2008年12月31日

この一年

今年、屋久島の年の瀬は意外と静かだ。銀行前に車の列ができるとか、例年通りの年末風景は見られるが、人の出がないと思う。多かった観光客がシーズンオフとともにに少なくなったので、余計にそう感じられるのかもしれないが。支店の正月準備は整った。(下の写真)
今日は一年最後の日なので、書き残したことをちょっと振り返ってみる。
年末風景
2007年は、それまで島を南北に分けていた屋久町、上屋久町の合併や町長選挙という大変大きな出来事があった。2008年、屋久島で目立ったことは、まず観光客の増加。テレビや雑誌で盛んに宣伝された効果があったと思う。ジェットフォイルの料金が安かったこともツアー料金などに反映されて、ひょっとして関係があった?観光客の増加は善悪両面の効果をもたらした。
観光関連業界は業績が伸びたのではないだろうか。リゾートホテルの経営交替などはあったが、個性的な宿や低料金の素泊まり宿が増えた。お洒落な飲食店も増えた。(当ブログでもいくつか紹介した)

屋久島は、この12月で世界遺産登録15周年を迎えた。同時に自然遺産登録された白神山地を研究している方が、節目の年なのに盛り上がりが無いと嘆いていたが、記念行事もあった。
国・県・町の主催で行われた「屋久島世界遺産登録15周年記念シンポジウム」で、屋久島の未来像を模索する話し合いが行われた。(南日本新聞サイトの報道を参照)入山規制やトイレ問題などの解決を実行に移す時であると、まだ議論が続く模様である。
屋久島町議会だより
残念なこともあった。「生命の島」誌が1月発行予定の84号をもって終刊になる。長い年月にわたって屋久島の出版文化を支えてこられた故日吉眞夫氏のご冥福をお祈りしたい。(南日本新聞サイトの報道を参照)
公共事業実施に関して現職町長に町への損害賠償を求める裁判が始まった。別に、熊本の出版社による告発もなされている。(屋久島町議会広報−ホームページ未掲載−や、屋久島ひとりごとブログの関係記事を参照)
町民はこの事件に注目している。裁判の結果次第だが、2009年の町政に大きな影響が出るのではないか。いままで政治に関心の薄かった町民の中から行動を起こす人々が出たことは、時代の流れなのか、あるいは時代に遅れ過ぎていた島への反動の現れなのか。冷静に推移を見守りたい。

先月頃から、景気が急速に落ち込んできた。米サブプライム破綻以降の世界同時不況は、少し遅れて屋久島に及んでいる。物が売れない、売上げが落ちる、果ては、派遣切り・雇い止めなど、本土で行われていることが島で当たり前にならないようガンバルしかないか。
当社は不動産業ということもあり、ちょうど一年前から影響をこうむってきた。結果として屋久島支店の業務体制の見直しも行われた。7月1日記事で不景気のときはかえって買い時と書いたが、現実はとても厳しい。
支店の正月飾り
政府は観光立国を掲げているが、不要不急の支出を削り生活防衛するのが不景気の常。屋久島ブームはなくならないだろうが、来島者は増えない、何割かは減ると思わないといけない。
だが、不況を逆にチャンスにすればよい。バブルは消えても本物は残る。自然の恵みをいただいて生きてきた屋久島の本来に帰り、質の高いサービスを提供できれば、いまある屋久島のブランド力は消えないだろう。「屋久島の自然はすばらしいが観光業者のサービスが悪い、また来たいとは思わない」という来島者の声を数回聞いたが、クレームに真摯に耳を傾けてほしい。
世界同時不況からの立ち直りに、米オバマ新政権のグリーンニューディール(新環境産業創造)政策が期待されている。日本は緑の雇用を!屋久島は緑の産業創造を!である。
(ミナミ)

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2008年12月30日

平野の時計草

お馴染みエルさんの食べ歩きレポート。
『平野地区に「時計草」という食事処がある。私の家から近いこともあり、自転車で時々出向く。
お店のおすすめの野菜豊富なちゃんぽん(800円)が美味しいが、今夜は軽く野菜炒め(400円)とビールを注文。ニンニクの利いた野菜炒めは格別である。
時計草でエルさん
ビールを飲んだら自転車は押して帰ればいいさーと軽く考えていた私。ところが店主から、今日はなぜだか、「酒を飲んでいれば自転車に乗らなくても押して歩いていても、よろけて転んでそれが元で事故になれば立派な飲酒運転です」と、きつく言われたのだ。聞くところによると、店主は交通安全協会の会長をされているとか。
時計草のちゃんぽん
どうりで厳しいお言葉。仕方がないので自転車を置いてのんびり鼻歌まじりで帰ることにしたのだった。
歩いていてふらふらするのは違反にはならないというのも不思議だ??しかし、ビール一杯ではふらつくことはまずないが。
時計草の店内
以前安房の街中で飲んだ帰りにどうにも眠たくなってしまい、橋のたもとのベンチの上で寝ていたことがある。通る人が皆知り合いだったため、次の日には一気にうわさになっていた。
時計草の看板
好きな酒を飲んで夜風に吹かれて眠ってしまっても、ここは南国、凍死しないだけましである。酒がうまいのは元気の印だ。』

