渋谷おはら祭の道玄坂会場
今日の渋谷駅周辺は、日曜日とあって人、人、人の波。サルとシカと人を合せて6万に満たない屋久島とは、人口密度で1万倍以上の開きがあるだろう。道玄坂で座ったり場所をしっかり確保してお祭見物をしている人は、年配者が多かったように思う。その脇を若者たちが「何やってるのー」と歩きながら見ていく。
弥五郎どん
デジカメで撮っている人が多かったので、ブログにも結構登場するのでは。「平成の篤姫行列」や巨体の「弥五郎どん」などをキーワードに検索すれば、たくさん見つかるかも。
渋谷おはら祭パレード
渋谷のおはら祭が鹿児島の地域づくりにどれほどつながるか、緑の風グログに記事を書いたのでそちらもよかったら見てください。
(ミナミ)

参考記事:
≫弥五郎どん、明治神宮に勇姿/渋谷おはら祭始まる(南日本新聞 2008年5月18日)

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素敵な庭

平内の住宅地で素敵な花々が咲いている。花の名前はわからないけれど、何十種類もの花々。
庭
育てている方は男性。手入れも大変そう。
バラ
一見混ざって咲いているがちゃんとレイアウトされ、配色良く咲き乱れている。ピンクと赤いバラがとてもきれい。
バラ
屋久島でもバラが育つ。
庭
野菜には興味がないのかひとつも見当たらない。
庭
花を育てている二軒のお宅の男性は、共にご近所でひとり暮らし。だが、花々に囲まれているので、男所帯とはいえとても華やかだ。
庭
一年中、花を絶やさない平内だ。

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2008年05月17日

女子高生みたい

星野さん東京生まれの東京育ちの星野さん(27歳)は、女子高生みたいに若く見える。1ヶ月前から平内地区のユースホステルで、住み込みで働いている。趣味はフィットネスジムに通うこととクライミングだそうだ。
屋久島に来てからも、平内の屋久ジムに通ったり、小瀬田のクライミング練習場に行っていると言う。鍛えていると新陳代謝が良くなり、それが若さの秘訣かもしれない。
「去年、旅行で来て屋久島にひきつけられました。東京では栄養士の仕事も楽しく、友達もたくさんいて何の不満もありませんでしたが、屋久島の魅力に負けて屋久島へ行こうと決めて、職探し家探しをしました。ちょうどリアルウエーブでユースの住み込みの仕事を見つけました。
働きながら、休みの日や休憩時間に山や海、滝や川など行って楽しんでいます。親元で暮らしていたので長期で東京を離れたことはないのですが、8月まではユースにいます。いろんな人との出会いが楽しいです」
と、元気いっぱいの星野さんは、屋久島に来てから心が研ぎ澄まされて直感がよく働くようになったとか。

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2008年05月16日

屋久島在住男性のメキシコからのレポート

メキシコの旅先からレポートが届いた。時々ブログやメルマガに寄稿してくれていたエル・バガブンドさん、屋久島在住の男性からだ。
私もふらりと旅に出てみたい。海外旅行は昔々二回行ったが、今度行くときは日本語じゃない言葉を一つくらい話せるようになりたいものだ。

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Templo mayor報告者:エル・バガブンド
 今、日本ではマヤ・インカ・アステカ展が盛んに行われており、一度は訪れてみたい観光地になっています。この神秘的なアメリカ大陸の文明は、日本人にとって無縁の別世界のことだと思っている人が殆どですが、実はそうでもなくて、1992年の世界人類考古学のシンポジュウムで東大の宝来助教授(当時)が彼らの子孫のDNAを鑑定して、彼らのルーツを明らかにしました。
 それによると、彼らの祖先はモンゴル系で、最後の氷河期には日本人の先祖と同じシベリアの東北地方で生活して東(アラスカ)に移動します。氷河期が終わって北米大陸の大氷床が崩壊する1万3千前になると、マンモスなどの大型哺乳類が住む食料の豊富な場所を求めて、僅か千年の間に大陸の南端まで一気に南下してしまった(遺跡が示す)とのことです。

 この人類の移動こ始まる新大陸の栄枯盛衰については、今回、屋久島から交流地の候補取材に訪れる途中に立ち寄ったメキシコ市の中心部近くにある三文化広場(旧アステカ帝国の中央神殿の北方)に立つ石碑を読み、当時の夢の跡について以下に想いを馳せてみました。
 続きを読む
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2008年05月15日

