
原から安房の街へ向かい平野集落を過ぎると、長い下り坂になって安房川岸まで至る。お店があるのは、その坂の途中の山側。この辺りは与論島から移住した人が多いと言い伝えがあり、坂の名前の由来となっているそうだ。店名は坂の名前そのまま。所在をわかりやすく表している。
この日は、オーナーの龍明美さん(58歳)の誕生日でもあった。明美さんは、ご主人の繁徳さん(49歳)と共に、倉庫を改造して一年がかりで内装などのお店作りをした。もちろんイスもテーブルも手作り。お二人は、3年前ご主人のふるさとである屋久島へUターンしてきたという。

「リサイクル品は服と小物です。商品は島外の知人から提供してもらいました。男性用、女性用、子供用とあります。
喫茶部門では、私の出身大分県の名産だんご汁がメインです。うちの母がだんご汁の第一人者です。小麦粉を練って平たく伸ばして白味噌仕立てで作ります。具はサトイモ、シイタケ、ゴボウ、ねぎなどの野菜を入れます。きしめんのようだけど、きしめんではありません。
まあ一度食べに来てください。気軽にみんなが立ち寄れる空間にしたいです」

営業時間は、午前10時から午後6時まで。だんご汁とおにぎりと漬物がセットで650円。ホットコーヒー300円。徐々にメニューが増える予定。
入り口には、たこやき屋さんも出店していた。モチモチしただんご汁はこれからの季節、体が温まる一品だ。
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