2008年09月30日

屋久島高校の創立60周年募金

「屋久島高等学校と屋久島を愛する皆様への募金趣意書」のチラシが、町報と一緒に配布された。
鹿児島県立屋久島高等学校は創立60周年を迎えた。このたび記念事業などを計画し、屋久島高校発展のための援助基金の拡充、環境整備のため募金を募っている。目標額は一千万円という。
屋久島高校
屋久島高校は昭和23年、種子島高等学校分校として創設された。翌年の昭和24年に上屋久高等学校として独立。その後昭和26年に屋久島高等学校と改称された。その頃は定時制だったという。昭和32年に全日制の高校になった。
屋久島でただひとつの等校は宮之浦にあり、生徒はスクールバスで通学。卒業生は60年間に7000名を超える。現在、1学年3学級で普通科2学級、情報ビジネス科1学級。生徒数289名。
屋久島高校
40年位前に一湊から高校に通っていた方の話を伺った。「バスの本数が少なかったのと自家用車が少なかったので、通勤の人がバスを使っていたしバス代も高かった。そのため、宮之浦、楠川、小瀬田以外の地区から通うのは難しかったので、宮之浦に何十件かあった下宿や寮に入って高校へ通っていた。そのころは下宿代の方がバス代より安かったのだ。
徐々にバスの本数も増え、道も整備され、スクールバスも出るようになり、下宿などが自然と姿を消した。そのころ女性で高校へ進学する人は150人中10人ほどだった」
一湊から宮之浦までバスで40分もかかっていた時代だ。昔を振り返り懐かしい気持ちになる人が大勢いると思う。

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2008年09月29日

バレーボールチームあじさい

和やかなバレーボールチームがあるというので見学に行った。
月曜日の夜7時30分頃、安房中学校体育館にバレーボールチームあじさいのメンバーが次々集まってくる。早く来た人が道具を準備しネットを張る。シューズに履き替えた人から、掛け声をかけあいながらボールを追う。私の脳裏に「アタックナンバーワン」の曲がよぎった、歌いはしなかったが。昔ヒットしたテレビアニメ。
バレーボール
「あじさいチームは6年前に結成されました。バレーボール好きが約20人居ます。年齢は20代30代を中心にまちまちで、男女比は半々ずつです。皆さん仕事を持っていたりするので、20人のメンバーのうち集まるのは半分くらい。
皆で汗を流してバレーボールを楽しみます。屋久島では他に、このようなチームが何チームかあり、交流したり試合したりしています。バレーボールの好きな方、ぜひ見学に来てください。メンバー随時募集、見学大歓迎」と、安房在住の会長の泊さん(69歳)。
バレーボール
屋久島へ引っ越してきたばかりの富田さん(35歳)は、中学生の頃バレーボールをしていたそうで、見学に来て早速メンバーになった。「久しぶりにいい汗をかきました。会長さんは動きが機敏で若いですね。毎週月曜日が楽しみになりそうです」と語る。

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2008年09月28日

トーンのライブ

体験ログハウスに長期滞在中のTさん(64歳)のライブ・レポート。Tさんは今月いっぱいで屋久島を離れるが、当ブログにたくさんの記事を残してくれ感謝です。
トーンライブ1.jpg
『お食事処トーンで毎月第三土曜日に催されているライブに行ってみました。
本日のアーティストは、ガイドの仕事を終えて駆けつけてきた一湊在住のKさん。”2日連続の縄文杉ガイドで声出るかな?”と言いながら、7時から1時間くらいギターで引き語り。40代位のKさんはビートルズの曲を歌う。懐かしい。
トーンライブ2.jpg
お客さんは順次18人位集まり、皆食事をしながら聞き入っていた。8時ころからは、ギターの弾き語りの女性とフルートの男性がコンビで演奏した。息が合い上手だった。
トーンライブ3.jpg
ここが屋久島だということをしばし忘れさせてくれ楽しめました。屋久島は大自然の海山川で充分楽しめるが、たまには屋久島ライブも新鮮ですね。
明日はトーンから良く見えるモッチョム岳登山です。頂上から発声します!』

トーンライブ4.jpg

関連記事:
≫太忠岳登山
≫お気に入りの食事処トーン
≫電動自転車で島一周

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2008年09月27日

長峰神社大祭と掘り出し市

新聞の折込広告に、『長峰神社大祭日 第17回おたのしみ掘り出し市』のチラシが入り、行ってみた。長峰は、屋久島空港がある付近を言い、小瀬田から分かれた比較的新しい集落だ。
長峰神社
長峰生活館前広場で掘り出し市が行われたのは、秋分の日の9月23日。掘り出し市は、長峰神社の御神徳を仰ぎ、年に一度の例大祭の祝賀行事として始められた催しものだ。昨年は屋久島町の合併行事との関係で中止だった。
長峰バザー
この催しのテーマは、今年は特に農産物の島内流通。誰でも何でも持ち寄って売り買いできる自由市場。
長峰バザー
朝8時30分から大祭の神事があり、その後11時から掘り出し市が始まった。時間前に大勢の人が会場に詰めかけ、欲しい品物を売っているテントの前で並んで待ち構えていた。
長峰バザー
出店の品揃えは、しょうが、サトイモ、サツマイモなどの地元産野菜や、青森リンゴ、手作りお菓子、お好み焼き、日用品や家具のフリーマーケットなど。特にしょうが一袋満タン詰め500円のところは人が多かった。
長峰バザー
長峰婦人会の方々が作った長峰うどん。通常300円のところを先着300名様まで無料で配布。うどんコーナーには、子供からお年寄りまで列をなして並んでいた。生活館の畳の部屋で、早速うどんに舌鼓を打っている人たちがいた。
長峰バザー
この日は大変天気がよかったが、原地区に戻ってきたら大雨だった。

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2008年09月26日

パンとケーキの店ペイタ

尾之間の役場近くの『パンとケーキの店 ペイタ』では、喫茶コーナーもあってケーキとパンをその場で食べることができる。
ペイタ
ショートケーキ315円、モッチョムケーキ294円、トースト262円、ミックスサンド420円など。飲み物は、ブレンドコーヒー315円のほか、タンポポコーヒー525円のような珍しいものもある。
ペイタ
お店からモッチョム岳が見える。店内には屋久島関連の本が並んでいて、私が行った時は旅行者の女性たちでにぎわっていた。
ペイタ
ぶどうが上にのっている美味しいケーキとタンポポコーヒーをいただいた。タンポポコーヒーの味は不思議な味。この日、フランスパンと食パンがあった。菓子パンは売り切れでひとつもなかった。帰りに焼きたて食パンを買って帰った。
ペイタ
店名の由来は、平太と書いてペイタだそうだ。火、水は定休日。営業は9時から18時まで。

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2008年09月25日

ノマドカフェの人気メニュー

原(はるお)区在住のAさんから、お気に入りのノマドカフェに誘われた。年金暮らしのAさんはコーヒー好きで、原に最近できたノマドカフェのコーヒーが大好きだと言う。
ノマドCafe
「豆岳ブレンドというコーヒーがおいしいよ。ベーグルパンを使ったベーグルサンドは食べごたえがあるよ」とAさん。
飲み物はコーヒーのほか紅茶、グアバをはじめとする果物のジュースがある。ベーグルサンドは三種類で、スモークサンド、タンドリーチキンサンド、スモモ&クリームチーズサンドがある。もちもちした焼き立てのパンの間に、それぞれ具がはさまっていておいしかった。
ベーグルサンド
また、日替りスイーツが人気。
店内はおしゃれな感じで、ノート、ボールペンなどの小物も売っている。移住してこられた若いご夫婦経営のお店の隅々まで、お二人のセンスが光っている。旅行者だけでなく、年配の方や若者など、地元のお客もたくさん来てくれているとのこと。
ノマドCafeの店内
ノマドカフェのノマドとは遊牧民という意味だそうだ。

