
集った人の多くは移住者だったようだ。事前にスーパーなどでチラシが張り出されていたので、観光客と思われる人の姿もあった。
午2時から、七夕の飾り付けや「あげあい」というリサイクル品をあげっこするコーナーなどがあったそうだ。

私が行った夕方からは、芝生の上に座りお弁当を広げる人たちがいた。小さな子供や犬が楽しそうに走り回っていた。
お祭りといっても、公園を使う決まりで出店があったわけではないが、主催のアースデイ屋久島実行委員会のK子さんが、「早い者勝ちだよ」といって手作りの美味しいカレーを振舞ってくれた。会費は志だった。

5時からのライブはちょっと遅れて始まって、地元バンドの方々などが多数出演した。ハング、口琴、ジャンベ、サックス、ギターなどなど。
辺りが暗くなると、あらかじめ用意されたローソクに火が灯された。地球とそのまわりの惑星をイメージして、それぞれローソクが置かれた。

ローソクの光は温かみがあり、とてもいいものだ。
人々がローソクの周りに集まってきて、写真を写したり、ゆっくり眺めていたりした。バンドの音楽に合わせておもいおもいに踊りだしたり、自由気ままな時間が過ぎてゆく。

「満月ライブ」の名の通り、空には満月が出て、自然公園の賑やかさをみまもっていた。
屋久島は娯楽が少ないが、若者たちはこの場に集い、情報交換し、話が弾んだ。月明かりの元の音楽と踊りとおしゃべりが彼らにとっての素敵な時間の過ごし方なのだと、みんなの笑顔をみて感じた。

夜9時ころ七夕祭りは終ったが、後で聞いたところ盛り上がって12時頃まで残っていた人も居たそうだ。K子さん、お疲れさまでした。
≫まんげつ たなばた まつりのプログラム
人気blogランキング ←1日1クリック!応援よろしくお願いします。
くつろぐ ・ ブログ村(地域生活-鹿児島) ・ ドットネット(地域-九州) ←こちらもお願いします。