うみがめ館でボランティア

所要で永田地区に行った折、うみがめ館を訪ねた。ラムサール条約に登録された永田浜の県道沿いにあり、9年前よりNPO法人屋久島うみがめ館が運営しているウミガメの展示資料館だ。以前からその展示を見ようと思っていた。
屋久島うみがめ館入口
館内には、ウミガメの生態や永田浜の上陸・産卵調査データなどの写真パネルや、ウミガメの剥製などの展示品がずらりと並ぶ。ウミガメをモチーフにした多数のオリジナルグッズも売られている。受付の女性は、休暇を取ってボランティアに来られたそうだ。他にもボランティアの方がたくさん全国から集まってくる。
屋久島うみがめ館の展示
お話を伺った山本智恵美さんは大阪の出身。1年ほど前初めて屋久島に来て、うみがめ館の事務局スタッフとして働いているという。昨年12月、東京新宿で行なわれたウミガメ展にも参加したとのこと。
NPOスタッフの仕事は、上陸するウミガメの確認や海浜の保全(見物する人が砂浜を固めるとウミガメの卵や赤ちゃんが圧死するのでそれを防ぐ)、ボランティアの調整、ホームページの更新や事務作業など多岐に及ぶ。一人で何役もこなさなければいけないので大変。
屋久島うみがめ館受付
屋久島の砂浜には、これからウミガメが産卵のため続々と上陸する。永田集落では連絡協議会を作って、毎年5月〜7月、夜間のウミガメ観察会を行っている(今夜から開始)。NPOはその間、調査と保護の活動を行なう。孵化しても砂から出られなかったウミガメの赤ちゃんを、8月には海に帰している。
それらを一緒にやってくれるボランティアスタッフが不足しているそうだ。連休後の今が一番少なくて困るので、NPOは手伝ってくれる人を募集している。問合せ・連絡はNPO法人屋久島うみがめ館まで。
山本智恵美さん
智恵美さんは、大好きな屋久島でウミガメを守る仕事が出来て楽しいと語る。今月中、東京でウミガメ展を行なっているので、そちらもぜひ見てくださいとのこと。
(ミナミ)

関連記事:
≫ウミガメの赤ちゃん

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2008年05月14日

緑の風ブログ

緑の風ブログのスクリーンショットNPO緑の風の専用ブログ『屋久島から緑の風』を先月初め開設したが、最近やっと定期的に更新できるようになった。これで、会社のブログにNPOの報告を載せずに済むので、NPOの仲間にも安心してもらえると思う。
NPO緑の風(特定非営利活動法人屋久島移住ネットワーク・緑の風)は2007年10月の設立。いまからちょうど一年前に「屋久島移住セミナー・体験ツアー」の準備を始め、9月からセミナーを実施した。法人登記はその後。
今年は4月から毎月1回、東京有楽町駅前のかごしま遊楽館で『屋久島移住セミナー&ワークショップ』を開催している。今週土曜5月17日がその第二回だ。『多地域居住のネットワーク化を考える』をテーマにワークショップと移住相談を行なうので、お時間のある方は見に来てください。詳細は緑の風ブログの次のページにあります。(ミナミ)
≫多地域居住を考えるワークショップ
≫5月屋久島移住ワークショップのお知らせ

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posted by みー at 19:19| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新しいおそば屋さん

高平のお蕎麦屋高平の公民館並びの県道沿いに、手打ち蕎麦「大岡」が4月28日開店した。屋久島では数少ないおそば屋さんだ。安房から尾之間の間の地区には食堂・レストランが少ないので、新しいお店が出来て地元は助かる。
連休明けの先日、蕎麦好きのTさんに誘われて食べに行った。お昼時だったので込み合っていたが、注文してからそんなに待ち時間はなかった。お客さんも私の知っている人が大勢来ていた。

高平の蕎麦「屋久島は水がおいしいせいもあるが、特にこの蕎麦はおいしいね」とTさん。おいしい手打ち蕎麦に私たちは満足だった。
関東から屋久島にあるご自分の所有地を見にこられた60代のTさんは、話好きで常にしゃべっていないと気がすまない性質(たち)だという。聞くと、現役のころは営業の仕事をしていたとか。話し方が若くてスムーズで楽しくて、無口な私にはちょうど良かった。