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2008年09月24日

ヤクスギランドのヤクシカ

ランドのヤクシカヤクスギランドの駐車場付近には、角のある人馴れしたヤクシカがいる。餌付けしているわけではないのに人懐っこく、カメラを向けるとおとなしく写させてくれる。
「かわいいかわいい」と、観光客がちやほやするので、気をよくしてカメラ目線になるヤクシカくん。カメラを持った人がまわりから居なくなると、おもむろに森のほうへ向かって歩き出した。
ヤクスギランドへ車で登ってくる間には、ヤクザルやヤクシカが道端に出てくる。サルはのんびりし毛づくろいしているものの、シカの方はシャッターチャンスが難しい。やっとヤクスギランドへ到着して人懐っこい一匹のヤクシカが出迎えてくれようものなら、カメラを向けずにはいられまい。

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2008年09月23日

太忠岳登山

体験ログハウスに長期滞在中のTさんのレポート。予定日に町営フェリー「太陽丸」の代用船(漁船)が時化で運航せず、口永良部島には行けなかったそうだ。替わりに登った太忠岳のことを書いてくれた。
ヤクスギ
『天気は良さそうだ!
ヤクスギランド入口から木道をユックリ屋久杉の巨大樹木、岩に根を張る大盆栽を楽しみながら歩く。太忠岳の登山道分岐点へ、谷に向かって倒れている樹齢2000年の巨大な蛇紋杉に出会う、わずか10年前の台風で倒れたそうだ。これも自然、倒木更新で新しい生命が育っている。
インディアン帽子の樹
ここから少し急な上り、心配していた登山道にはピンクリボンが目印として付けてあり道に迷うことはない。
小花山の森、天文の森をおいしい空気と水を感じながら歩く、苔の岩から流れ落ちる水を飲む、おいしい!大きな岩にインディアン帽子の様に樹木が生えている。
天柱石
急な斜面を登り巨大岩を廻り込む、ロープや梯子で登ると太忠岳、天柱石の足元に出た!上を見上げる!尖った先端が天空に突っ立っている!スゲ〜!〓38mあるそうだ。
さらに巨大な花崗岩テラスにロープでよじ登る、雲の切れ目に青い空、眼下に安房港チラッと見える。晴れていれば太平洋が一望の下に眺められるのに残念。でも、この景色で大感動!
太忠岳より
下山には気をつけて降り歩く。ヤクスギランドの樹齢1800年の老木仏陀杉に出会う。ありがとう!往復6時間の登山でした。大満足。感謝!!』


関連記事:
≫Tさんの宮之浦岳登山

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2008年09月22日

「サンゴ礁の世界」展を見に行って

安房の世界遺産センターで開催されている「覗いてみよう!サンゴ礁の世界」展を見に行った。内容は、サンゴ礁の生き物写真展とパネル展示。屋久島のサンゴ礁の写真が興味深かった。
世界遺産センター
今年は国際サンゴ礁年。サンゴ礁についての理解を深める普及啓発活動と多様な主体(企業・NGO・行政・研究者・市民等)が連携したサンゴ礁保全活動が行なわれている。
サンゴ礁の北限と言われる屋久島でも、春田浜での体験活動などさまざま行事があるとのこと。展示を見るだけでは面白くないと思う方は、現場の活動に参加するのがよいかもしれない。
国際サンゴ礁年展示
屋久島はきれいな海に恵まれ、熱帯魚やサンゴ礁がみられるなどダイビングや海中見学船の人気が高い。栗生や一湊など初心者からベテランまで楽しめるダイビングポイントも多数あり、エコツアーガイド業が盛んだ。地球温暖化の影響からか屋久島のサンゴにも白化現象が見られ、多くのガイドさんが国際サンゴ礁年に賛同し、活動に取り組んでいる。
国際サンゴ礁年展示
国際サンゴ礁年の展示の主催は環境省、環境文化財団と屋久島実行委員会。10月7日まで行なわれている(受付で聞いたら9日と言っていたが)ので、興味のある方は是非どうぞ。
≫「覗いてみようサンゴ礁の世界」 国際サンゴ礁年2008 in屋久島
(ミナミ)

関連記事:
≫志戸子の中馬さん

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町営住宅の抽選方法

原区の町営アパート町営住宅の申し込みと抽選方法が変わった。上半期(2月頃)と下半期(8月頃)の年二回のみ受付となり、申込者の収入などの資格審査をし、該当者に対して抽選会を行う。選ばれた人の名簿を作り、その後、町営住宅が空き次第、抽選で当たった人が名簿の順番で入居する。
なので、抽選で当たってもいつ空きが出るかわからないので待機するしかない。空きがすぐ出るとも限らない。今までと違い、一世帯一地区のみの抽選会にしか参加ができない。掛け持ちでいくつもの地区の抽選会に出ることができないのだ。

町営住宅は、以前から倍率が高く、入居したくてもできない人が少なくない。島外からの申し込みもできるが、屋久島町民のための住まいなので、入居したら住民票を移す必要がある。
また、単身者の入居できる地区、建物は限られる。単身でも入居できる地区は、宮之浦、安房、尾之間の町営住宅となっている。32uはあるので単身者でも充分な広さだが、風呂がないため温泉などを利用しなければならない。必要な場合は増築して自費で風呂を作ることができる。ただし、退出のとき基本的には取り壊して出なければならない。単身者用に家族で申し込むことももちろんできる。
地区によって入居希望者が多いところと少ないところがあるので、住みたい地区を限定している人でなければ、希望者が少ないところの抽選会に行くというのもひとつの方法ではあるが、空きがいつ出るかはわからない。
新しい制度になったので、島外から屋久島の町営住宅入居をお考えの方は、屋久島町役場建設課住宅管理係までお問い合わせを。
0997−43−5900

関連記事:
≫町営住宅の近況

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2008年09月21日

宮崎から屋久島へ

宮崎から屋久島の土地を視察にこられたM代さん(35歳)は、宮崎生まれの宮崎育ち。宮崎以外に住んだことがなく、一人暮らしもしたことがないと言う。地元で事務系の仕事をされているM代さんが屋久島へ移住することに決めた理由を伺ってみた。

M代さん「屋久島へは、12年前友達と旅行で来て知ってはいましたが、そのときは住むことなんて考えていませんでした。
ところが、今年の5月と7月に癒しを求めて屋久島に引き寄せられました。そのときに泊まった素泊まり民宿が、一人旅の人でも気軽に泊まれる雰囲気を持っていたので、自分だったらここをこうするとか、それぞれの民宿の持ち味のいいところをチョイスして民宿経営をしたいと思い始めました。
九州本土を旅行しているときは、一人旅では宿は泊まりづらく肩身の狭い思いをしていたからなおさらそう思いました。

