
淀川登山口にはトイレ管理募金用の箱が置いてある。鹿児島銀行が大口の寄付をしてくれたそうだが、肝心なのは山に登るひとりひとりの心がけだろう。

ヤクシマシャクナゲの花の頃は6月末までは持たないようである。もう少し早く来れば、山の石楠花の盛りが見られただろうに残念。

がんばってまだ咲いている花と、散り行く花の対比がなんともいえない。石楠花はほとんど散って、山の主役を森の杉に譲った後。

淀川から下りる途中に、屋久杉の名木がいくつかある。ねじれ杉は、奇妙な自然の造形美。ポツポツの雨が時々強く降ってくる。

林道を通すときに切られる運命だった杉の命を、道路を迂回させて救った営林署の職員の名がついた川上杉。

推定樹齢約三千年の紀元杉は太さが8mを越える。近くに大きな切株が残っているが、よく切られずに永らえたもの。山の石楠花を見に来たつもりだったが、森の杉に元気をもらった。

ここからしばらく下るとヤクスギランド。機会があったらまた杉の森を見に来よう。
(ミナミ)
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