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posted by みー at 09:02| 鹿児島 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月13日

固定資産税

鹿児島県ホームページのスクリーンショット平成20年度固定資産税納税通知書が送付されてきた。
家を建てたら固定資産税が毎年かかる。納付は年4回に分けて払うようになっているが、一括で払っても良い。屋久島では、新築や増築などがあれば町税務課が歩いてチェックするという。他の地域では、航空写真で新しく建った家の状況などを把握しているところもあり、そのほうが確実だと言われる。
人為的調査だと漏れもあったりして、家を建てたのに固定資産税の通知が来ないなんていう人も居るかもしれない。屋久島はそれほど家が多いわけではないので、そんな心配をする必要はない。納税通知書はしっかり来るだろう。

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posted by みー at 05:44| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

二日目のツーデーマーチ

ツーデーマーチ二日目の5月11日は、曇りのち晴れ時々雨と、変化ある天気であった。
ツーデーマーチ尾之間会場
13キロ足湯滝めぐりコースに参加した親子連れ。「なかなか普段歩くことがないので、子供と参加しました。子供と二人で歩くよりは大勢で歩いたほうが子供も喜ぶし、風景やお花などを見ながら楽しみました。来年もぜひ参加したいです。地元の人はあまり参加しないかもしれませんが、転勤や移住などで屋久島に引っ越してきた人は、子供とこういったイベントに参加するのが楽しみなんです。ところどころに役場の人が立っていて、大丈夫ですか?と声をかけてくれて、休み休み行きました」と40代のお母さん。
ツーデーマーチ尾之間会場
尾之間のスタート会場を見渡すと、島外参加者はもちろんだが、島内に住んでいる移住者の方で親子連れの姿が目立った。
時々雨に降られたが、カッパを脱いだり着たりしながら、ちょっと蒸し暑い一日を楽しんでいた様子。一日目が大雨だったため、それでも二日目の天気は好かったといって良いだろう。
ツーデーマーチ尾之間会場
主催の役場によれば、今年の参加者数は約650人、スタッフを含めれば1500人ほど。昨年より多かった(スタッフは去年の二倍)。スタッフを含めた目標が2000人だったのでまずまずとのこと。島内と島外の内訳は明後日わかるそうだ。
悪天候で、島内のキャンセルは多かったようだ。合併後の島内融和がひとつの狙いだったが、大雨で文字通り水を差されたのかどうか。たくさんの予算をかけた効果が今後出るとよい。

今年のツーデーマーチ関連記事:
≫ツーデーマーチは大雨
≫ツーデーマーチの道標
≫屋久島ツーデーマーチ

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posted by みー at 09:12| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

屋久島木材で家をつくろう

昨日に続き、大屋根の会代表の浦田さんに伺った話です。
「島の面積の九割近くを占める森林の25%は杉の人工林。内七割は国有林で、大地主は民間では居ません。伐採や間伐などの林野作業は、ほとんどを森林組合が行なっています。
屋久島杉材の特徴は、自然林のものは年輪が詰まっているので硬くて丈夫です。人工林でも樹脂が多いので、防腐効果や健康へのよい影響があると言われます。杉の香りがとてもよいです。また、木肌の美しさや木材の強さも、建築材料として優れている点です」

浦田代表
林業はいま農業についで注目を受けている。国の膨大な補助金(農業・漁業を超える比率)を受けていても大半の事業所は赤字。不在地主や細分された所有林の問題を克服する山の団地化、人手に頼らない機械化や作業道の整備、間伐の促進など効率的で儲かる林業を目指した再生の動きが始まっている。照葉樹林と屋久島杉とゴヨウ松が屋久島の森の基本だが、他地域では杉の単独林から照葉樹などとの混合林への転換も政策として進められている。
「“環境の島”と言われる屋久島で、新築家屋の島内産材の利用率が15%程度にとどまる現状は問題です。家を建てる場合、どうしても価格に目が行ってしまい安い外国産材となりがちですが、地球温暖化を防止するためにも島の木材をもっと使って欲しいと思います。
大屋根の会ブース
地材地建の重要性を町も認識し始め、島内産材を使って家を建てた場合に出る補助金が、最近5万円から10万円に倍増し、居住用でない建物でも可能となるなど、要件が緩和されて使いやすくなりました。
人が植えた森は、人手をかけないと直ぐ荒れてしまいます。間伐をしないと自然災害も起きやすいです。間伐が行き届いた森はCO2の吸収量が増えます。里も海も元は山にあり、森から学ぶことはたくさんあります。人間の暮しを守るために自然を守っていくという自覚を、人々がみな持ってくれることが大切です」
一番必要なことは意識改革と、浦田さんは説く。
環境を守るためにはコストがかかる。負担を受け入れていくには覚悟が必要。価格重視・効率一辺倒で来たら、いつの間にか原油や穀物価格が上がり、物価上昇となった。いままでのやり方をどこかで立ち止まって考える必要があるかもしれない。
日比谷公園
「木材の需要があれば森は生き返る」と、浦田さんは語る。
これから移住して家を建てようという方は、屋久島産の木材を少しでも使って欲しい。当社のお客様の中にも、大屋根の会で屋久島杉の家を建てた方が何人かいらっしゃる。コストが安いに越したことはないが、島内産材の利用を選択肢のひとつとして、世界遺産の島に住む意味を考えてもらえたら。それが今回森林の市を見に行った感想。
(ミナミ)