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2008年12月29日

八重岳のラーメン

給料をもらったばかりのK氏は、「八重岳」のラーメンを食べに行くことにした。八重岳は、安房川のほとりの一角にあるビルの一階にある。
八重岳
「たしか少し前までは違う居酒屋が入っていたと思ったが。お店の名前は覚えていない。それがいつの間にか八重岳と書いた布が垂れていた。始めて入る店は楽しみです」と、K氏はいつもの早口でしゃべりだした。
ヤクスギのテーブルの上には、ちょっと厚めの透明なビニールが敷かれている。立派なヤクスギのテーブルを保護しつつ木目を楽しむ工夫がなされている。
八重岳のチャーシュー麺
K氏は、真新しいメニュー表のメニューをじっくり見て、「チャーシュー麺!」と甲高い声を、カウンターの前で待ち受けていた店主のうしろに居た奥さんに投げかけたのだった。そして今度は、メニュー表の裏の空白をみて「餃子ください!」と更に注文。
待っていましたというべきか、おもむろにフライパンを取り出して用意を始める店主。メニューに書いてなくても希望を言ってみるものだな、と言わんばかりのK氏。餃子とチャーシュー麺を平らげたが、いつもよりも小食だという。
八重岳の餃子
K氏は私の友人の友人という間柄なので、あまり共通点はない。しかし間に挟まっている友人が言うのには、K氏も私も変な奴だとか。

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2008年12月28日

JRホテルのディナー

年の瀬が押し詰まって、屋久島ではお正月の準備が進んでいる。お馴染のエルさんが、島内あちこちの(主に南部だが)食べ歩きレポートを寄せてくれた。写真と記事をたくさん。冬休み中、一日おきくらいに掲載しよう。おかげで私は楽ができる。休みの日も休みらしくできる。
JRホテルの食事
『JRホテルのディナーは今回で2回目です。今日は25日のクリスマス。ロビーにはクリスマスムードが漂っていました。料理のほうはお品が少しずつ上品に盛り付けられていました。
JRホテルの食事
尾之間の玉手箱というお品書き。豚トロレモンソース、はんだまの胡麻和え、シュリンプカクテル、かるかん豆腐、カツオの燻製、ながらめと海草の和え物、お造り(アカバラ、キハダマグロ、マダイ)、トビウオの中華蒸し、貝柱のブルギニオンバター焼き、豚骨煮、ごはん、なめこ汁、漬物、デザート(ケーキ)、コーヒーまたは紅茶の料理の数々と、バラエティー豊かなものでした。
JRホテルの食事
周囲には家族連れなどでディナーを楽しむ姿もみられました。ちょっとリッチな気分で、ホテルでのディナーもたまにはよいものです。皆さんはクリスマスに何処で何を召し上がったのでしょうか?
JRホテルの食事
リッチな気分になり家に戻ると、ペルーのぺぺさんやホンジュラスのベルキスさんからクリスマスカードも届いていました。』

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2008年12月27日

インドアクライミング「あそびば」

小瀬田にインドアクライミングのお店「あそびば」がある。3年ほど前にオープンした。県道沿いに看板があるのでわかりやすい。
インドアクライミングあそびば
大きい倉庫の中に、カラフルなホールドがたくさん付いている壁がある。あそびばの利用料金は500円。何時間使っても一日500円。
インドアクライミングのホールド
ちょうどボルタリングをやっている男性がいた。(ボルタリングとは道具を使わずに登ること)普段はガイドをしているそうで、ここはよく利用しているという。
インドアクライミングをする人
壁を岩に見立て、ホールドが岩の手がかり足がかりになっている。下にはマットが敷かれ、落ちても大丈夫なようになっている。かなり急な壁もある。
インドアクライミングをする人
雨の日にも利用できるので、ロッククライミングをする人や山岳ガイドの人たちに人気がある。
インドアクライミングの看板
この看板を見たら、一度のぞいてみて。初心者歓迎、見学自由。

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2008年12月26日

納豆好きの猫

納豆好きの猫うちの猫はもうすぐ14歳。納豆が大好物。私が納豆をかき混ぜていると飛んでくる。
猫は糸を引きながら納豆をほおばる。キャットフードは残しても納豆は食べる。他は海苔とカボチャが大好きである。和食系が好きみたいだ。
先日亡くなってしまった犬も納豆が好きだった。14歳を待たずに死んでしまった。急に食欲が落ちてきてそれからまもなくのことだった。命のあるものは必ず死ぬようになっているので仕方がないが、何か他にやってあげられることはなかっただろうかと残念な気持ちになった。

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2008年12月25日

サプリメントを食べる

鉄サプリメント普段サプリメントはあまり利用しない私だが、鉄のサプリメントは時々愛用している。
いろんなサプリメントを試したが常用しているものはない。鉄はイメージ的に鉄腕アトムのように強くなるイメージがあるので、ちょっと疲れたときに錠剤を食べている。
たくさん入っているので結構長持ちしている。なぜか青リンゴ味。

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2008年12月24日

中年とは?気になる

トーンの風景お食事処トーンのファンの男性二人組みは、ランチタイムにコーヒーの無料サービスがお気に入りで、時々出かけるという。
コーヒー好きなお二人はいったい何杯コーヒーを飲んでいるか気になるところだ。ミックスフライ定食やパスタをはじめとする低価格のメニューは、食べ盛り?(中年)のお二人には満足のいくもののようだ。シャイなお二人は、ブログに顔は出せませんとのこと。

中年という言葉に抵抗があったが、最近、壮年という年代があることに気が付いた。ネットで調べてみたら、壮年とは25歳から44歳くらいまでを指すらしい。壮年ならさわやかな感じがしていい。でも、中年って言う言葉はやっぱり、自分でもなりたくはない分類の言葉だ・・・まあ、誰でも一度は通過する中年期ではあるのだが。
(トーン店内の様子は、以前の記事の写真を見てください)

