
「パッションフルーツは、花をひとつひとつ交配させなければ実がなりません。花が開くのが午前11時頃なので、そのときひとつひとつ同じ花の中でおしべからめしべへ花粉をつけます。
次の日には受粉した花は閉じてしまいます。そして実をつけだんだん大きくなります。うまく受粉されなかった花は下に落ちてしまいます。

次々花が咲くのを、ひとつひとつ花粉をつけてまわります。高いところは脚立に乗っての作業となります。
アップルマンゴーは花が終わり実をたくさんつけましたが、多すぎても実が育ちづらいので、間引きして実をある程度落とします」と、Tさんは説明してくれた。

パッションフルーツの閉じた花の中から、小さな緑色の実をつけているのが見えてくる。徐々に大きくなり、7月下旬になると赤紫色のパッションフルーツの実を食べることが出来るのだ。風よけのためビニールハウスで作っているそうだが、路地でも栽培できる。

アップルマンゴーの小さな実は、当たり前といえば当たり前なのだが、いっちょまえに形と色は大人のマンゴーを縮尺した形状をしている。こちらは8月下旬に食べられるようになる。花が落ちないようにビニールハウスで育てているので、しっかりとした小さい実がついている。

Tさんは、パッションフルーツとアップルマンゴーを親戚や知人に送ったり、個人的に販売しているそうだ。
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