本格的に移住を決意したのは7月なので、貯金もなくて土地を買える状態ではないですが、夢を持った以上は、2年後の土地購入に向けて猛烈に働くつもりです。実家の家族は土地を買うことにも賛成してくれています。土地を買った後は、借家を借りて2年間くらい屋久島に住んで地元の人と交流を深めてから、民宿を建てるつもりです。父にもそう言われているので。
女性一人で民宿経営は甘くはないと思いますが、夢を最初からあきらめることだけはしません」
と、語る笑顔のM代さんの決心は固いようだ。最近30代女性がパワフルに見える。

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2008年09月20日

トウガンの季節到来

屋久島でトウガン(冬瓜)が目につくようになった。なぜか支店事務所に置いてある。近所のカフェにも。スーパーにも。
トウガン(味徳で)
尾之間の味徳でおまかせ定食を頼んだら、トウガンのおひたしが出てきた。サッパリしておいしい。炒めものにしてもおいしいそうだ。
トウガンのおひたし
トウガンはウリ科の一年草。原産地は熱帯アジアまたはインドとされている。ウリ科の野菜や果物といえば、キュウリ、スイカ、カボチャ、ヒョウタン、ヘチマ、ユウガオ、ニガウリ(ゴーヤ)、メロンなど。夏の食卓におなじみのものばかり。
(ミナミ)

関連記事:
≫地元の食材を使って
≫トウガンも冷蔵庫に入らない
≫メールマガジン: タワシを食べるなんて

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モロヘイヤ

モロヘイヤは王様の野菜とも呼ばれ、古代エジプト伝説では王様の難病がモロヘヤスープで治ったそうだ。しかし、実と花は毒があるので注意。
モロヘイヤ
葉っぱはさっと湯がいておひたしや味噌汁に。ネバネバがあるが食べやすい。ミネラル、ビタミン、カルシウム、カロチンなどを含み栄養価も高い。外食する機会が多い人など野菜不足になりやすい人にお勧め。
モロヘイヤ
ほとんど害虫が付かないので育てやすく暑さにも強い夏の野菜。

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2008年09月19日

果物の旬

屋久島は台風一過、よい天気だ。これから台風が通る地域は大変と思いますが。
パインの若木.jpg
当社の名前「屋久島パイン」の由来をときどき聞かれる。中には「パインを売っていますか?」との問い合わせも。先日は、わざわざ当社まで買いに来られた観光客がいた。近くのリサーチパーク(再開している)をご紹介したが・・・。
先々代の社長が屋久島でパイナップルの栽培投資を始めてこの名前となったが、沖縄返還などでパイン栽培は成り立たなくなり、当社は不動産業に転じたわけだ。
島バナナ1.jpg
今年の夏は蒸し暑く、バナナがよくできていると島の人が言う。台風で傷む前に収穫する場合もある。
島バナナ2.jpg
島バナナは青いうちに枝ごと切って吊るしておくと甘くなる。もちろん、もがずに完熟させたらもっと甘い。今年のバナナは実が詰まっておいしい。
パパイア1.jpg
パパイヤの成りも良いそうだ。青いうちに取る「野菜パパイヤ」は食材として使われる。沖縄料理のパパイヤチャンプルは有名。
パパイア2.jpg
ほかにもドラゴンフルーツやグアバなど、屋久島の果物は豊富。旬を味わえるうれしい季節である。
タンカン.jpg
ポンカン・タンカンが、続いて出番を待っている。鮮やかなオレンジ色のトキワカンゾウ(常葉萱草)が、道路沿いに満開だ。食用花として有用とフィールド情報センターさんのブログにあった。
トキワカンゾウ.jpg
昨日は集落ごとに停電があったり無かったり、停電の時間の長さも異なるなど、台風の影響に違いがあった。台風のときは、家族で静かに過ごすか焼酎を飲むか、とにかくじっとしているしかないと知った。
台風が去っても次の日は、家の破損箇所の見回りや倒れた木の片付けなど後始末で島中が忙しい。白谷雲水峡線やヤクスギランド線など県道の一部は、倒木処理で今日も通行止めが続いている。
(ミナミ)

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2008年09月18日

台風13号で原は停電

台風13号が屋久島の西から東へ移動中である。台湾付近に何日も停滞していたが、やっと普通の台風らしくなってきた。一時は熱帯低気圧に格下げになりそうだったが、東へ動きながら勢いとスピードを増した。
台風13号で倒れた木
今日は空も海もすべての便が欠航。台風は朝、屋久島の西方200kmの位置だった(戦艦大和の沈没している辺り)。昼ごろになると、瞬間最大風速35km/hの時々強い風が吹く。県道一面に、飛ばされた木の枝や葉っぱが散らばっている。20km程度の強風にあおられるとバナナの葉っぱがスダレ状態になると地元の人が言う。
食堂やレストランは朝から休業のところが多かった。遅くなるとお店も閉まってしまい夕食が手に入らない危険があるので、尾之間のスーパーへ買い物に行った。街中でバナナの木が倒れていた。強い雨でJRホテル付近を走る車の影が見えなくなる。
台風13号
到来のJRホテル
午後2時前に原(はるお)の当社は停電になった。両隣の麦生と尾之間は停電になっていないと聞いた。集落のスピーカーが何か放送していたので、電気設備の故障とかあったのかもしれない。
いまのところ私はほとんど都会の生活を屋久島に持ち込んでいるので、電気製品が使えないのはつらい。ケータイだけは大丈夫だが、パソコンもテレビも電話も、情報機器はほとんどダメだ。ノートPCのバッテリーが壊れているのが恨めしい。欠航で新聞は来ないし、暗くなると本も読めない。電気がないと何も出来ない。
台風13号の強風
停電になったらどうあがいてもダメだとわかった。なので、まだ電気が通じているという麦生の友人の家に避難して、いまブログをアップしている。台風13号は、午後5時には種子島近くまで移動したそうだ。
(ミナミ)

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上田さんの敬老祝賀会

原区在住の上田さん夫妻は、15日に行われた敬老祝賀会に出席したそうだ。上田さん78歳、奥さん76歳。

原区の敬老祝賀会「11時から14時半ころまで敬老祝賀会に行ってきたよ。原区公民館に、75歳以上の人たちが集まって、豪華な折り詰め弁当を食べながらビールを飲んだよ。総勢45人で記念写真を撮って、そのあとは婦人会や子供たちが踊りや歌を披露してくれ、われわれ老人は舞台を見て楽しんだよ。
三年前まで敬老会は70歳以上だったが、今は75歳以上。原区で最高齢は95歳の人じゃ。わしの長生きの秘訣は、体を動かして汗をかくこととパソコンをすること」と話す上田さん。
「デジカメに他の写真がたくさん入っていて数枚しか写せなかったよ。写真はないけど、最後にわしも舞台に上がって踊ったり会場に向かって飴玉をなげたりして羽目をはずしたんじゃ。はっはっはっ」

写真は、上田さんのデジカメを友達に頼んで写してもらったもの。2列目の右から4番目がひげの上田さん。なぜかその隣に並んでいるのは奥さんではなく違う女性。奥さんは最前列の左から4番目。

追記:
屋久島では、集落ごとに敬老の日の行事が盛大に行なわれる。お年寄りを大切にする田舎の良さが残っているのだ。65歳以上が人口の半分を超えると「限界集落」と言われるが、屋久島の西半分はその一歩手前だ。
関連記事:
≫78歳でブログを作る