関連記事:
≫お気に入りの食事処トーン

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2008年12月23日

尾之間の文化祭

尾之間の旧県道にある商店街。その一角の空き店舗を利用して、尾之間の文化祭が行われていた。
尾之間商店街の文化祭会場
20日から24日まで開催。尾之間在住のものづくりをする人たちが、非売品や販売品を持ち寄ったものが並べられている。絵画、ステンドグラス、木工品、ストラップなどなど。
受付で編み物をしていた女性も尾之間在住。「一つ目はうまくいかなかったんですが、二つ目の帽子をこれから作るところなんです」と言う。
文化祭会場の中
一つ目の帽子を見せてもらったが、淡い秋らしい茶色系の色合いでふんわりざっくり編んである。近頃編み物をしている人をあまり見かけなくなったので、とても素敵に思えた。

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2008年12月22日

太ったヤスデ

平内地区の一部ではヤスデが出没しているという。
「役場からヤスデ退治の薬をもらってまいていましたが、年々太っていくヤスデをみると気が滅入ります。特に人間や作物に害を与えるということはないのですが、見た目が気持ち悪いのが難点です」と、ため息をつくTさん。
家に入って来たヤスデ
このヤスデ、どういうわけか家の中に入って来るという。外にいる分には問題ないのだが、家の中に入りたくて入りたくて、ちょっとした隙間からスキを見て体を平たくして入って来るのだという。ころんとしたヤスデだが、家に入るときはぺったんこになるというのだ。
Tさんは、入る現場を目の当たりにして絶句した。「これでは戸締りしてもダメなはず。何かいい方法はないだろうか?」と、今日もため息のTさんであった。
太ったヤスデ
人事ではない。明日はわが身かもしれない。ヤスデがどこへ行くかは誰にもわからない。もちろん、屋久島にはヤスデ以外にも虫はたくさん居ることを付け加えておく。

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2008年12月21日

2年目の移住体験ツアー

移住体験ツアー屋久島は、恵まれた自然環境から移住希望者の多い島。NPO緑の風は、「エコライフ・エコエリアで移住の受け皿モデルづくり」をテーマに、この秋、屋久島と東京で2回の移住シンポジウムを開催した。そして来年1月、『屋久島を体験しよう!屋久島にいいことしよう!滞在・交流体験ツアー』を行なう。
ツアーでは、環境学習、生活体験、農業体験などを予定。エコライフ・エコエリアの実践として地域づくりや社会貢献活動に移住者が参加している例も伝えたいとのこと。
西部林道を歩きながらゴミを拾い、屋久島のすばらしい自然を感じられる『地球にいいことしよう!西部林道ごみゼロウオーク』に、あなたも参加しませんか? 詳しくは緑の風グログで。
(ミナミ)

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エコエリア、エコライフをめざす屋久島移住シンポジウム

NPO法人屋久島移住ネットワーク・緑の風は、この秋二回のシンポジウムを開いた。東京で開いた二回目の内容は既に案内したが、屋久島で開いた一回目の報告がまだだった。内容がたくさんありすぎて文章にまとめるのに時間がかかったからだという。

第1回屋久島移住シンポジウ「10月25日(土)、「エコエリア、エコライフによる移住の受け皿モデルづくり」をテーマに、第1回屋久島移住シンポジウムを屋久島町安房総合センターで開いた。関係者を含めて80数名の参加があった。
屋久島移住シンポジウムは、屋久島らしい移住のありかたを考えるのが目的。移住者の増加で人口減少をまぬがれている屋久島で、世界自然遺産の島にふさわしい地域づくりを、地元と移住者が協力して行なうにはどうしたらよいか。その方法や仕組みを地元住民や行政と島外の識者などが話し合い、移住の受け皿モデルづくりを考えようとの趣旨だ。そのため、屋久島でまず議論し、その結果を元に東京でも議論することになった。
屋久島でのシンポジウムは、第1部として、いままで移住者が参加して行ってきた地域づくりの事例を各集落の代表者に発表してもらい、第2部パネルディスカッションで話を掘り下げようと進行を考えた。
以下、シンポジウムの進行順に、発表者(第1部)とパネリスト(第2部)等の発言の要旨を記す。続きはくは緑の風ブログで。
(ミナミ)

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2008年12月20日

ポンカン品評会で思い出した

昨日昼から今朝までずっと、シーサーブログは閲覧不能でした。データセンターの電源障害だとか。ネットの世界では避けられないサーバー事故。とはいえ、読者の皆さんごめんなさい。管理機能もやっと復活したので更新・・・

原区公民館でポンカンの品評会があった。ポンカンの味を比べて金賞、銀賞、銅賞が選ばれる。
原区ポンカン品評会
昨年、知り合いが自分の仕事の合間にポンカン狩りを初めて経験したそうだ。農家の知り合いがあると、シーズン中ポンカン狩りのアルバイトを頼まれたりするものだ。今年ポンカン狩りのアルバイトを初めてやったという別の知り合いは、ポンカンを食べ過ぎて飽きてしまったとか(?)
ポンカン狩りは最初は夢中になるせいか疲れを感じないが、あとから疲れが来るとか(?)時々するのはいいけれど、毎日の作業をやっている農家の方は体力あるなーと感心する。
原区ポンカン品評会
私も昔ポンカン狩りのアルバイトをしたが、収穫袋を肩からかけてポンカンをそこへ入れながらするため、とても肩が痛くなって連日はきついなと思ったものだった。
しかし、このポンカン狩りのアルバイト、実は移住者に人気のあるアルバイトなのである。何故かはまたお教えします。