関連記事:
≫森林の市へ屋久島から大屋根の会
≫スーパー林道

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posted by みー at 11:28| 鹿児島 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

森林の市へ屋久島から大屋根の会

この季節、週末は島でも外でもイベントがたくさん。で、イベントを報告する記事も重なることに・・・。時間のある方は見に行って。

5月10日・11日の二日間、東京千代田区の日比谷公園で森林(もり)の市が行なわれている。主催は林野庁。「全国75以上の市町村や団体が参加し、体験コーナーや木工品、山菜・きのこなど地方の特産物の展示即売等を行います」
日比谷公園の森林の市
今日はあいにくの雨模様となったが、会場ブースは参加者でにぎわった。農水省の外郭団体や各地の森林組合、林業や木材に関連する民間会社やNPOなど多数が出展。公園内では、小学生が大きな声で緑の募金を呼びかけ、ヤギやウサギなどの動物と遊ぶ「ふれあい牧場」が子どもたちの人気を集めていた。
森林の市で
屋久島からは大屋根の会が参加。揃いのハッピに「林業と住宅をつなぐ」とある。「今年で連続四回参加しています。屋久島の木材の特徴を知ってもらい、屋久島杉材の利用を広めるのが目的です。しかし、十数名のスタッフの半分は屋久島から来ているので、経費がかさみます」と、代表の浦田さん。出店のメリットはあるかとの問いに、「屋久島の森を大切に残していくために、木材をもっと使ってもらうための活動を続けていきます」と答えてくれた。
大屋根の会ブース
続きはまた明日。大屋根の会代表の浦田さんが、屋久島杉材のすばらしさ、島内産材を使う意義を語ります。お楽しみに。
(ミナミ)

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posted by みー at 23:05| 鹿児島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ツーデーマーチは大雨

ツーデーマーチ今日、5月10日のツーデーマーチ一日目は、飛行機が欠航したり海が時化ていたりと、大雨注意報が出る散々な天候だった。35キロコースは、ぽんたん館を8時スタートだった。参加者が県道を歩いていた。カッパを着て傘をさしてずぶ濡れになりながら。
てっきり中止かと思ったが、実施された。まわりを見ながら歩く余裕のある人は居なさそう。参加者は黙々と歩いていた。ペースが速い人と遅い人がいるので、ぽつんぽつんと歩いている光景が見られた。早くゴールに到着しないかなーと、やや急ぎ足の様子だった。初めて屋久島に来た人はがっかりしてないだろうか?心配になる。無事に今日一日終わったようだが、明日11日はどうだろう?

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posted by みー at 21:53| 鹿児島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

楽器を奏でる

原ごちょう踊りの太鼓昔から人々は音を鳴らし奏でることに感心を持っていた。私たちも、子どもの頃から何かしらの楽器に触れて過ごしてきたのではないだろうか。まったく楽器をやったことがない人でも、何かしら心当たりはないだろうか。カスタネット、モッキン、縦笛、タンバリンなど、これらは幼少の頃おもちゃとして身近にあったはずだ。大人になってから初めて楽器を始めるっていう人でも、やっているうちにそういえば何かしら楽器をやっていたんだと思い出すだろう。楽器は世界共通。昔も今もさほど変わらない。
屋久島では「屋久島太鼓保存会」があって、何かの行事のときやお祭りごとの時に迫力ある太鼓を鳴らしている。ダイナミック。屋久島は太古から太鼓が盛んだったのかも?島の伝統芸能に太鼓は欠かせない。写真の原のごちょう踊りは、ド派手な太鼓が最高(タイコー)!
今日のメルマガは、楽器を奏でる話し。よかったらご覧ください。

