報告:エル・バガブンド
食べ歩きも屋久島の宝庫である宮之浦へと足を延ばした。位置は自宅の安房からは島の反対側、凡そ20kmの距離なので、初めて車を使って(これからもそうなる)出かけた。

目指すは、聞き伝により一番宮之浦では食べてみたかった料理、サカナヤ狸の寿司である。場所は、県道から宮之浦川沿いに少し下って、銀行の裏側に入る目立たぬ所にあった。
客筋は、やはり聞き伝えで来るという地元の方がほとんどのようだ。店内は意外にこじんまりしていて、カウンターには7席、奥の方には8人位が座れる座席がある。

メニューは刺身、寿司、鍋物、酢の物、地物などなど。品数は豊富である。先ずはつまみとビールで乾杯して、メニューを見ながら寿司、アラ鍋、地物を注文する。
仕事一途で無口な亭主が、当日に港に揚る新鮮なものを仕入れて捌き、丹精込めて造るこだわりの品々である。もちろん、このお店では造る料理の量も限られてくるので、全てが予約制となっている。

今日の寿司ネタは港に上がった鯖、鯛、イカ、カジキ、カツオ、赤い白身の魚、などなど。お寿司は、にぎりの盛合せを注文すると分厚いネタの載ったものが9個出てきた。口に入れて噛むと、ネタの方は一度で噛み切れず、普通のにぎり寿司のゆうに2倍もある厚さである。
アラ鍋は、今朝港に上がったからと鯛のお頭が出てきた、ボリュームもたっぷりありラッキーである。食べ終わるとお腹も満腹になってしまった。

最初に食べた地物の茄の田楽はなかなかの味わい深い味で、ビールをついお代わりしてしまった。ただでさえ新鮮な材料のネタで美味しいお料理なのに、気心の合う人と一緒に味わうと美味さも倍増して、食べていることに感動さえ湧いてくる。

屋久島で海の幸を楽しみたい人には、自信を持ってお奨めできる、絶好のスポットだ。
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posted by みー at 07:55| 鹿児島 ☔|
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