2008年06月01日

ダツという魚

ダツダツという魚がいる。くちばしが細長くとがっている。栗生の青少年旅行村の海岸。白い白骨化したサンゴが打ち上げられている突き当りの海岸。岩場に大きいダツがのっかっていた。
誰かの忘れ物だからもらってしまおうと思ってダツに見とれていると、おじさんが釣竿抱えてやってきて、「今日は大漁だったよ。運びきれないから何回かに分けて駐車場まで運んでいるよ。都会に住んでいる息子たちに送るんだよ。開いて塩をしてすぐに食べれるようにしてやるんだ」と言う。
栗生に住んでいるおじさんは、岩に腰掛けてタバコを吸い始めた。

ダツおじさんの若いころの話や、世間話をした。おじさんは私に、「どこの集落に住んでいるのか、親の名前は?」と聞いた。
年配の初対面の島の人と話すときには、集落と親の名前を聞かれることが多い。それは、親の名前を聞けばどこの誰かがわかるらしい。そういう理由からだった。
でも私は移住者なので、こちらに親や親戚は居ないと言うと、そこで話が終わる。これが私が島出身であれば、親の話からもっと広がって、日が暮れるまで話すことになったかもしれない。

栗生のサンゴ海岸.jpg昔から釣りが大好きだったというおじさんの顔は、日焼けして健康そうであった。ちょっと話をしている間に、岩にのっかって口があいたままのダツが乾燥してきた。おじさんはあわててダツを大事そうに抱えて帰っていった。
栗生の海岸は、初対面の人とでもなんとなく話ができてしまうところだ。以前も、地元の釣りや散歩をしているおじさんと何度か話をしたことがある。地元のおじさんは気さくで話しやすい、というのが私の印象である。

関連記事:
≫栗生海のサンゴ
≫屋久島の魚

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posted by みー at 07:38| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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