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posted by みー at 09:27| 鹿児島 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

ボランティア募金

アメリカで、大統領選挙の民主党候補を決める戦いが白熱している。初の女性大統領でなければ初の黒人大統領が生まれる可能性大という。クリントン氏がオバマ氏の後塵を拝したのは、ネット革命のおかげと言われる。インターネットを通じた募金で、広く一般から資金を集めたことが優勢の一因というのだ。
ネット募金は、世の中の役に何か立ちたいが面倒なことは無理という方に手軽。募金の仕方が簡単で、参加意識を誘引する装置だ。例えば、Yahoo!ボランティアのインターネット募金は新潟県中越地震を契機に2005年開始され、2007年度の募金額は2006年度の3倍と急激に伸びた。ポータルサイトのヤフーが社会貢献活動の窓口になっているのは、ITが現実社会に根付いた証左といえよう。

インターネット募金のスクリーンショットいまミャンマーのサイクロン災害で、世界各国と世界中の人々から緊急支援が行われようとしている。「5月3日(土)ビルマを襲ったサイクロンで、6万人以上が亡くなり、少なくとも百万人が家を失いました」と、日本ビルマ救援センターのホームページにある。アメリカも死者は10万人を超えると予想をし、被害は想像を絶する規模に達するようだ。
台風に慣れた日本ならこれほどの被害にはならないと言われるが、不幸に見舞われた多くの人々がいるのは現実。軍事政権が国を閉ざしている中で伝わって来る情報は少ないが、だからといって関心を持たなかったり直ぐに忘れていいということにはならない。アジアの隣人を助けるのはお互い様といえよう。
救援募金は、Yahoo!サイトのミャンマーのサイクロン被害支援活動情報に掲載されている各団体でも受け付けている。赤十字やユニセフなどの国際機関や、医療・難民支援を行っているNGOのリストがあるので、好きな方法で募金ができる。寄付金に対する税金控除を受けられる団体が多くあるので、気になる方は領収証をしっかり貰うとよいだろう。
(ミナミ)

※画像は、Yahoo!インターネット募金のスクリーンショットを勝手に載せました。募金額は刻々変化すると思われるので、直接お確かめください。

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posted by みー at 19:20| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イチゴの小道

オオバライチゴ原地区にイチゴの小道がある。私が勝手にそう呼んでいるだけだが。
人が歩くのでいつの間にか小道ができて、その両脇には赤いオオバライチゴ。オレンジ色のリュウキュウイチゴも少々実っている。実の中が空洞で、甘くておいしい。直径1センチ位だが中には2センチのもある。
県道よりも海手の町道の下に位置する。小道の全長距離は50メートルほど。誰かが植えたという風でもなさそうなので、自然に群生している模様。

リュウキュウイチゴ近くに住んでいる人の散歩コースになっていたりする。知っている人は実を食べながら散歩する。
手が届きやすい場所の実を食べるのは容易だが、茂みの奥に生っているおいしそうな実は、イバラのトゲトゲをかきわけていかねばならない。オオバライチゴは茎にトゲトゲがあり、外敵から身を守っているのでこちらも戸惑う。おいしい実は葉っぱの陰に隠れていたりする。
表面に生ってるのはもう他の人が食べてしまったみたいだ。

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2008年05月08日

そこに山があるから

屋久島には、山岳ガイドの方以外にも山に詳しく山が大好きな人々が大勢いる。普段は山に関係ない仕事をしていても、休みの日は山に登るのが日課となっている人が珍しくない。
烏帽子岳から七五岳
そんな方にふと、「どうして山に登るのか?」と余計な質問をしてしまった。すると、「そこに山があるから!」と名言が返ってきた。どうしてと聞く私が野暮であった。
七五岳の絶壁
きつくても疲れても山に登る魅力を知り尽くしている人が、私の周りにも多い。山岳ガイドの仕事だから仕方なしにやっている人は居ないと思う。山好きが高じてガイドになっている人しか私は知らない。
七五岳から烏帽子岳
山好きの人から、「登山に行かないのか?」と聞かれたので、「私は平地が一番好き♪」と答えた。連休中、山岳ガイドの皆さん、そして山を愛する人々、お疲れ様。でも一番疲れたのは山かも。
烏帽子岳山頂
(写真は山好きの人からいただいたもの。上から、烏帽子岳から見た七五岳、七五岳の絶壁、七五岳から望む烏帽子岳、烏帽子岳山頂)