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2008年09月17日

お気に入りの食事処トーン

体験ログハウスに長期滞在中のTさんの第三話。尾之間の県道沿いに、Tさんお気に入りのお食事処『トーン』がある。
お食事処トーン
「トーンはモッチョム岳が見えるし、食事を頼めばコーヒーが無料で何杯でもおかわりできるのがいいですね。(11時から14時までお食事の場合)しかも、屋久島に関する本がたくさん置いてあり、観光客にもいいんじゃないかな。ここでゆっくり食事を楽しみ、コーヒーを飲みながら本を読んでる時間が最高です。
今ログハウスで自炊をしていますが、刺身ばかり食べているので、たまには自分で作れない揚げ物なんかをよく注文します。カツ丼、カツカレー、ラーメンもおいしいですよ。次はスパゲッティも食べたいな。
トーンの定食
でも屋久島は、水曜日が定休のお店が多くて、先日の水曜日なんかどこへ行っても休みで参りました。休みはバラバラにしてもらいたいですねー(笑)」

海鮮丼750円、から揚げ定食850円など、トーンは手軽な金額のメニューがたくさんある。営業時間は11時〜20時30分(ラストオーダーは20時)。定休日は水曜。
トーン店内
トーンでは、毎月第3土曜日にライブがあり、その日によってミュージシャンが異なる。普通に食事やお茶を飲みに行ってライブが聴けるのだ。ライブのチャージは無料。「9月20日が楽しみ」と、いまからワクワクのTさん。

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2008年09月16日

里の秋風景

今年初めての台風が近づいている。早ければ今日にも屋久島を直撃すると言われていたが、台湾付近にずっと停まっていて、おかげで屋久島のブログ(たくさんある)で毎日、台風関連の話しが載っていた。
山ぶどう
台風も屋久島の風物詩のひとつだが、このところ里を歩くとさまざまな秋風景に出会えるのがうれしい。
山ぶどう
山ぶどうが色づいて食べごろだ。酸っぱくて、子どものころ野山で遊んだ記憶を呼び戻す。自然の植物の中には食べられるのと食べられないのとあるので、地元の人に聞くのが無難。
カヤツリ草
安房の神社前の空き地に、カヤツリ草の群落があった。線香花火のような姿をしているので「草花火」とも呼ばれる。生れ故郷の悪ガキどもとむしって遊んだ昔がなつかしい。
カヤツリ草
13号台風は、一旦中国に向かい、また台湾に引き返し停滞している。中国に嫌われたのか、よほど台湾が好きなのかと、屋久島の人々は冗談を言いながらも、窓や屋根の補強をしたり台風対策に余念がない。明後日18日か19日に本当に来そうになっているからだ。
(ミナミ)

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ヘリコプターで訓練中

昨日に続き第二話。ログハウス滞在中のTさんは、9月11日11時頃、ヘリコプターのプロペラの音がするので外に出てみたそうだ。
ヘリコプター訓練
「最初は誰か遭難でもしたのかなと思いました。でも、何度も何度も同じところを行き来しているので訓練だとわかりました。早速、原地区の港近くのヘリポートに行ってみました。
県警の人たちが、かわるがわるヘリコプターからロープを下ろして、訓練の人を吊り上げてヘリコプターに乗せていました。そして海のほうをぐるっとまわって、又ヘリポートの戻ってきて、今度は下ろす訓練をしていました。
ヘリコプター訓練
こんな風の強い日に、ぴたっとヘリコプターを停止するのには感動しました。見事なものです。いざというとき遭難者を救助するのでしょう。見学に行ったのは私を含めて3人ほど。一般公開していないので、音を聞きつけて見に来た人がいるくらいでしょうか」

Tさんに聞いてわたしも見に行ったが、ちょうど訓練が終わったところだった。なんてタイミング悪いんだろう。そう言えば、ずっと前もこのような訓練があったとき、見に行ったとたんに終了していたっけ。

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2008年09月15日

Tさんの宮之浦岳登山

当社の体験ログハウスに長期滞在中のTさん(64歳)から伺った話しを、3回続けてお届けする。最初は、登山レポート。

宮之浦岳「晴れていれば360度見渡せます。地球が丸いって実感できますよ」と、エコツアーガイドさん言われたTさんは、9月10日、初めての宮之浦岳登山を味わった。
「ちょうどその日は残念ながら、曇っていました。それでも大感動。私をガイドしてくれたのが、救助隊の副隊長の地元出身のガイドさんで、植物の説明も詳しくしてくれて良かったです。やっぱり専門家に連れて行ってもらうのは、いいですね。

宮之浦岳よりの眺め私を含めて5人のメンバーで登りました。宮之浦岳は、朝6時に登り始めて、行きが5時間、帰りが5時間でちょうど標準的な時間で、行って帰ってこれました。まだまだ私の体力も捨てたものではありません。登れるうちに登っておきたかったし。何でもそうですが、できるときにやっておくと後悔がないです。若いころ縄文杉に登りましたが、宮之浦岳のほうがきつかったです。
登るときは確かにきついですが、降りるときもまた足がよろめいて意外と下りずらいんですよ。帰りは気が緩むことがありますが、下りこそ気を抜かないで降りてくださいね」

屋久島での滞在期間を毎日有意義に過ごされているTさん、今度は口永良部島へ渡るとか。
(写真は、以前別の方から貰ったもの)

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2008年09月14日

焼酎好きの人

焼酎の瓶詰め工程無色透明の焼酎は、水やお湯で割ったときに見た目では濃さがわからない。焼酎好きは原液でもいけるというが、希釈したほうがたくさん飲めるし体にやさしいという人もいる。
私の友達の女性で、アルコール類全般に強い人がいる。見た目とは裏腹にかなり飲む。焼酎はもちろんのことだが、日本酒やワインも大好きなのだ。

鹿児島の名産焼酎ある日、彼女の男友達が風邪を引いて寝込んだそうだ。彼女は風邪が早くよくなるように、玉子酒を作ってその友達に差し入れしたそうだ。
後で聞いた話だが、その友達は一気に玉子酒を飲んだ後苦しくなって体調が悪くなって死ぬ目にあったそうだ。下戸だったのだ。運良く今では風邪も治り元気に暮らしている。
急性アルコール中毒は怖い。皆さん、飲みすぎに注意し楽しく飲みましょう。

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2008年09月13日

焼酎工場に勤めるSさん

3年前、千葉県から屋久島に移住したSさん(54歳)。平内地区に住み、3年前から焼酎工場に勤めている。
安房の焼酎工場
「面接の倍率が高かったので、だめもとで面接を受けたら、ありがたいことに受かってしまいました。今は毎日楽しく働いています。仕事のほかに借家経営もしているので、収入は安定しています。焼酎は大好きで毎日飲みます。もちろん、勤め先の本坊酒造をひいきにしています」とSさん。
焼酎工場のSさん
Sさんは、地域の消防団に所属するなど地域に溶け込んで暮らしている。平内の広々した自宅から海が目の前ということもあり、休日にはダイビングや釣りを楽しむ。Sさんはただいま彼女を募集中である。
自宅のSさん
本日発行のメールマガジンは、屋久島の焼酎工場の話し。メルマガ本文はこちらから・・・

