
誰かの忘れ物だからもらってしまおうと思ってダツに見とれていると、おじさんが釣竿抱えてやってきて、「今日は大漁だったよ。運びきれないから何回かに分けて駐車場まで運んでいるよ。都会に住んでいる息子たちに送るんだよ。開いて塩をしてすぐに食べれるようにしてやるんだ」と言う。
栗生に住んでいるおじさんは、岩に腰掛けてタバコを吸い始めた。

年配の初対面の島の人と話すときには、集落と親の名前を聞かれることが多い。それは、親の名前を聞けばどこの誰かがわかるらしい。そういう理由からだった。
でも私は移住者なので、こちらに親や親戚は居ないと言うと、そこで話が終わる。これが私が島出身であれば、親の話からもっと広がって、日が暮れるまで話すことになったかもしれない。

栗生の海岸は、初対面の人とでもなんとなく話ができてしまうところだ。以前も、地元の釣りや散歩をしているおじさんと何度か話をしたことがある。地元のおじさんは気さくで話しやすい、というのが私の印象である。
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