参考:
≫屋久島 はるお つれづれ日記「ぽんかん品評会」
関連記事:
≫ポンカン品評会

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2008年12月19日

縄文杉の傷4ヵ所回復

12月5日付南日本新聞によると、林野庁屋久島森林管理署は3日、縄文杉の治療を行ったとのこと。
縄文杉2007年9月
縄文杉は2005年5月、樹皮が剥ぎ取られていた。同署に依頼された樹木医が診断すると、12個の傷のうち2〜3センチの4箇所が回復。樹皮が覆いかぶさるように傷が癒えていた。あと8ヶ所は、長いもので26cmあったことから回復には10年〜15年かかるという。
治療は「縄文杉樹勢回復事業」の一環で日本樹木医会県支部に依頼し年2〜3回実施される。屋久島町在住の樹木医荒田洋一さんが、菌の侵入を防ぐために傷口を消毒、樹皮の成長を促す癒合促進剤を塗った。(以上、南日本新聞より)
縄文杉2005年以前撮影
傷の直りに時間がかかることから縄文杉自体へのダメージが大きい様子が、この記事から窺える。
ご老体の回復は時間がかかるものだ。年老いた縄文杉にはぜひとも長生きしてもらいたい。
(上の縄文杉の写真は2007年9月撮影、下は2005年以前のもの。枝振りの違いに注目してください)

関連記事:
≫入山料導入の記事
追記:
この12月は屋久島が世界遺産に登録されて15年にあたるのだという。昨日安房で、屋久島世界自然遺産登録15周年記念シンポジウム「屋久島の進むべき道−世界自然遺産登録15年−」が行なわれた。
節目の年だからなのであろうか、南日本新聞では地財再発掘シリーズの第5部「世界遺産は問う」を16日より一面に掲載している。1回目は縄文杉のこと、2回目は山岳トイレのこと、続いて照葉樹の森、原区の村おこし、、、何回続くかはわからない。
年々来島者が増え続けてきたが、「縄文杉を見ることだけが目的化し」た観光では島の将来は暗い。世界の不景気の波は屋久島にまで及んでいる。島の産業に占める観光分野のシェアは高まる一方だ。縄文杉への一極集中を避け他の資源を掘り起こし、グリーンツーリズムなど滞在型観光のメニュー作りを進めるなど、質を高めないと地域経済が危うい。15年前、遺産登録を受け入れる際に島の方向性として考えた「自然との共生社会」の実現に、屋久島は本気になれるかどうか。このシリーズを通じて島内外の人々の理解が深まることを期待したい。 (ミナミ)


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2008年12月18日

明星岳冬登山の感想(エルさんレポート)

姫シャラの大木健康の森公園(安房校区)から見える明星岳の眺望は尾之間に見えるモッチョム岳によく似ている。
この山は島民が信仰している山の一つであり、船行区と松峯区の前岳となっていて、頂上には立派な祠が作られていて、島の信仰神であるほていさまが祀っている。
登山当日は寒く雨模様で、朝早くには霰が降ったとのことだったが天気予報を信じて決行した。松峯側の登り口は合同庁舎の脇(松峯生活館の案内表示がある)を入り、林業作業道(間伐用の道)を1時間ほど進むと右手(山側)にあるが、目立たないので気をつけていなければ見落としてしまう。
地元の人に大切にされているが観光化が進んでいないので、登山道入口の表示がない上に、登山道の目印(赤いテープ)は道に慣れた人が対象なので200〜300m間隔となる場合もある。

霧に霞む安房の町並み山道には蔦みたいな木が道に入り組んだり、植林杉の育った森の空き地があると杉の子に混じって屋久杉の子(葉の形が大型で鋭い)も見受けられたり、植物観賞にはもってこいの道である。
麓では豊富な里山の植物の種類にも恵まれている沿道を観賞していると千両、万両、百両、十両、一両などの縁起のよい木の種類も容易に目に映り、観賞していると楽しい。
険しい山道を山奥へと進み、登り頂上に近付くと度々痛い霰の歓迎があり、頂上付近には頂上を思わせる尾根伝いになり、強風がもろに体当たりする持て成し振りである。
尾根伝いの頂上もどきの場所には危険な足場をカバーするためにロープに掴まり岩場を越えていく場所も多々あり、最後は凡そ100mの距離をロープを頼りに登る厳しさである。

虹も間近で歓迎やっと頂上に着くと素晴らしい安房の町並みの眺望が開けたのもつかの間、濃い霧が立ち込めて、間近に大虹が出迎えると強風に吹かれて大量の霰が体を叩きつけるのには、一喜もあり一憂もあった。
強い風と叩きつける霰で手足が痺れて痛く、登山途中の木の枝で雨合羽が破れていて体も猛烈に冷える、この状況では帰り道の長いロープ伝いの道に不安が過ったほど。
早々に引き返したが、全員が難なく難所を切り抜けると帰り道には、優しく自然豊な植物相が出迎えてくれると体も直ぐに温まり、楽しい下山ができたけれども、冬山登山の厳しさを教えられた次第である。

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2008年12月17日

はらの里やまんこ売店、手づくり市開催!