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2008年05月07日

ツーデーマーチの道標

「新緑まぶしい屋久島の大地を歩いて、感動体験しよう」との屋久島ツーデ−マーチの開催が今週末、5月10日・11日に迫った。
ツーデーマーチの道標(吉田地区)
各コースの道案内など、準備はすっかり整ったようだ。写真は、30kmを歩く「ウミガメの里コース」の道標。宮之浦の屋久島総合自然公園から永田の公民館まで、約8時間の道のり。35kmの「新チャレンジコース」が今年できるまで、最も長い距離だった。途中の集落境に上り坂はあるが、海沿いの景色のよいコースなので、天気がよければ気持ちよく歩けるだろう。
ツーデーマーチの道標(永田橋)
いままでは白谷雲水峡や宮之浦、西部林道など、どちらかといえば北を中心としたコース構成だった。旧上屋久町の主催だったので当然だが。今年は“合併記念”で、南の三コースが加わった。
南で聞くと、役場は熱心にすすめているが地元の人はあまり歩かないのではと言う。観光客を除けば、移住者や、学校の先生など転勤で来た人が中心ではないかと。大自然がすばらしい屋久島でも、やはり住み慣れると感動を持てないのか、あるいは日々が忙し過ぎるのか。
ツーデーマーチの道標(終点永田公民館)
私は歩いてみたいのだが、東京で屋久島移住セミナーの準備をしなければならないので、残念ながら来年の楽しみとしよう。
(ミナミ)

関連記事:
≫屋久島ツーデーマーチ

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東京でウミガメ展

丸の内さえずり館いま東京で、屋久島のウミガメ展が開かれている。有楽町駅前の丸の内さえずり館で、5月1日から31日まで。但し日曜・祝日は休館。(ゴールデンウィーク中はお休みだった)
このイベントは、NPO法人屋久島うみがめ館が昨年12月行なったウミガメと地球環境の保護を呼びかける新宿御苑でのウミガメ展の一環だ。その後、展示は東京農大に会場を移して5月11日まで続けられている。
さえずり館では5月8日に「屋久島の自然とウミガメの魅力とは」のトークリレーが行なわれるそうだ。かごしま遊楽館も近くにあるので、屋久島情報をお探しの方はどうぞ。詳しくは屋久島うみがめ館ホームページで。
(ミナミ)

関連記事:
≫続・屋久島ウミガメ展

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2008年05月06日

高平林道を歩く

連休も残り一日。「麦生にある高平林道はきれいで散歩するにはいいよ」と、人に聞いて行ってみた。
サクラツツジ
麦生の山手の曲がりくねった道を進んでいくと、途中から砂利道になる。終点までいくとユーターンできないかもしれないから途中で車を止めたほうがいい、と言われていたのでその通りにした。他の道でもそうだが、行く手が分からない初めての道を行くときは、ユーターンできるかどうかが肝心と私は思っている。
ヤクシマアジサイ
車から降りて山道をゆっくり歩く。ヤクシマアジサイ、ウラジロ、ヒカゲノカズラが、あまり陽のあたらない場所に自生していた。ちょっと明るいところにはサクラツツジ。もう花びらが散りかけていたけど、きれいだった。
道端にかんきつ類の木が生えていた。たぶん誰かが散歩の途中で食べたミカンの種が発芽したのだろう。人間かサルか。
ウラジロ
林道は静かでもありにぎやかでもある。キーキー、チッチッ、サワサワ、ガサガサ、常に動植物の声がするのだから。

