2008年08月23日

北京オリンピック考(1)

今日明日を残すのみとなった北京オリンピック。平内在住の高崎さんからご意見の投稿をいただいたので、今日から明後日まで3回にわたって掲載する。高崎さんは、屋久島でウエイトトレーニングジム屋久GYMを経営されている。身体能力を高めるトレーニング方法や勝負に対する考え方など、専門的な立場から言いたいことがあるという。

「日本の無能なスポーツ指導者(野口みずき選手の場合)」
屋久ジム NHKのテレビ番組で北京オリンピックに向けての彼女の練習や筋トレなどの様子をを放映していた。脚力が強すぎて上半身が後ろに反り、前進力に難があるというので、上半身のフォームの改善をしている様子だった。その中で野口選手本人が、「あごが出るのであごを引くように」とコーチに注意を受けたとの発言があり、私は驚いた。こんな時代遅れのコーチに指導されていたのでは彼女はお先真っ暗だなと、腹立たしく思った。
 日本の無知で無能なスポーツの指導者は殆ど「アゴを引け」と言う、一体何のメリットがあるというのか。これこそ「バカの一つ覚え」である。世界の一流のアスリート達、特に常に上位にある黒人選手達はアゴなど引いていない、ゆるめているか上がっているではないか。

 アゴを引くとどうなるか、首から僧帽筋にかけて緊張し、なおかつ肩の筋肉と連動し、腕の振りは制限される。肩が不自然に前に出るため左右に肩が振れる、腕振りではなく肩振りになってしまう。日本の陸上競技の選手の大半が、肩が前に出て上背部がかたく固まって見える。長時間のマラソンでは、その疲労度は計り知れない。
 アゴを少し上げてゆるめた状態で腕を振ってみれば、オリンピック選手どころか素人でも楽にスピーディーに腕が振れることが解るだろう。残念なことにそれから数日後、彼女がハムストリングスを痛めたことでオリンピックは欠場になったことを知った。私が思うに、間違ったウエイトトレーニングと過酷なランニングが相まって起きた結果だと推察する。多量な走り込みと筋力トレーニングで、副腎からコルチゾールというホルモンが出過ぎて彼女の脚の筋肉が分解され弱っていたのだろう。

屋久ジム 日本の選手は依存心が強い。コーチや指導者に依存し過ぎて自らの学びが無い。指導者は指導者で、先達からの受け売りで勉強不足のうえに、素直で従順で良く言うことを聞く選手達の指導に、大した実力も知識も無いくせに酔っている 。
 日本のスポーツ指導者よ君らは古い、いまだに「精神力」とか「根性」とか「気持ち」とか、そんなモノは肉体的強さの限界より30%も低いと数字で出ている。これは世界のスポーツ界の常識だ。つまり骨折していたり、熱が40度有る者が、精神力や根性で勝てるワケがないだろう。
 無知無能な指導者ほど、根性とか精神力とか気持ちの問題だとか言う。実にばかばかしいことだ。哀れなのは必至に練習して燃え尽きて行く選手達である。日本中のエクササイズ中毒に冒されているアスリート諸君、多量な練習で自身を追い込むと挫折するぞ、練習は中身だ量ではない、疲れたら休め!その繰り返しで強くなれる。「練習を休むと弱くなってしまう、たくさんの稽古や練習をしなければ」と思い始めたら、すでにエクササイズ中毒になっている、行く先はケガや神経症で挫折していくだけだ。
 屋久GYM 高崎俊 (続く

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posted by みー at 07:03| 鹿児島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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