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2008年09月12日

一年経った「豆風庵」

おいしいレストラン・食堂シリーズ、4回目の最後。
豆風庵
尾之間の県道沿いに、コンビニ、レストラン、豆腐店と、建物が並んでいる。レストラン「豆風庵」ができて一年ちょと経った。
豆風庵
豆風庵は、手作りうどんと手作り豆腐が主役のお店。うどんと豆腐の材料は、国産を使っているという。うどんや豆腐を使ったメニューが揃っている。
豆腐カツ定食(850円)という変わったメニューもある。単品で、ざる豆腐(500円)や豆腐レアチーズケーキ(380円)もとてもおいしく、おすすめだ。
豆風庵
ここのお店は、山側の景色を楽しめるように店内のつくりは山側を一段高くしてあり、モッチョム岳を望めるようになっている。店内はバリアフリーになっており、トイレの蓋が自動で開くのも初めての人には驚きだ。
豆風庵
この日はたくさんの観光客でにぎわっていた。
営業時間は11:30〜15:00と18:00〜21:30。

関連記事:
≫尾之間にビアガーデン
≫尾之間にお店が三つオープン

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温泉そばの海泉茶屋

海中温泉の近くにある喫茶『海泉茶屋』には、面白い名前のメニューがある。
海泉茶屋
「わがままかつこ」は、鶏のから揚げとエビフライの定食、「かつこ」はメンチカツとエビフライの定食、「よしこ」はミニハンバーグとエビフライの定食。
海鮮茶屋
いずれも野菜がたっぷり付いて、飲み物とデザート付きで1000円。他にも洋食メニューがあり、手作りでおいしい。(普通の名前のメニューもある。メンチカツ定食800円など)
海鮮茶屋
男性客は、なぜか「かつこ」や「よしこ」に興味が湧くらしい。店内の壁には、誰が書いたのか海泉茶屋のお店の絵が飾られていた。お店の海手にはバンガローもあり、観光客でにぎわう。
海泉茶屋の営業時間は11時〜14時。

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2008年09月11日

「ハイビスカス」がオープン

小瀬田地区に、カレー茶房『ハイビスカス』がオープンした。
カレー茶房ハイビスカス
安房方面から行くと空港の手前、県道沿い右側にある新しいお店だ。庭には芝生が敷かれ広々しているので、ゆったりとした気分で食事やお茶が楽しめる。
日替りカレーランチ780円がお勧め。飲み物の種類は豊富。デザートセットは680円と780円がある。この日は満席で、オーナーは大忙しであった。
カレー茶房ハイビスカス
「お店の名前は、なかなか気に入ったものが決まらなくて、困っていました。一息ついていたとき、庭のハイビスカスが風にゆれているのを見てハイビスカスにしようと、行き当たりばったりで決めてしまいました。あんまり考えすぎないで決めた名前のほうがいいのかもしれませんね」とオーナー。
建築中のカレー茶房
営業時間 11時〜17時、休みは不定。
TEL 0997−43−5195

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2008年09月10日

鮨、居酒屋しょうあん

さて、今日から続けて4回、屋久島のおいしいレストラン・食堂をご紹介する。
西川成昭さん
『鮨、居酒屋しょうあん』のオーナーの西川成昭さん(41歳)は、屋久島生まれの屋久島育ち。小学生のころから料理を作るのが好きで、自分の誕生会の料理を作って母親を驚かせたこともあるとか。地元の中学校を卒業し、将来居酒屋をするのが夢で調理の道へ進んだという。
安房の街のしょうあん
調理学校を出てしばらく鹿児島市のホテルで働いたあと、20歳から4年間ドイツに住んで、日本食レストランで寿司や日本食を修行。
「ドイツでは言葉は自然に覚えました。味は、言葉が通じなくても通じますからね」と西川さん。帰国した後は、惣菜屋経営やホテルやレストラン勤務を経て、2年前長年の夢であった自分のお店を持つことになった。
しょうあん店内
居酒屋しょうあんは、安房の繁華街にあり、メイン道路からちょっと奥まったところにあるため目に付きづらいが、地元の人なら大抵知っていて穴場になっている。若い人から年配の人まで幅広い客層に評判が良い。観光客にもひそかな人気。
トビウオのつきあげと亀の手の塩茹で
西川さんのおすすめメニューは、トンソク、亀の手の塩茹で、トビウオの唐揚げ、地元魚の刺身盛り合わせ(首折れサバ、水イカ、アカバラなど)、トビウオのつきあげ、キビナゴの唐揚げ、海鮮太巻き。他にも、地元の食材を使ったおいしいメニューが多数。
刺身盛り合わせとトビウオの唐揚げ
営業時間は夜7時から1時まで。35席プラス宴会場あり。日曜日定休。
090−1192−9885

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2008年09月09日

『アニミズムという希望』イベント案内

山尾三省生誕70年祭チラシ屋久島を語るとき忘れてならない山尾三省さん。没して7年。今年も命日の8月28日に、白川山集落のやまびこ館で「三省忌」が行なわれた。その場で参加を呼びかけられたのが、生誕70年を記念して企画されたイベント『アニミズムという希望』だ。10月11日、東京で行なわれる。タイトルは、沖縄の大学での講演録から。
午後2時から夜8時までたっぷり、三省さんの世界に浸ることができる。チケットはまだ残っているそうなので、都合のつく方はぜひどうぞ。 (ミナミ)

■イベントのお知らせ
山尾三省 生誕70年祭  『アニミズムという希望』
―あなたの詩が、言葉が、世界の宝となる―

リレートーク 長本光男・加藤行衛・兵頭昌明ほか
シンポジウム 今福龍太・鎌田東ニ・田口ランディ・長屋のりこ
三省の詩を歌う 眞理ヨシコ・李政美・長沢哲夫・内田ボブ・松井智恵・山本純・じゅごん

【日 時】 2008年10月11日(土) 14:00〜20:00
【場 所】 東京お茶の水・全電通ホール
【入場料】 前売2500円/当日3000円 
【主 催】 山尾三省生誕70年祭実行委員会
【後 援】 山尾三省記念会
【お問い合わせ先】 野草社(TEL 03-3815-1701)ほか
≫イベント告知チラシ(PDFファイル)
≫ご案内文(PDFファイル)

■参考ホームページ
緑の風ブログ 8回目の三省忌
http://iju.jp/midorinokaze/wp/archives/121
礒邉自適 山尾三省を偲ぶ
http://moon.ap.teacup.com/20060830/

