2008年08月14日

魚を研究する

都内某大学院生のMさん(27歳)は、いま安房に滞在し、魚類の調査をしている。
『亜熱帯域に位置する屋久島は、魚の種類が豊富なだけでなく、周囲が岩場に囲まれ、海岸のほとんどは固い岩礁域です。そこには、潮の満ち干きによって潮溜まり(タイドプール)がつくられます。
自分の研究テーマは、このような潮溜まりにどんな魚が、どのように生活しているのかを明らかにすることです。屋久島の中でも、春田浜の海岸は研究に適した潮溜まりが多く、ここを調査場所と決めました。
調査するMさん
海岸にあるいくつかの潮溜まりを選び、そこに生息している体長1〜10cmほどの小さな魚たちを調査しています。調査は、大潮と中潮周りのときの約一週間の間に毎月1回、シュノーケリングで行い、いくつかの潮溜まりの中の一定の範囲にいる魚の種類、大きさ、数を記録していきます。1日の平均作業時間は6時間です。
外からみると怪しげなので、顔を上げたときにちょうど海に来ている観光客や地元の方に「何をしているの?」といって話しかけられたりもします。
調査するMさん
潮溜まりは、外の海とは違い、大型の魚が存在せず、小型の魚たちにとって安全な場所であると同時に、日中に水温が40度近くなることもある過酷な環境でもあります。潮溜まりでみつけることのできる魚たちは、そこを選んで滞在しているものが大半なので(潮が引いた時にたまたまそこに取り残されてしまった魚もいる)、どうしてその場所を選ぶのか不思議なことはたくさんあります。
しかも、潮溜まりごとにその大きさ、温度、海藻の量なども違います。これらの条件は、魚たちにどのような影響を与えているのでしょうか?たかだか潮溜まりのことですが、疑問はつきません』

スジクモハゼ __PhotobyAM
潮溜まりの中には、良く見ると小さい魚がたくさん泳いでいる。イソハゼ、クモハゼ、スズメダイ、カエルウオの仲間などが多い。
Mさんは、5月に屋久島へ引っ越してきてから、あまりアウトドアの遊びはしないとか。しかしながら、しばしば島外から友達が来るので、そのときには屋久島の山、川、海を楽しむそうだ。調査のために外に出るとき以外は他の研究をしたりしている。Mさんの屋久島での滞在は、2年間を予定しているという。
(魚の写真はスジクモハゼ、Photo by AM)

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posted by みー at 08:30| 鹿児島 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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