
吉田区は今年、観光の拠点づくりをしようと「平家の里」構想策定に着手した。資料館や案内板などの整備事業を始めるそうだ。
区長さんが、「集落の活性化をはかりたい、観光客を呼び込みたい、夢のある楽しい集落を作りたい」と挨拶された。

これからは移住希望者を積極的に受け入れるそうだ。空き家もある。屋久島は移住者が増えたが、集落によってばらつきがあり住んでいる地区が偏っていることも事実。吉田は、いままで移住者がほとんど居なかった集落である。
交流する機会を増やそうと、NPO法人緑の風が吉田区と協力し、まんてん祭りで交流し民泊する体験ツアーを組んだ。(詳細はこちらのPDFファイルで)一組の親子連れが島外から参加された。

まんてん祭りは吉田区生活館で行なわれた。海を目前に建っている館内では、NHKドラマのロケ風景の写真が展示されていた。
外のテントでは、鮮魚や果物、うどん、ビールなどの販売が行われた。うどんは、割烹着をきたお母さんたちが手際よく盛り付けし、プラスチックの入れものによそる。

舞台発表では、年配の婦人の情感こもったフラダンスなどの出し物があり、舞台の背景に広がる吉田の海が、情緒を一層引き立てていた。

多くの人は、祭りの最後に行われる恒例お楽しみ抽選会のくじ引きを、今か今かと待ち受けていた。景品は、ビール、米、毛布と食料品や日用品など。
買う、もらう、見る以外に、何かもう一工夫あるともっと盛り上がるのではと思ったのだが。

交流体験ツアーに参加された親子連れは、屋久島を楽しんで帰っていった。あとで感想を送ってくれるとのこと。
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