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白谷紀行〜屋久杉とヤクシカの森を散策

携帯で読んでくれている方にはごめんなさい。文章が長くて見づらいでしょう。写真だけでも追ってください。
二代くぐり杉
帰路は下りだけなので楽、と思ったのは早とちりだった。原生林歩道は、アップダウンが続く歩き応えのあるトレッキングコースだ。名前の通り、原始の森の雰囲気をたっぷりと味わえる。私は、たくさんのヤクシカに出会えてうれしかった。
二代くぐり杉
二代くぐり杉は小型のウィルソン株のよう。中から見上げると、ハート型はしてなかったが、森を通して何かを感じることができるかも。
屋久杉伐採は昭和30年代にピークを迎え、やがて反対運動が起こったことと大木をほとんど伐りつくしたので終了した。人間が森に手を加えた歴史の名残が、そこかしこにある。
びびんこ杉
もののけ姫の森だけでなく雲水峡全体に苔に被われた屋久杉の切株がいくつもあり、それがなんともいえない雰囲気をかもし出しているから、これだけ人気があるのかしれない。名前に「二代」とつく杉が多いが、切株から二代目が生えて巨木になったもの。白谷は里に近く比較的早い時期に伐られたので、二代目も大きく育ったのだろうか。
沢筋のヤクシカ
雨の日は危険と前に書いたが、白谷雲水峡のトレッキングコースは大きな沢を渡るところが数箇所ある。橋は架かっていない。増水の規模によっては間違いなく渡れない。遭難に要注意だ。
悪天候でなければ、清らかな沢の水は喉を潤し疲れを吹き飛ばしてくれる。そう言えば、太鼓岩からの下りで大笑いした膝がなぜ治ったか答えてなかった。深呼吸して直ったのだ。森の気を体に取り入れたら、不思議だけれど楽になったのだ。
沢筋のヤクシカ
いつのまにか沢の大岩の影から、大きなオスのヤクシカが姿を覗かせた。角も立派。貫禄がある。写真を撮る私を見ても動じない。シカもサルも屋久島の一部だ。どちらも増えすぎて食害が広がっているが、それは人間の側から見てのことなのだ。
大きなヤクシカのオス
沢を渡ると、三本足で踏ん張っている杉があった。その近くに、杉でこしらえた長椅子が沢を背にして据えられていた。勝手にお気に入りの場所に登録させてもらった。誰にも断らずに悪いけれど。
あ、遊歩道の入口で300円払ったから、その分は楽しんでいいかも。さっきのヤクシカも好きにしろと言っていたような気がする。
三本足杉
白谷雲水峡は林野庁指定の自然休養林。森林で余暇を楽しむために、全国の国有林の中から選ばれた「屋久島レクレーションの森」。屋久島には、自然休養林がここ白谷地区と荒川地区(ヤクスギランド)、大川の滝地区の三箇所ある。
杉の椅子
前回来島したとき、これからは山にも登ろうと思ったのだ。最初の山行には太鼓岩を選んだ。奥岳に比べ前岳はアプローチが短いので登りやすいだろうと。愛子岳やモッチョム岳は急峻できついことが良く知られている。時間も結構かかりそう。次は太忠岳にしようか。
二代大杉
屋久島で一番高い所へはいつ行けるだろうか。屋久島は大きな島だ。山も奥深い。生半可な姿勢では事故を起こす。九州で一番高い宮之浦岳(標高1936m)など1500〜2000メートル級の山々が連なる。登山には、しっかりした服装・装備の準備が要る。
その前に、中年太りのお腹を引っ込めようか。体が重いと山登りもつらい。山に登ればお腹も引っ込むと他人(ひと)は言うが、どっちが先かな。
マムシ草
今後も山行したときは記したいと思う。そう度々は時間がないだろうし、山も荒らしたくないので本当にたまにだろうが。
最近の新聞に、トイレ募金が思ったほど集らず経費をかけて人力で下ろせないので糞尿を山中に埋めているとあった。自然の道理から言えば、多勢が入れば山は荒れる。今の縄文杉の痩せた姿を昔の写真と比べるにつけ、屋久島の一部では自然の復元力の範囲を超えてしまったという意見に説得力を感じる。島面積の四分の三を占める国有林を管理する森林管理署や町など行政当局は、有効な手立てを講じているのだろうか。
水力発電
白谷の森はたまにでもいいから訪れたい場所と改めて思った。縄文杉も一生に一度でいいから会いに行きたいと思っているが、屋久島の観光を一極集中から分散型に変えていくため努力している先人たちのご苦労を伝えるのが先決なので、いつになるかはわからない。
吊橋付近のヤクシカ
歩道脇のマムシ草が色づく秋はもうすぐそこだ。吊り橋のたもとで立派な角をしたヤクシカが出迎えてくれた。今回の白谷紀行は、この吊橋が始点で終点。
(ミナミ)

関連記事:
≫白谷紀行〜もののけ姫の森から太鼓岩へ
≫遭難救助に遭遇
≫山のトイレ
≫座っているシカ

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2008年09月08日

白谷紀行〜もののけ姫の森から太鼓岩へ

白谷雲水峡駐車場などのある白谷広場から遊歩道を10分ほど上ったところに、さつき吊橋がある。鉄とコンクリでガッチリ作られているので揺れない。前に来たときはここまでだった。歩道が整備されていて歩きやすいのだ。
吊り橋
今回の白谷紀行はここからスタート。吊り橋を渡って楠川歩道を進み、まっすぐ太鼓岩まで登るつもりだ。
吊り橋を渡らず白谷川の左岸をそのまま行くのは原生林歩道。帰りのコースの予定とする。ついでだが、遊歩道入口から吊り橋の手前まで、弥生杉を周回するのが弥生歩道。
白谷川
白谷雲水峡の魅力は、水の清らかさ、豊富さと、苔で被われた大地の静かさ、森の奥深さ、神秘的な雰囲気など、地球の生命を実感できること。早速、ヤクシカの若いオスに出会った。
ヤクシカの若いオス
もう一頭現れ、食事したりじゃれあっているうち戦いの姿勢に。熱心に写真を撮っていたら、通りがかりの人たちも同じことをする。日曜だったせいか、ガイドさんの率いるエコツアーも多かった。
ヤクシカ
楠川歩道は、緩やかな上りが続き歩きやすい。くぐり杉、七本杉など名前の付いた屋久杉の巨木が、時々出迎えてくれる。途中には、避難小屋としても使われる白谷小屋がある。
楠川歩道
私が歩いた太鼓岩〜原生林コースは往復5時間とパンフレットにあった。今回8時間かかっているので、超スローペースだ。上りは若い人にガンガン抜かれたが、歳のせいではなく写真をたくさん撮ったからとしてください。こんなに長い時間山歩きするのは、実に30年ぶりだ。
くぐり杉
高校生のとき山岳部に入っていたので、山を舐めると酷い目にあうのは良く知っているつもりだ。神奈川の高校で丹沢がホームグラウンドだった。丹沢山塊は東京から近く、清流が多いので知られている。最高峰は1673mの蛭が岳。表尾根トレッキングと沢登りが人気。
滝など岩場を昇る沢登りは危険なので、高校では禁止。それを部員が登って事故を起こし活動休止に。山岳部にはたくさんの思い出がある。
七本杉
山岳部に入って最初に買ったのが靴。当時は高かったが、大事な足を守ってくれる丈夫な登山靴は山歩きに必須なのだ。足元を見るという言い方があるが山も同じ。履物で登山者の力を測ることができる。
いまでは岩登り用やトレッキング用など用途別のシュウズが出回り、とても便利になったと思う。重い革靴も新素材で軽くなった。屋久島で一番高いところまで行こうと思ったとき、だからまず靴を買った。
もののけ姫の森
初めて味わうもののけ姫の森の雰囲気だったが、確かに神秘的な感じがした。ここから辻峠までの歩道が最高、と言われるのはうなづける。
スポットライトのような陽の光を浴びた一隅に、大きなヤクシカが現れたときはびっくりした。ここは想像力を掻き立てる森だと思った。エコツアーガイドさんの腕の振るいどころなのだろう、多分。
ヤクシカのメス
標高1050mの太鼓岩まで、辻峠から最後の70mがきつい。約600mの白谷広場からここまではだらだら上りで楽だった。辻峠から荒川側へ下っていくと縄文杉へ続くトロッコ道へ出るそうだが、それはいつか行けたらと。
辻峠
「太鼓岩は花崗岩の巨岩。 天気が良ければ眼下に小杉谷周辺、安房川がよく見え、奥に太忠岳、安房岳、翁岳、栗生岳、宮之浦岳などを望むことが出来る」と案内サイトにある。まさしくその通りだった。 奥岳の頂に雲がかかって、山々の区別がはっきりしなかったことを除けばだ。屋久島の深い谷は吸い込まれそうでとても美しかった。
太鼓岩
巨岩のテラスは満員状態。さっさとお弁当を食べて、次のグループに席を譲らなければならない。
「こちらは警察の救助隊です。上から良く見えるので合図してください」と、拡声器の音声と爆音が聞こえてきた。遭難者の存在を思い出す。太鼓岩の上からは、救助の県警ヘリコプターが間近に見えた。
県警ヘリコプター
峠までの下りは上りよりきつかった。足ががくがく、何十年ぶりかで膝が大笑い。でもあることをしたら、不思議と直った。それは、明日また。
(ミナミ)

