
「引っ越してきてまもなく、自分でトレーラーハウスを置くための基礎をコンクリートで作りました。そして横にテントを張って、その中に荷物を置いて車の中で寝泊りしました。やっとトレーラーハウスが到着しましたが、現地への道が狭くトレーラーハウスを入れるのに苦労しました。パインに頼んでユンボで引っ張ってもらって、何とか土地に装着できました。
私は現役の時は機械の設計の仕事をしていましたから、肉体労働は大変でした。あと10年間楽しめればよいので、普通の家を建てずに35フィートの中古のトレーラーハウスにしました。岐阜の業者から購入し、輸送から設置までの費用合わせて300万円程度でした。中は、ベッド、冷蔵庫、トイレ、風呂、キッチン、クーラーなど生活に必要なものはそろってます。タイヤが付いているので、要らなくなれば処分も簡単でしょうし。

やっと落ち着いたので、これから畑と果樹園をつくります。でも、果樹園が実る頃は私も年を取りすぎているでしょうけれど」と笑うKさん。
Kさんのトレーラーハウスは8.6坪だ。一人で暮らすには充分な広さ。こういう選択肢もありか。10年後以降はどうするのかたずねてみると、「養老院に行きます」とまた笑った。
追記:
屋久島ではコンテナハウスに住んでいる人は結構居るが、トレーラーハウスは少ないようだ。費用より広さの問題だろうか。
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