毎年4月頃から始まるモジャコ漁(沖合いで流れている藻についているブリの子をすくい取る漁)が終了した後、モジャコに混じってすくいあげられたアジは、いけすの外を住処にし、モジャコのいけすがなくなった後も沖合いに出ず、うろうろと港内に群がって泳いでいる。体長4cmから5cmくらい。

そこへ釣り糸を垂れるのだからとても簡単に釣れる。釣り針が6本付いているので、時には6匹のアジが連なって釣り上げられる。
多いときはかなりの量が釣れる。地元ではこの釣りをアジンコ釣りと言って手軽に楽しんで釣るとの評判を聞き、早速行ってみた。

港の水中に、5cmから10cmくらいに育ったアジンコがたくさん居た。これ以上大きくなると沖合いに出て行って居なくなるらしい。
今までだったらこの時期はもう居なくなっているところだが、今年はまだ居るから楽しめると、釣り人たちの会話。毎日釣りに来ている人もいるとか。

釣り道具といえば、そこらにある竹を切ってきて市販の釣り針、釣り糸を括りつけ、小さな餌かごをつけて垂らすだけ。初めての人でも釣れてしまう。
飛び入りで行った私に釣竿を貸してくださる人がいて、ちょっとドキドキしながら釣竿を垂れてみた。

水面に入れると直ぐに引っかかる。まるで釣られるために待機しているようだ。釣堀みたい。
釣り糸が引っ張られる感じがしたのであげてみた。活きのいいアジンコが、水面から飛び出し空中を舞い上がった。バタバタ暴れるので、目を押さえてそっと針からはずす。

釣ったアジンコの内臓を出すのは、お腹の真ん中あたりを指でちょっと裂いて搾り出す簡単な方法だった。少し貰って帰り、家で唐揚げ(一匹のまま)にしたら、パリパリしてとてもおいしかった。この時期限定の初心者向けの釣りの穴場といったところだ。
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posted by みー at 08:09| 鹿児島 ☔|
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