
時々大きい鳥、小さい鳥がやってくる。メジロもやってくる。キョロキョロ辺りを見回して注意深くポンカンをつっつく。くちばしを上に向けて飲み込む。熟しきった甘い無農薬ポンカンをぺろりと平らげる。
穴の開いたものや形が悪くて鳥用に半分に切ったものを外へ出しておく。手当たりしだいにはつつかない行儀のよさ(?)

実はポンカンは、いま時分が一番味がのっていて美味しいのだ。お歳暮用に使う人が多いためか12月中に早々と売り出されるポンカンよりも、終わりかけの今が一番食べごろなのだ。酸っぱみが、まろやかな重さのある甘みに変わる。
屋久島で美味しく熟したポンカンをまっ先に食べるのが鳥。この季節を知ってか知らずか、渡りのヒヨドリなどが里にあふれる。「木のてっ辺になっている実をもぐと、穴を開けられているよ。鳥はおいしい時を良く知っているよ」と農家の人。

ポンカンが終わると次はタンカンの季節がやってくる。近頃ではポンカン、タンカンの他にいろんな柑橘類を目にする。晩白柚、日向夏、小蜜柑、、、等さまざま。確実に季節は巡っている。
(いろんな柑橘類については明日もまた・・・)
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