「農家の元気が地域の元気。おかげさまで1周年」というチラシが入ったやまんこ売店。
はらの里やまんこ売店
12月6日はバナナケーキ、おいもプリン、パパイヤやパッションフルーツのゼリーなどが販売された。地元の野菜や果物も並べられ、近所の人や通りがかりの人が立ち寄った。
やまんこ売店のおいもプリン
看板も大きく目立つところに掲げられ、観光客への絶好のアプローチになりそうだ。農家のお店ということや、トイレや無料休憩所もあり、ちょっと立ち寄るにはよいところ。
はらの里やまんこ売店の看板
村おこしのためにがんばっている地産地消・ふれあいのお店「はらの里やまんこ売店」は、午前8時半から午後5時まで。
ホームページ: http://www.haranosato.com/

関連記事:
≫タンカンが並ぶやまんこ売店
≫やまんこ売店がオープン

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2008年12月16日

隠れ家のお店「ラ・モンステラ」

屋久島空港から安房に向かってすぐ、県道から見えるところに「ラ・モンステラ」がある。平飼い鶏のたまごを使った親子丼とオムライスのお店だ。11月20日にオープン。
ラ・モンステラ建物外観
外観が緑色の建物は、周りの林や草原にしっくり馴染んでいる。屋根はオレンジ色。玄関が県道の方ではなく、海手を向いているのもポイントである。
「隠れ家的なかわいいお店にしたかったのです。入り口のドアの真ん中に、ステンドグラスを施してあります。愛犬のチョコとモンステラの葉っぱの柄です」とオーナー。
愛犬チョコ
経営するお二人は、2004年3月に東京から移住されたカップルだ。移住後は、平内でニワトリを370羽飼い、たまご売りなどをしながら暮らしてきた。以前に約2年間、「自然広場」という名前で週に一回喫茶店をやっていたので、ご存知の方が多いかもしれない。そこを止めた後、たくさんの方からアンコールの言葉をもらい、またお店を始めることにしたそうだ。
ラ・モンステラのオムハヤシライス
食事のメニューは、親子丼680円、オムライス780円、オムハヤシライス880円、たまごかけご飯300円。ミニサラダ、特製スープ、コーヒーかジュースの三点セット320円。それにカスタードプリンが付く四点セット450円。各メニューと合わせてセットをご注文になるお客様が多いとか。また、飲み物は単品だと380円だが、食事をすると150円になる。
ラ・モンステラのオムライスセット
自慢のたまごを使った手作りのシフォンケーキやフルーツケーキは、テイクアウトで人気があるそうだ。
ふんわりしたたまごはニワトリの気持ち、それを丁寧に料理に変身させているお二人。木、金、土と、お店は常連さんや新規の人で賑わう。
ラ・モンステラ店内
隠れ家のお店「ラ・モンステラ」は、週に三日だけ開く。おいしい親子丼やオムライスが食べたくなったら、カップルやご家族連れでどうぞ、もちろんお一人でも。

営業は、木・金・土の11:30〜15:00。電話 0997-43-5080
「屋久島 自然広場」ホームページ
http://www.qx-net.co.jp/yakushima/

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2008年12月15日

X氏おすすめのランチ

安房にある「お食事の店 のどか」は、県道から海手に下りまわりが畑といった場所にある。野土花(のどか)農園を経営されているオーナーが開いているお店だ。
お食事の店 のどか
店内に農園で取れたスターフルーツが並べられ、売られていた。マツボックリや木の実の形そのままの炭も販売中。
のどか店内
X氏おすすめのメニューは「花定食」だ。特に女性におすすめのこのメニューは、ご飯が少なめでおかずがもう一皿プラスされている。エビフライ、野菜、魚、酢の物、煮物、葛餅などが少しずつ上品に盛り付けられている。
のどかの花定食
ダイエット中のX氏は、ご飯少な目の花定食がちょうどいい量だとお気に入り。でも他のメニューも一通り食べたという。「鳥のから揚げ定食もジューシーでおいしいですよ」
週に一度は足を運ぶようだ。
のどかの看板
店内は広々して落ち着きのある雰囲気。女性客に高い人気。
「お食事の店 のどか」の営業は午前11時〜午後2時まで。木曜日が定休。県道沿いに看板があるのでわかりやすい。

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2008年12月14日

イタリアから屋久島へ

「コテージ 森のこかげ」でFさん「イタリアで1年半料理の修業をしていました。そこで人生の楽しみ方を学びました。ネットで屋久島の求人があり、直感で7月に移住しました。船行地区でコテージの管理人をしています。
両親の実家が鹿児島なので、屋久島はなんだか安心感があります。日本のほかの島々も巡りましたが、ピンと来るところがなかったので屋久島に導かれたのかもしれませんね。
海山川が大好きです。友達はたくさんほしいでーす」というFさん(29歳)は、イタリア語が堪能なチャーミングな女性だ。

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2008年12月13日

やりがいのある仕事

木村さんの猫たち埼玉から移住した木村さん(44歳)は、准看護師をしていたそうだ。毎日忙しく生活していたが、屋久島へ来る夢を持ち移住された。こちらでも看護・介護の仕事に就くつもりだったという。

「パインの方から良いところを紹介してもらいました。屋久島に来て本当によかったです。高齢者の方とかかわる仕事なので、やりがいを感じます。長生きをしているっていうだけで尊敬してしまいます。いろいろな話を聞くのは楽しいですよ」と笑顔で語る木村さんの話を、本日発行のメールマガジンでご覧ください。

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2008年12月12日

シイラが水揚げ

シイラシイラはスズキ目シイラ科。実に食べ応えのある魚である。白身で淡白なので刺身、ムニエル、鍋物などがおいしい。夏から晩秋が脂ののる旬。かまぼこの原料にも使われるとか。
シイラは別名「万匹」(まんびき)と呼ばれる。最初、「万引き」と思っていたおろかな私。
回遊魚であるシイラは、大型の肉食魚で大きいものだと体長2m、体重40kgにもなるらしい。私は40cmくらいのしか見たことがないが。ちょうど安房の港で水揚げされていた。

