2008年10月15日

世界文化遺産“中世の町”から屋久島へ

 報告者: エル・バガブンド

ティカル遺跡で 皆さん今日は、無事にカリブ・中米(アフロ、インド・アメリカ)の旅を終えて帰国することができました。今回訪れた旅の中から、屋久島にいながらにして気軽に情報を交換したりして情報化の時代を楽しく過ごしたり、気軽に相互訪問したりするのには面白い場所で、私も5年前から毎年訪れている国を紹介してみます。
 その国は謎が多く神秘な世界と想われている、かって古代文明であるマヤが発祥して繁栄した中米グァテマラで、この国には今でも住民の6割が住んでいるという先住民の国であり、マヤ文明の名残が色濃く残っています。
 グァテマラには、スペイン軍が植民地化した当時の欧州中世の面影を色濃く残す町と手付かずの熱帯の自然も残されているので、世界遺産巡りやリゾート地巡りが比較的経済的(物価の桁が違う)に楽しめる場所です。今も日本には遠い国で、馴染みも薄い地域ですが、そこに活躍している日本人の活躍ぶりについて紹介します。
(文章が長いので折りたたみます。最後のクリックもよろしく・・・)
  

 この地を最初に開拓したのが片桐誠さんという方で、最初に訪れた時はまだ先が見えない民族的な階級闘争の真只中の1977年、そこで語学を習っている内、色白でがっしりした体格、更にイケ面である彼が先生のハートを射止めたのは当然の成り行き(ある先生の談)で、3年後には彼女と結婚してこの地に住み着きました。
 その内、リゴベルタ(ノーベル平和賞を受賞した先住民の女性)等の貢献もあり、1995年末に反政府ゲリラと政府の間で停戦調停がなされて国造りに弾みがつき、別格のコスタリカに次ぎ中米で二番目の経済力を誇っています。

アンチィグア_リディア先生と 今では世界から観光客が集まり、西語学校も人気で、私も5年続けてこの地を訪れ西語も勉強しています。こ今回、最初に、ここで紹介している片桐さんは、グァテマラでも人気のある西語学校で、彼女(彼のかっての西語の先生)とともに”アンティグァ”にスペイン語学校を設立してから30年以上になります。
 アンティグァは世界文化遺産の町なので、世界中から大勢の観光客が訪れ、日本人も観光を兼ねて大勢が訪れており、この学校でも西語の勉強をします。
 授業の特徴は、現地の先生(ナティーバ)と一対一で会話をしながら学ぶので、比較的短期間に西語が習得できるうえ、先生との意志の疎通が図れます。このような勉学方法は、西語に関心がある人には結構重宝がられていて、私も何時の間にか”西検準A級”の資格を得て、スペイン語圏内での日常生活に支障がありません。

 交通の便もメキシコ航空を使うと、出発したその日の内にグァテマラ空港に到着し、夕方(但し、時差14時間)にはアンティグァの宿に着くほどの便利さです。
 更に、嬉しいことには、この学校はインターネットで日本に居ながらにして西語をグァテマラいるのと同じように受講できるシステムがり、パソコンで現地の先生の顔を見ながら学習を楽しめることです。私も日本に戻っているときには、年末などで夜長の期間をを利用して、時差が15時間なので、西語の受講を受けることを楽しみにしています。

アティトラン湖 他に、部族ごとに異なる先住民(凡そ20部族)の民族衣装を30年以上も研究しているK・Sご夫婦もいます。アンティグァから直通バスで2時間のところに、世界一美しいとも言われるアティトラン湖があり、そこにはキティ族を始めとしマヤの多くの先住民が住む先住民の故郷といわれ、湖畔には地域色豊な村々が点在しています。
 湖畔のソロラ村に住んでいるのが、定年退職後この地に住み付き、ホテル”エル・ソル”を経営するのが村岡さんご夫婦。ホテルは、こじんまりとしてる割には、部屋は広々としていて手入れが行き届き、実に清潔感に溢れていて、明るい照明に綺麗なマヤ・レインボウカラーのベッドカバー、建屋中央部の広いロビーには日本語の図書類が整っています。

 食事にはプエルト・ホセなど太平洋岸の町から持ち込まれる新鮮な魚類により美味しいマグロ丼など日本食が豊富に準備されており、食堂では宿泊客たちとの会話も楽しめます。
 それに何よりも印象的なのが、何時でもホテルの広い湯舟で熱いお湯(天然温泉) に浸かれることで、長旅の疲れなどは直ぐにすっ飛んでしまいます。この地域は、庭を少し掘ると温泉が湧いてくる場所で、近くには多くの温泉地があり、湖畔にも温泉が湧き、温泉好きには格好の場所です。

 この地は外国人を誘致するために外国人向け居住優遇地が設けられており、その近くにはS・Sさん(看護婦)が住み、永住権を得ています。
 ソロラ港から対岸の村まではランチャ(高速艇)で1時間強の距離、対岸にあるサン・ファン村には屋久島に住むH・Sさん(青年協力隊に参加した)が住んでいて、敷地に自分の家を建てることを楽しんでいました。
 更には、隣接する村ツツヒルにはN・Tさんが住んでいて、訪ねてみると歓迎してくれました。皆さん元気で、夢の実現に目を輝かせながら、この地で一度しかない人生を楽しんでいました。
 以上

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posted by みー at 06:22| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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