
11月23日、湯泊神社大祭があり笠踊りが奉納された。湯泊地区の神社は、県道から山手に急な階段を上り詰めたところにある。笠踊りは、町の無形民俗文化財。江戸時代末から明治時代初めに、湯泊海岸に漂着した糸満人が教えたとされる。

踊る前に、神社にお神酒をまつる。区の婦人の方々が皆にお神酒をふるまう。その後、笠踊りを奉納。
境内で湯泊区民の見守る中、伝統的な踊りを区民の男性が踊った。二人一組になってバッチョ笠を持って、一人の歌い手の男性に合わせて踊った。

棒を持って踊る棒踊りなども続いた。歌は民謡ふうで歌詞の意味はわからないが、おごそかな感じであった。浴衣姿に5色のたすき鉢巻で、足ははだしである。昔はこの日に七五岳参りをしたものだが、近年は登山をしていないそうだ。

このような伝統を受け継いでいく人が絶えることがないように願うばかりだ。湯泊地区は若い人が少なかったが、最近では移住者も少しずつ増えてきて活気を取り戻しつつある。
NPO法人緑の風をきっかけに移住された親子の方も加わったようだ。子供のいる人が移住するのはどこの集落でも大歓迎を受ける。
参考:
屋久島★移住記: 大祭(湯泊)
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