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2008年05月05日

5月5日のブログ

鯉のぼり今日はこどもの日。昭和の日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、みどりの日(5月4日)と続くゴールデンウィークの最後の祝日。明日は、4日日曜日の振り替えでお休み。
昭和天皇が亡くなって4月29日の天皇誕生日がみどりの日となり、その後昭和の日と再び名前が変わってみどりの日は5月4日に移った。なんだか分からないけれどめまぐるしく法律が変わり、以前にも増して連休は不動になった。(みどりの日は国民の休日で、あとは国民の祝日だそうな。区分は難しいが休みの日には違いない)
平和と幸福を求める国民の権利を定めた憲法の日、みどりの自然を愛した天皇に因んだ日、こどもの幸せを願い母に感謝する日が続く黄金の週間。平和と環境を大切に幸福を願い、未来の子どもたちへ受け継いでいこうと、それぞれの日にそれぞれの場で皆が思ったことだろう。子は国の宝、人もまた。

鯉のぼり屋久島の子どもたちは大切にされている。いま島のあちこちで見られる鯉のぼり。吉田集落を通りかかったとき、見事な幟旗とともに飾られていたので写させてもらった。こどもの日の意味など大仰に考えていたら、こちらのお宅の子供さんへ元気に育ってほしいと親や親戚が願うしるしに見えてしまった。
近頃の子供は外で遊ばないと聞く。現代の子は塾やらスポーツ・学校活動やらで忙しい。子供同士で遊ぶときもゲームが主流で、外での遊びはあまりないそうだ。
そういえば屋久島で、登下校のとき以外に子どもたちを見かけることが少ない。公園で遊んでいる姿を見かけたこともない。縄とびや缶けりやかくれんぼなど屋外の遊びは、今なくなってしまったのだろうか。
(ミナミ、写真はみーさん)

昨年の鯉のぼり記事:
≫こいのぼりの泳ぎ

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仕事中道に迷う

物件写真連休中だが来島のお客様があるので、当社は交替で出勤している。少し前の話で小瀬田へ土地の写真を撮りに行った時のこと、道に迷いそうになった。草木が生い茂る林の中で、山歩きに慣れていない方向音痴の私は、一緒に行った社員とはぐれてしまい本当に困ってしまった。携帯電話も食料も持ってきていないし。。。。
しかし山でもないこんな場所で迷って遭難などしたら恥ずかしいので、もと来た道をとりあえず戻ることにした。山で遭難する人の気持ちが判る気がした。どこを見ても同じ景色に見えてしまうのだ。
しばらく歩いていくと、「何してるの?」と直ぐそばから声が聞こえた。近くで迷っていたらしかった。屋久島のどこにでもある森や林といえども、一旦方向を見失ったら大変ということを思い知った。
今度来るときは手ぶらではなくて食料と水を持ってこよう、と思った。

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2008年05月04日

クモの巣

クモの巣クモの巣が、家の中にも、外にも、車の中にも張られている。なんと、電線と電線の間にもクモの巣を張っている。一緒に車に乗っていたお客様が、電線のところに網が掛かっているけれど何?と言われたがクモの巣だった。(写真では見えづらいが)
屋久島にはクモがたくさんいる。家の中に居るのは、グレーで地味な色で床を歩き回っている。人に見つかると物陰に隠れる。外に居るほうは、黄色や黒の色が混じっていて、グレーのより小さめ。
クモの巣を取り除いても、次の日にはまた同じ場所に巣を作る。せっかく作ったクモの巣を人間に壊されて、一目散に逃げてもめげないクモは、偉いと思う。
クモが居ればクモの巣があることが分かるのでいいが、クモ不在の場合は、クモの巣に気がつかず通り過ぎてしまい体についてしまうのが憂うつ。

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2008年05月03日

屋久島ツーデーマーチ

ツーデーマーチのチラシ表ゴールデンウィークも今日から後半。この四連休に人出が集中するのかも。縄文杉への登山道は一般車両の乗入れ規制中(5/3〜5)。当社のお客様の来島予定も多い。
5月の屋久島は、暑過ぎず、雨も少なく、一年の内で最も気候のよい時期のひとつ。祭りや観光行事がたくさん。(屋久島観光協会イベント情報を参照)
10日・11日は、「第15回 超自然・屋久島ツーデーマーチ」が行われる。屋久島町の主催で、離島体験滞在交流促進事業補助を活用している。昨年度は800万円、今年は町の合併記念なので、1800万円が国から補助金として出るらしい。また、ねんりんピック鹿児島2008の協賛イベントになっているとのこと。