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2008年12月11日

潮溜まりのエイ

エイ「職場の人と一緒に行った小瀬田の海岸で、30cmくらいのエイを見ました。引潮の水溜りの中に、エイが泳いでいました。潮が満ちてこないと出れないだろうな。誰かが釣ってここへ入れたのかな。仕事の息抜きに海へよく行きます。青い魚もいました」と言う富田さんは、屋久島へ引っ越してきてからまだ一年も経っていないので、何でも新鮮に見えるそうだ。
小さなことでも感動できる人って楽しみが倍増するから得だなあー。
「今日は仕事が休みなので、これから掃除して買い物に行ってきまーす。パンでも買ってピクニック気分で海で食べます」
何気ない日常生活が屋久島ではわくわくするらしい。

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2008年12月10日

第7回屋久島愛子まつりと、町民文化祭

12月7日の日曜は、朝からとても寒い日だった。小瀬田の公民館で、毎年恒例の愛子まつりがあったので行った。
愛子まつり
祭りの最後に行われるビンゴゲーム大会は、幼児・小学生の部は先着100名無料でゲームに参加でき、商品数が30個。大人の部は、50名限定で参加料は500円。商品は、焼酎「愛子」と「三岳」だった。
愛子まつり
出店は、たこ焼き、リサイクルバザー、地元野菜や手作り団子類などなど。あいこ汁一杯300円はご飯サービス。
アトラクションで、小学生の合唱はみんな元気に歌っていてとてもよかった。
愛子まつり
洋服のバザーコーナーのおばちゃんに呼び止められ、服を無料でもらった。
最後のほうだったので残っても仕方がないので私にサービスで下さったのだろう。
愛子まつり
値札の付いた新品の物もたくさんあった。もっと派手なのもあるよと言われたが、地味なのだけもらってきた。

同日に文化祭もあったので、帰りに覗いてみた。お茶会は100円で和菓子と抹茶をいただける。小学生の女の子が多かった。
文化祭お茶会
安房の会場には、毎年の文化祭を楽しみにしている人たちが集まっていた。舞台発表も展示の部も、充分楽しめた。
町民文化祭展示
この日は写真をたくさん撮った。季節の屋久島写真集に載せたので見てほしい。

関連記事:
≫宮之浦で文化祭
≫第5回屋久島愛子まつり

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2008年12月09日

シドッチ神父上陸300周年記念祭

11月23日午前9時から、小島地区のシドッチ神父上陸記念碑前で、「第26回シドッチ神父上陸記念祭」(300周年記念)が行われた。
シドッチ上陸記念碑
ジョバンニ・バティスタ・シドッチ神父は、1708年10月11日に小島の浦崎に上陸し、わが国に西洋の文化をもたらした人。江戸時代の儒学者、新井白石の名著「西洋紀聞」「采覧異言」の中に記されているように、シドッチ神父は日本で西洋の学問が始められるきっかけをつくり、日本の精神文化に大きな影響を与えた。
シドッチ上陸記念碑
神父の苦労を偲ぶと共にイタリアと屋久島町の友好の架け橋になることを願って、シドッチ神父上陸300周年記念祭と記念講演を開催したというのが趣旨である。
主催は屋久島町教育委員会。祭礼は鹿児島司教パウロ郡山健次郎氏、記念講演は古居智子氏であった。
カトリック教会の記念碑
300周年記念ということもあり、町の放送で参加者を呼びかけていた。私も行くはずだったが、日にちを一日勘違いしてしまい行きそびれてしまった。曜日の感覚があまりないのと24日が祝日だったための私のミスであった。
カトリック教会
小島地区の海手の畑の中にぽつんとカトリック教会がある。そこをさらに海岸のほうへ行くとシドッチ神父上陸記念碑がある。ここは釣り場でもあるため人が集まる場所である。
遠い異国の屋久島へ来たシドッチ神父の気持ちを考えると感慨深い。

参考:
≫シドッチ神父上陸300周年記念祭 遺徳しのぶ (南日本新聞 2008/11/28)

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2008年12月08日

雪山の写真をいただいた

山好きのTさんからメールで雪山の写真をいただいた。屋久島の冬山は、里とは別世界だ。雪国と見まごうばかりの写真。
淀川登山道
昨日のメールには短い説明文もあった。
「今日は雪が積っていると聞いたんで、淀川登山道から三キロ程山に入ってみました。ランド線は、紀元杉より上の道はアイスバーンで四駆でなければ行けなさそうな感じでした。
淀川登山道
登山道は20センチ位の積雪がありました。帰りに淀川小屋で温度計を見たら(十時半位)、零度でした。写真はトーフ岩です」
雪のトーフ岩
住んでいても屋久島の山には登らないし、北国生まれだけど寒がりの私には撮れない写真。Tさん、いつも素敵な写真をありがとう。

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2008年12月07日

入山料導入の記事

淀川登山口トイレ12月4日の南日本新聞に、「屋久島入山料導入へ」の記事が載っていた。山岳部トイレからし尿を搬出するため、4月から実施しているトイレ募金が低調で目標を大きく下回っているため、環境保全を目的にした入山料導入を考えたいとのこと。鹿児島県議会の代表質問で、伊藤知事が「自然環境保全にかかる経費の確保について、入山者に負担をいただいても理解は得られる。一定の強制力で確実に協力が得られる仕組みを今後構築したい」と答えたとあった。

『県環境保護課によると、トイレ募金は年間4000万円を目標にしていたが、10月末現在で約730万円にとどまっている。県は2000−03年、法定外目的税の一つとして、入島税や入山税の可能性をさぐったが、「課税対象の把握や公平性の観点から創設は無理」と結論づけた。しかし、最近は登山者が増えたことや環境への意識の高まりから、再検討する価値があると判断した。 』(南日本新聞ウェブサイト2008年12月4日記事より引用)

