2009年04月30日

森の中のアセンス工房

アセンス工房平内地区の集落のはずれを、山手に上がったところに山田さんのアセンス工房がある。小さな木工品を、手作りして販売している森の中のかわいいお店だ。
16年前に三重県から移住したご主人が、島内のいくつかの集落に住みながら、今の平内に来たのが8年前。「横に流れる大崎川がとても気に入って・・・」と、今の場所に工房と家を建てた理由を語ってくれた。夏には毎日、小学2年生になる子供の悠介くんと川におりて、エビや魚をとって遊んでいるそうだ。

アセンス工房お店は、地元のお客さんのオーダーを中心にしているのでほとんど宣伝もせず、県道沿いにある看板だけが目印。だが、「家族にもう少し楽にご飯を食べさせたいので不本意ながらも少しずつ宣伝をすることにした」と、山田さんは苦笑いする。
島への移住について山田さんは、最初は馴染めない島の考え方とかに戸惑ったけれど、先に住んでいる人たちへの敬意を忘れないように接していけば、自然とそこでの暮らし方が出来てくるのではと話す。

アセンス工房屋久島の奥山杉(樹齢千年以上のものを屋久杉、それ以下を小杉と呼ぶ)を大切に残したいので、木工の材料は地杉(じすぎ=植林した里山の杉)や広葉樹を中心に、奥杉を一部に使っているとか。子供を意識して作っているという商品は、「ちびっ子メッセージスタンド」1300円や「ゆうすけ歌っているみたい」2400円がおすすめ。
島のいろんな木を使っているので、それぞれの木目を見ながら「屋久杉」の希少さを知ってほしいと山田さんは言う。

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posted by みー at 09:34| 鹿児島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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