ツーデーマーチのチラシ裏昨年は約700人が参加。今年は2000人の参加を見込んでいる。昨年同様、屋久島総合自然公園(宮之浦)が本会場。ふるさと市として、屋久杉製品や、屋久島のお菓子などの出店がある。表彰式では「星空と蛍の夕べ」で来島者の歓迎会があり、記念品が貰える。島の特産品の抽選会もあるようだ。
今年は、超チャレンジコース(35km)、大川の滝コース(20km)、足湯・滝めぐりコース(13km)の新たな三コースが加わって、二日間にわたり計8コースだ。屋久島町誕生の記念品として、それぞれのコース完歩者にはヤクシマシャクナゲの苗木のプレゼントがあるそうだ。
一番距離が短いのは、白谷雲水峡原生林トレッキングコース(5km)。大会期間中の写真コンテストもあるので、気軽に参加してみては。申し込み・問い合わせは、役場の超自然・屋久島ツーデーマーチ事務局(0997-43-5900)へ。

画像は、島内向けのチラシ。島外向けリーフレットはこちら(PDF形式)から。参加料は島内(500円)と島外(1000〜2000円)で異なる。差は、住民は地元に税金を払っていること、島外の方は宣伝費・記念品代込みの料金と理解すればよい(?)。ともかく、屋久島の大自然の中で、フィトンチッドを取り入れてリフレッシュはいかが。
5月15日に、永田集落のウミガメ観察会が始まる。31日には、観光協会主催のシャクナゲ登山もある。(島外の方は)今が一番過ごしやすい屋久島へ、お誘い合わせの上ぜひどうぞ。

関連情報:
≫屋久島町ホームページのイベント案内
関連記事:
≫第14回ツーデーマーチ(2)
≫第14回ツーデーマーチ(1)
≫緑の風ニュース:いなか浜のウミガメ観察会に参加して

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2008年05月02日

シロツメクサの思い出

宮之浦川畔宮之浦川の堤防沿いに、シロツメクサが咲いていた。別名クローバー。マメ科のシャジクソウ属の多年草。
子供のころ、シロツメクサで首飾りを作って遊んだことがある人もいるだろう。四つ葉のクローバーを探したこともきっとあると思う。幸運をもたらすと言われている四つ葉のクローバー。植物を相手にする遊びは、五感が培われ、とても楽しかったのを思い出す。
シロツメクサの花の甘い香りは、懐かしさと心地よさを漂わせていた。この日、宮之浦の堤防沿いにはひとっこ一人いない。平日の昼間だからかも。防波堤あたりで散策したら、風がさわやかですがすがしい。近くに宮之浦小学校や住宅が立ち並んでいるが、人の姿はなかった。

シロツメクサのリースそういえば、都会の川沿いにあるアパートやマンションなどは、リバーサイド○○とかいって客引きのアピールになっていたりする。私は、屋久島以外で不動産会社に勤めたことはないが、屋久島に来る以前からアパート・マンションの賃貸情報誌を見るのが好きだった。間取りとか家賃とか、見ているだけで面白いと思った。引越しには慣れていた。春になると引越しをしたい気分になるので、そんなに離れていない距離でも住処を変えたりもした。
アパートや借家などにはたくさん住んだので、今は持ち家が一番ホッとする。庭にシロツメクサが咲き、四つ葉のクローバーがあればいうことなし。

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posted by みー at 15:41| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月01日

宮之浦の噴水

宮之浦の街中にミニ噴水がある。銀行、居酒屋、住宅などが立ち並ぶ一角にある憩いの場。
宮之浦の街中
屋久島に来る前は、住むなら公園の近くがいいと思っていた。なぜなら、公園は開発されることがなさそうだし、緑がたくさんで広々していて、家の近くなら自分の庭感覚で散策できそうだから。
公園から遠かった頃は、休みの日になるともっぱら公園で過ごすことが楽しみであった。実に大勢の人々がいた。本を読んでいる人、お弁当を食べている人、昼寝をしている人、絵を描いている人、ウオーキングをしている人、ボール遊びをしている小さな子供。凝縮された緑の一角に集まってくるのは、人間ばかりでなく、植物も虫たちも土を求めてそこに居た。
しかし屋久島に移り住んでからは、そんなことは考えなくていいくらいの環境で、すっかり忘れていた。
ミニ噴水
宮之浦は屋久島の中でも一番の中心街なので、ここに住むとしたらやっぱり公園のそばがいいなと思い返した。小さな噴水からは水が湧き出て、立ち止まってくれる人を待っていた。

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posted by みー at 18:58| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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