
屋久島で一番長く観測できるのは、尾之間で4分06秒間だ。パイン事務所がある原地区の神山小学校付近では、午前10時56分03秒から3分51秒間見ることができるそうだ。たった数分間の現象だが、珍しい貴重な体験となることは間違いなし。
遠くは海外からも来るであろう天文ファンにとって、屋久島に住んでいて仕事の合間にちょっと外に出れば観察できる環境を、羨ましく思うかもしれない。
日食とは、地球から見て月が太陽を隠す現象。隠れる程度によって、部分日食、金環日食、皆既日食があり、今回は皆既日食。
日食の終わりに現れるダイヤモンドリングが素晴らしいと言われている。月のふちから太陽光線がもれると、ちょうどダイヤモンドをつけた指輪みたいに見えるそうだ(上の写真)。また、完全に月と太陽が重なったときに、コロナという太陽を取り巻くガスが光を放っているように見えるのも美しいそうだ。楽しみである。

皆既日食屋久島町対策協議会によると、受け入れ観測者4,500人全員から1人3,700円を皆既日食負担金として払ってもらうという。観測地や仮設トイレの整備、ゴミ処理などの人件費にあてるのだそうだ。
皆既日食は、毎年とは限らないが世界中のどこかで見られる現象。次に日本で見ることができるのは26年後だという。
観測するときは日食めがねを使用するようにもっと宣伝したほうがいいと思う。肉眼で見ると目を傷めるので注意が必要。日食めがねは文具店などで売られている。
参考:
≫国立天文台:皆既日食の情報
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屋久島町が皆既日食に対して、何をしようとしているのか分からない。
何もしないから広報しないのかも知れないね。
他の島でも似たようなもので、行政はやることが多くて手がまわりかねているのかもしれません。
「屋久島再生」という掲示板で、日食対策についていろいろ書かれているようですから、そちらも参考にしてください。
http://groups.google.co.jp/group/yakushimas/