2007年01月09日

消防出初式

出初式11月6日、屋久町の消防出初式がおこなわれた。各集落の消防団の方々が集まり、安房消防署から行進をスタート。
沿道では、観光客の外国の方々も見学。消防団のパレードの後から各集落のぴかぴかに磨かれた消防車が続く。各集落の消防団に一台づつあるのは、ポンプ車というハシゴがついていないタイプ。
パレードのあとは消防ホースから水を出して実際の消火活動の様子を披露するという。(私はパレードしか見ていないが)女性消防団もあり、活躍している。

出初式2消防団は各集落の方々で構成される。希望すれば職業、男女に関わらず18歳以上なら誰でも消防団員になれる。ボランティアで(多少の手当ては出るようだが)、集落の火事の時に、本職の消防士が駆けつける前に仕事をなげうって駆けつけ消火活動に携わるというもの。
誰でもといっても実際は農業従事者など、すぐに駆けつけられる人が携わることが多い。会社員で遠くに勤務しているのではなかなか難しいこともある。

出初式3移住者の方で、地元の人に誘われて各集落の消防団に入っている人もいる。本職の消防士顔負けで、誰が本職か見分けが付かないくらいだ。消防団は、“わが集落を守るボランティア精神”で成り立っているのだと思う。火事のときは、消防団に入っていない人も駆けつけてくれたりする。それが田舎の良さだと思う。

屋久島の場合、建物の火災のほか原野火災といって、空気が乾燥している時期などに、人気のない原野が燃えることがある。だから乾燥する時期には、集落の消防団が消防車で見回りをして、火の元に気をつけるように、「ウーウー」とサイレンを鳴らしスピーカーで声をかけながら走っている時がある。
火事のほか、山や海での遭難者捜索のときにも出動する頼もしい団体だ。消防団が実際に出動することのない一年になりますように。

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posted by みー at 08:27| 鹿児島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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