荒川登山口トイレ私の感想としては、入山料を徴収するのは自然なことで違和感はない。なぜなら白谷雲水峡やヤクスギランドのコースでさえ300円の協力金を呼びかけており、それに対して反論する人もいないだろうと思うからだ。
多少お金を払ってでもトイレの問題が解決するのであれば、気持ちよく登山したいと思うのが私の考えである。私の場合めったに登山をしないこともあり、一生のうちで一人の人が屋久島に登山をする回数はそんなに多くはないことを考える、と入山料もすんなり受け入れられる気がする。いろんな施設に入るため払っている入園料と考えれば苦になることはないと思うのだが・・・。

白谷雲水峡トイレしょっちゅう登るガイドなどの人も、山で得た収入の一部として山へ還元するという意味で徴収されるのも不思議なことではないと思う。
一昨日は、縄文杉の樹肌の傷が回復しているとの記事もあった。3年前樹皮がはぎとられたときの傷だそうだ。屋久島のすばらしい自然を保護していくのにお金がかかるのは当然。今後の入山料の行方が気になるところだ。
(写真は上から、淀川登山口、荒川登山口、白谷雲水峡の各トイレ)

参考:
≫縄文杉の傷、4カ所回復 樹木医が診断 (南日本新聞 2008/12/05)
≫屋久島入山料導入へ 環境保全目的 (南日本新聞 2008/12/04)

追記:
入島税・入山税の問題については何年も前から議論が続いているようだ。屋久島の山はほとんど国有地ということで(昔はちがったそうだが)林野庁、世界自然遺産ということで環境省に県、それに町と観光協会(ガイド業界含む)など利害関係者が多く、長く話合ってきた割には答えを出せていない現状がある。伊藤知事の発言は、そのあたりに業を煮やして解決への動きを作ろうということだろうか。リーダーシップを県がとることに異論も見られる。
本来なら、住民と町が主導して自然環境を守る仕組みを作っていくのがよいと思うが、そういうことに関してこの島の動きはとても遅いのが残念。次のブログ記事を読むと事情がもう少しわかるかも。
参考ブログ:
≫屋久島自然史研究会: 「屋久島入山料」強制徴収を知事発言

続追記:
今日の南日本新聞ウェブサイトに、山岳部トイレ問題の続報があった。
≫屋久島山岳トイレ 環境省が来年度整備 (南日本新聞 2008/12/10)
小泉元首相の三位一体改革で、山小屋の5か所のトイレは国が直轄で整備することになったそうだ。各登山口など残りのトイレは県の管轄。国や県、屋久島町などでつくる屋久島山岳部利用対策協議会(事務局・県屋久島事務所)でこの問題の解決策を講じるため県がリーダーシップをとることになると、ようやく理解することができた。事務方が実務権限を握るのは官僚制の通例である。 (ミナミ)

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2008年12月06日

富田さんの島巡りレポート

こちらも緑の風をきっかけに移住し、そろそろ半年になろうとする富田さん。久しぶりにレポートを書いてくれた。

湯泊海岸にて
城下の岩「湯泊の城下地区の海岸に、先輩と一緒に行きました。先輩が言うには、ここの岩から鉄分を含む水が湧き出ているそうです。写真の通り、岩が茶色っぽいでしょう?
最近岩に魅せられています。岩を見ていると屋久島の歴史に思いをはせることができますから。
デジカメを持っているんですが、古くて充電が調子悪くて枚数が写せないです。でもケイタイのデジカメは常にスタンバイしています。
城下の海岸は断崖絶壁を降りて行くんですが、ほとんど地元の人しか知らない穴場です。先輩は地元の人なので、いろいろなところに連れて行ってもらってます。男二人でベタベタするななんて言わないで下さいね。デコボココンビと呼ばれています。怪しい関係では決してありませんよ。
これからの時期は先輩と釣りに繰り出すつもりです。何が釣れるか今から楽しみです。屋久島には秘密の場所がたくさんありますが、それは小出しにしていきたいと思います」

関連記事:
≫富田さんのランチレポート

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2008年12月05日

湯泊神社大祭の話し

先月行われた湯泊の祭礼の話し。ちょっと古くなるが、最近会社の仕事が忙しくて、ブログの文章にする時間がなかなか取れないのだ。
湯泊神社
11月23日、湯泊神社大祭があり笠踊りが奉納された。湯泊地区の神社は、県道から山手に急な階段を上り詰めたところにある。笠踊りは、町の無形民俗文化財。江戸時代末から明治時代初めに、湯泊海岸に漂着した糸満人が教えたとされる。
湯泊大祭笠踊り
踊る前に、神社にお神酒をまつる。区の婦人の方々が皆にお神酒をふるまう。その後、笠踊りを奉納。
境内で湯泊区民の見守る中、伝統的な踊りを区民の男性が踊った。二人一組になってバッチョ笠を持って、一人の歌い手の男性に合わせて踊った。
湯泊大祭笠踊り
棒を持って踊る棒踊りなども続いた。歌は民謡ふうで歌詞の意味はわからないが、おごそかな感じであった。浴衣姿に5色のたすき鉢巻で、足ははだしである。昔はこの日に七五岳参りをしたものだが、近年は登山をしていないそうだ。
湯泊大祭棒踊り
このような伝統を受け継いでいく人が絶えることがないように願うばかりだ。湯泊地区は若い人が少なかったが、最近では移住者も少しずつ増えてきて活気を取り戻しつつある。
NPO法人緑の風をきっかけに移住された親子の方も加わったようだ。子供のいる人が移住するのはどこの集落でも大歓迎を受ける。

参考:
屋久島★移住記: 大祭(湯泊)

