GG(グラウンドゴルフ)の練習を終えての帰り道、仲間のHさんに昼食でもと呼ばれて始めてその方の家を訪れて、食事を頂き、ご自慢のデザートを食べた後に貴重なものを見せて貰った。

それは戦前・戦後間もない頃に流通した貨幣、記念金貨や世界のコインなど珍しいものであった。
お札は額縁に入れて保管されていたので開けてみると年代物、多少保存状態に悪いのもあって惜しいけれども、戦前戦後の歴史が伺えて興味深い貨幣である。

日本銀行発行、昭和10年中盤のものだが銭や円のお札のみならず、ペソ、センターボ、ルーペースなど日本以外の通貨らしきものが含まれていて、その他にも破格の大銭軍用の百円札もあり、当時の世界情勢を窺い知ることができる。
終戦直後のお札も面白い、5銭〜50銭、1円、5円、10円札が最大札、今では一万円札も流通しているので、貨幣価値の変動が激しかったことを物語っている。

金貨類も沢山あって、天皇陛下在位60周年記念、瀬戸大橋や青函トンネル開通記念、エクスポ88にて各パビリオン発行の記念金貨、カナダ製の純金硬貨などが多数あり、保存状態もいい。
珍しいものでは、昭和64年の発行日本製の硬貨があり、1円、5円、10円、500円のもの、短い期間だが、幻となった昭和64年(平成元年)があった。

世界の硬貨も沢山揃えている、欧州全土と南北アメリカなど西洋の硬貨が中心になっている。硬貨はコイン保存用ホルダーに整理されているので、自分が欲しいと思うコインを見付け出し易い。
これらのお宝は奥さんの所有で、千葉にある実家の親族が揃えて、形見として屋久島に嫁いだときに持参したとのこと。

最近、ここで持っていても宝の持ち腐れと思えるようになり、希望者が現れたら譲りたいと思っておられる。何れはオークションにでも出して全てを手放すとの意向で、この際希望者がおられたら譲ってもらえるので、申し出て下さいとのことだ。Hさん(泊さん)の電話は、0997-46-2066
以上
(お馴染みバガブンド氏の報告は、三回連載です。写真も本人提供)
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