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2008年09月07日

遭難救助に遭遇

(しばらくミナミの記事が続きます)
ちょうど一週間前のこと、思い立って太鼓岩に登った。
安房川から北の空を望む
私が屋久島に来るようになってから二年になろうとしている。屋久島で山遊びや海遊びをしないのはもったいないとよく言われる。私にとっても癒しの屋久島だけれど、来るたびに用事がたくさんあって、のんびり過ごしたことはなかった。広い屋久島を車であちこち行って写真はたくさん撮ったが、歩いて山に登ってないし、海にも行っていない。たまにはオフも悪くない。
白谷峡から宮之浦を望む
この日、島南部の里の天気は快晴。青色の空には秋模様の雲。安房川の辺りから北部を見ると、水平にたなびく山型をした面白い形の雲があった。これはたぶん吉凶の印。
目的地の太鼓岩は、もののけ姫の森で知られる白谷雲水峡の頂上だ。登山口の駐車場までは、宮之浦の街から車で約30分。
工事中の白谷峡道路
県道白谷雲水峡線は広い二車線の立派な道路。上のほうはまだ拡幅工事中だが、大型バスは十分通れる。2006年に来たときはずっと下のほうで工事していた。道路脇にヤクシカの姿を見かけたものだが、いまはコンクリとアスファルトで固めてしまったのでシカの出る幕はなさそう。便利になったが自然のままが消えて残念だ。不必要な公共工事と反対する声もあるが、行政は交通安全のためにと工事を続けている。
白谷峡の遭難捜索隊
白谷雲水峡駐車場に着き登山靴に履き替えていると、パトカーが2台到着。辺りがざわざわして来た。登山口の案内所付近に人だかりがしている。屋久島の町長さんの姿も。遭難があったらしい。日高町長に話しを伺うと、昨日(8/30)白谷に上った49歳男性が戻ってこない。昨日は山に雨が降っていたので、遭難者の安否が気遣われるとのこと。
白谷峡の遭難捜索隊
家族三人が途中で二組に分かれ、男性はそのまま進み、妻・子は下山して荒川口で落ち合おうとしたが会えなかったという。あとで新聞を見て経過がわかったが、その時は情報が交錯していて登山ルートなどは不明のようだった。
警察・消防・役場職員などで構成された救助隊が、いくつかの班に分かれて捜索を行う。トレッキングコースが分岐する地点で、遭難した本人からここに居ると電話があったらしく、捜索隊が登山客にそれらしき人とすれ違わなかったかを尋ねていた。
捜索する県警ヘリコプター
朝7時から出張る捜索隊も大変だが、本人はもっとつらいだろう。下山ルートがわからず不安でたまらないのではなかろうか。屋久島の山は深い。簡単なハイキングコースと思われがちな白谷雲水峡でも、登山道を一歩外れると方角はわからなくなるし、至る所に沢があって危険なのだ。
私が太鼓岩まで登ったとき、上空に県警のヘリコプターが現れた。雲が下りてきているので、ヘリコプターも低い高度を飛んで遭難者を探している。「上からよく見えるので遭難した人は合図してください」と、スピーカーで大音量を流しながら。
白谷雲水峡駐車場
下山して午後3時に駐車場到着。朝いたパトカーの姿はなかったが(上は朝の駐車場の写真)、捜索隊はトランシーバーで連絡を取ったりと忙しそうだった。この日遭難者は見つからなかった。新聞によれば、25人体制の救助隊を翌9月1日は30人体制に増やし捜索が続けられたのだ。
結局、1日夕、49歳男性は救助された。白谷雲水峡を二晩さ迷い、弥生杉付近に居るところを発見された。次の写真は、遭難者が泊まったかもしれないと言われた白谷小屋。
白谷小屋
本当に無事でなによりだった。遭難のニュースは島中の知るところで、皆が見つかって良かったと言っていた。
屋久島で山岳遭難の事故は少なくない。町のホームページに遭難事故の記録が掲載してあるくらいだ。天候が悪くなるとガイドが一緒のときでも遭難があると聞く。晴れていれば白谷は難しい山ではないが、今回ガイドは付いていなかった。雨が降り出したら下山を急がなければならなかった。
多大な迷惑をかけた人には反省してもらわなければならないが、屋久島ではそれほど非難する意見を聞かなかった。地元の人々の無事でよかったという遭難者をいたわる声のうしろに、本当の気持ちは隠されている。山の怖さを知らない人は、自然を怖れて暮らす島人の心を知るべきと思った。
太鼓岩登山については明日の記事で。
(ミナミ)

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2008年09月06日

その後のホテルあかつき

6月3日に強制執行を受けて閉鎖中のホテルあかつき。所有会社のオーナーファンドが運営会社の債務不履行を裁判所に申し立てた結果だが、麦生の山手にあるホテルはそれ以来、営業を行なっていない。
当ブログに、閉鎖の記事を書いたところ、ホテルに予約していた方や検索で知った方々からたくさんのコメントをいただいた。
ホテルあかつき入口
ホテル側(運営会社)はなんとか営業を再開したいと言っていた。新たな予約も受け付けていたらしい。その後ホテルのホームページに『ホテルあかつきアネックス「花鳥」が8月13日平内にオープン』とあったので、「あ〜場所を変えて営業再開したんだ」と思っていた。
その「アネックス花鳥」と思われる場所が下の写真。お盆の頃は外車があったり外国の方やら大勢が出入りしていたと、地元の人から聞いた。
ホテルあかつきアネックス「花鳥」?
あかつきの“別館”があるのは平内地区の西はずれの山手。破沙岳を間近に望む住宅・別荘地の一角だ。先週私が行ったとき、辺りはひっそりしていた。「アネックス花鳥」の営業をしている感じではなかった。ホームページも、それまで連絡先が書いてあったのが、『只今、予約を停止』とだけの表示に変わっていた。
平内地区の破沙岳
麦生の“本館”は、どうやら施設の維持管理だけは続けているような雰囲気がある。人の気配はなかったが、草払いがしてあり、建物内の照明がついていた。所有会社と運営会社の話し合いの行方次第では、案外早い営業開始となる可能性もあると事情通の人が言う。
それにしてもだ、ホテル側はなぜ何も説明しないのだろう。迷惑をこうむっている人が多数いるのに、説明責任を果たさないのは不思議だ。屋久島は時代に遅れていると、このままでは本当に島外の人々から思われてしまう。あるいは説明できない事情や交渉事の都合があるのかもしれないが、再開後のスムーズな運営を考えると、黙っているのはとても損なのだ。一日一日と、信用が落ちていく。
ホテルあかつき本館ロビー
ホテルあかつきの休業と関係があるのかどうかわからないが、このところの屋久島は宿泊施設がどこも満杯だ。宿を斡旋する観光協会もお手上げ状態。9月に入れば少し改善すると思ったら、ホテル・民宿はどこも予約が詰まっている。かろうじて素泊まりの宿に少しゆとりがあるのみ。新しい宿泊施設が年々できているのだが、予約をしないで来島する方は宿探しに苦労する。一昨年33万人、昨年40万人と増え続けてきた来島者が、今年は50万人を超える勢いだと役場の人が言っていた。
宿泊人数が100名を超える大ホテル(屋久島としては)の地域社会や地域経済に与える影響は大きい。このまま“廃墟”になんてなったら大変。ホテルあかつきとしても、観光立島をめざす屋久島にいたずらに混乱を持ち込むのは本意ではあるまい。
(ミナミ)

関連記事:
≫閉鎖したホテルあかつき

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2008年09月05日

ストロベリーグアバが色気づく?