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2008年12月04日

エルさんの「じいじ家」レポート

おなじみエルさんの食べ歩きレポート。

じいじ家
安房川のたもとに10月オープンした「じいじ家」という食事処へ行った。
私としたことが、安房に住んでいるのに新しい店に気がつかなかった。しかも、じいじ家のちかくにラーメン屋もオープンしていたのだ。
じいじ家にてエルさん
じいじ家という名前の由来を店の若主人に聞いてみると、若主人の父親のことをじいじ(おじいさん)と孫が呼んでいるからだそうだ。
若主人には2人の小さな子供がいる。昼間は駄菓子屋も出しているというから驚いた。今度は昼間のぞいてみようと思う。
夜のじいじ家
晩酌セットを頼んで、ビールと焼酎を飲んだ。三品おつまみが選べるセットで1650円。そのほかに頼んだシーザーサラダがとてもうまかった。
チーズとキャベツの千切りがマッチしていた。ウサギ年の私は野菜が大好物。無人市で大根の葉っぱを買い込みリュックサックに入れて歩いているものだから、物を出したとき「葉っぱがチャックにひっかかってますよ」と声をかけられたりする。
じいじの家晩酌せっと
今日もうまい酒を飲み、自転車で我が家へ帰る。一人暮らしの私には広すぎる家だ。ウサギ年のせいかウサギ小屋のように小さい家にあこがれるのは贅沢だろうか???
じいじ家!なんだか私のことみたいで名前がいい。

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2008年12月03日

トレーラーハウスに住む

愛知県から麦生地区に移住されたKさん(67歳)は、トレーラーハウスに住んでいる。林だった土地の500坪ほどを切り開いてそこだけ広々。
トレーラーハウス
「引っ越してきてまもなく、自分でトレーラーハウスを置くための基礎をコンクリートで作りました。そして横にテントを張って、その中に荷物を置いて車の中で寝泊りしました。やっとトレーラーハウスが到着しましたが、現地への道が狭くトレーラーハウスを入れるのに苦労しました。パインに頼んでユンボで引っ張ってもらって、何とか土地に装着できました。

私は現役の時は機械の設計の仕事をしていましたから、肉体労働は大変でした。あと10年間楽しめればよいので、普通の家を建てずに35フィートの中古のトレーラーハウスにしました。岐阜の業者から購入し、輸送から設置までの費用合わせて300万円程度でした。中は、ベッド、冷蔵庫、トイレ、風呂、キッチン、クーラーなど生活に必要なものはそろってます。タイヤが付いているので、要らなくなれば処分も簡単でしょうし。
Kさんとトレーラーハウス
やっと落ち着いたので、これから畑と果樹園をつくります。でも、果樹園が実る頃は私も年を取りすぎているでしょうけれど」と笑うKさん。
Kさんのトレーラーハウスは8.6坪だ。一人で暮らすには充分な広さ。こういう選択肢もありか。10年後以降はどうするのかたずねてみると、「養老院に行きます」とまた笑った。

追記:
屋久島ではコンテナハウスに住んでいる人は結構居るが、トレーラーハウスは少ないようだ。費用より広さの問題だろうか。

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2008年12月02日

こんどの棟上では

もう先々週になるが11月20日、原集落で個人の住宅の棟上(むねあげ)があった。
魚屋さん前のドラえもんたち
近所の人がモチを拾おうと三々五々集まってきた。向かいの魚屋さんの前には、浮きで作ったと思われるドラえもんたちが並べられている。とってもかわいい。家の中では折り詰めが用意され宴の準備が始まっていた。
以前、パイン事務所の近くで棟上があったとき3000円入った大きいもちを拾ったことで味をしめていた私は、早速出かけたのだった。
棟上の宴
いよいよ大きいもちが私の目の前に落ちてきた。転びながらも取ろうと思ったが、他の人に先を越されてしまった。転んだときにズボンのひざが破れたのを気にしていたら、小さいもちが屋根の上から降ってきて目にあたった。
動揺している場合ではない。とりあえず人々の歓声の中で数個の小さいもちを拾った。
もちまきの前
あっという間に棟上のもちまきは終了した。また懲りずに参加したい。

関連記事:
≫棟上のもちまき

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2008年12月01日

鈴河大滝はホテル内

昨日に続き今日も、ホテル関係の話。朝みーさんからネタが届いたけれど、掲載時間が遅くなってごめんなさい。(ミナミ)
鈴河大滝の看板
屋久島いわさきホテルの敷地内に、鈴河(すずごう)大滝がある。看板に川の説明が書いてある。
鈴岳山頂を源流とし、約3.5kmの長さがあり、上流には蛇之口滝や名もない滝が数多い。滝の高さは15m。
鈴河大滝
敷地内をカートで周った。屋根付きのそのカートは、車の運転免許のある人用であった。時速10kmから20kmといったところか。
屋久島いわさきホテル
思ったよりも坂やカーブがある。季節の花々が、カートの通り沿いに咲いていた。ハスの浮いた池や鹿園もあった。
屋久島いわさきホテルの鹿園
ポンカン畑を眺めながら奥へ進むと行き止まり。歩きやすいように工夫された階段を下っていくと、見事な鈴河大滝が待っていた。ザーザーと水の音だけが聞こえる。水がきれいなのは言うまでもない。下から眺めたり、ちょっと上の展望台から眺めたり、鈴河大滝を見たのは実は初めてであった。
屋久島いわさきホテル
いわさきホテルは、宿泊客ではなくてもプールや売店を利用できるし、ランチも食べられる。ランチセットで、例えば車海老のフライはパン、コーヒー、スープ、サラダ、デザート付き1,750円で楽しめる。
屋久島いわさきホテル
グアバ、タンカンなどの生ジュースもおすすめ。他にカクテルなども種類豊富。

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