ストロベリーグアバの実パイン事務所の敷地内に、ストロベリーグアバがある。まだ緑色のストロベリーグアバ。
私が写真を撮っていると、通りかかったおじいさんに何をしているか尋ねられたので、「ストロベリーグアバの色づくのを楽しみに写真を撮っています」と答えた。するとおじいさんが、「色気づくのは楽しみだ」と言ってニコニコしながら西の方角へ歩いていった。
ストロベリーグアバに色気があるかどうかはわからないが、早く赤く色づいて食べられるようになればうれしい。

グアバ関連記事:
≫ストロベリーグアバ
≫グアバ その2
≫グアバ その1

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2008年09月04日

夏休みのエビ獲り

宮之浦在住のTさんから、二ヶ月ぶりにいただいた写真と文をご覧ください。
エビ獲り1
『8月16日に妹たち一家が遊びにきました。そのときの一湊川でのエビ獲りの様子を送ります(3年前の画像も含めて)。
夏休みで県外からやってきた小学生。一湊川でエビ獲りの様子。一番目の画像は小学3年生の時です。
エビ獲り2
この男の子、地元の子どもにひけはとらないほどのなかなかの凄腕。社宅の子どもたちの「虫取り隊長」らしい。メンバーは、小学1年生の女の子、4歳の男の子、2歳の女の子。「虫取り隊」というよりは「パンパース隊」と呼んだほうがピッタリ。
小学3年生が1人で獲ったスジエビとテナガエビが二番目の画像です。
エビ獲り3
6年生になり、今年も本人希望で同じ場所(一湊川)へやってきたのですが、今回はエビ獲りはやらず、もっぱら友だちと大石の上からの飛び込みを楽しんでいました。仕方なく、大人2人でエビ獲りをはじめました。
エビ獲り4
収穫は、三番目から五番目の画像の通りです。
エビ獲り5
料理法は、天ぷら粉 卵1個 塩少々を入れてかき混ぜ、フライパンへ・・・。
エビ獲り6
夕食(エビの塊)の出来上がりです。』

エビ獲り7
(以上、七枚の写真提供はTさん)

宮之浦在住Tさんの関連記事:
≫レンコが目的でチレ

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posted by みー at 09:22| 鹿児島 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

レストラン『サンパウロ』

安房にある洋食の店「サンパウロ」は、ガラス張りで通りから目立ちやすく、夜はほのかに中が明るく、落ち着いた雰囲気でとても入りやすいお店だ。店内の雰囲気はレトロでモダンな感じがする。
サンパウロ
洋食中心の定食はボリュームがありおいしい。ステーキ定食やハンバーグ定食が人気。あっさり系が好きな人には、大根おろしがついたチキンサッパリ定食がおすすめ。定食は1,155円〜。ケーキやアイスコーヒーも食後にどうぞ。
チキン定食
また、サンパウロオリジナルドレッシングの販売もしており、定食を注文するとドレッシングを味わえるので、気に入ったら買って帰るのも良いだろう。安房港から近いこともあり、観光客にわかりやすい場所となっている。
営業時間は、10時〜15時と、17時半〜22時。第一・第三の火曜日が休み。

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posted by みー at 08:43| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

音楽CD「島物語」Island Stories

最近、屋久島で制作、発売された「島物語」というCDがある。
屋久島をイメージした、全曲オリジナルの癒し系のジャズフュージョン音楽。サックス、フルート、ギターなどの楽器の音に、屋久島の波や雨の音、鳥や虫の鳴き声などの自然音が交じり合って、屋久島の雰囲気をうまくかもし出している。

島物語中でも私は「海辺のドライブ」が気に入っている。「落石注意」というユニークな題名の曲もある。「モッチョム岳」という曲も入っていて、ジャケットにも屋久島在住の方の撮ったモッチョム岳の写真が使われている。
CDに収められた曲は、さわやかな感じで、屋久島で聞いても大都会の中で聞いてもしっくりきそうな不思議な曲だ。途中で時おり聞こえてくる自然音以外にも、いろいろな自然音が加工されてバックに織り交ぜてあるそうで、そのため「島風味」ジャズフュージョンと呼んでいるそうだ。屋久島を訪れたことのある人の心の中も、まだない人の心の中も、屋久島で満たしてくれる曲の数々。

ギター他、全体のバッキングを担当しているのは、東京から移住してきた方で、以前紹介した町のパソコン教室の先生もしている人だ。サックスとフルートを吹いているのは、日本とアメリカでプロとして活動した後、屋久島に移住し、今は尾之間のお食事喫茶『トーン』で調理の仕事をしている方だ。
トーンでは、毎月第三土曜日に、屋久島在住の人たちによるライブが行われる。屋久島は音楽活動をしている人が多い感じだ。屋久島のような環境は、アーティストたちのオアシスなのかもしれない。
CDは、トーンで1,500円で販売しているほか、通信販売も行っている。詳しくはホームページで。曲の一部を試聴することもできる。
http://www.a-higano.com/island.htm

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2008年09月01日

屋久島へ移住の下見に

今日から9月。先日、同じ日に二組をご案内した。屋久島へ住むために下見に来られた方々だ。
一人はKさん(30歳男性)。佐賀県から、ガイドをしながら屋久島に住みたいとのこと。初めての来島で、安房周辺の借家を希望していた。
もう1人のSさん(37歳女性)は、愛媛県から初来島。ヨガを日課にしているSさんは、ヨガを通していろんな人との出会いが楽しいと言う。将来、屋久島でヨガを教えながら暮らしたいと言う。そのための下見に来られた。Sさんは、屋久島へ移住する前にメキシコへ行くと話していた。
S子さん
「メキシコは、何度か行ったことがあり大好きです。屋久島にも何かに導かれて来てしまいました。メキシコと屋久島を行ったりきたりする生活が理想です。屋久島の土地も借家も参考に見ました。海の見える高台の土地は私の理想です。とにかく、メキシコに導かれているのでまず行ってきまーす」
メキシコ好きなSさんと一緒に、先に安房に移住しているメキシコ旅行経験のあるAさんとYさんの所を訪れることにした。「メキシコは、砂漠とサソリとテキーラのイメージしかないと思われがちだけど、そんなことないですよ。メキシコは広いけど世界は狭い」と、地図を開いて語るSさん。
メキシコ滞在の話や屋久島移住の話をAさんとYさんに聞いて、又の再会を約束し、2泊3日で島をあとにしたSさんだった。

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