2007年08月11日

げじべえの物語

げじべえの里は、原区で管理しているお土産販売の施設だ。屋久島南部への観光客が多く訪れる千尋の滝の駐車場にある。集落の婦人方がアルバイトでお店番をしている。
げじべえの里から1
大型観光バスもよく来るので、屋久杉の工芸品やアクセサリー小物、タンカンの菓子・ジュース類など屋久島の特産品が良く売れているそうだ。麦生のポンタン館と同じく採れたての野菜も置いてある。
げじべえの里から2
「げじべえ」とは、屋久島の大木、老木に棲みついていると言われる山の精、あるいは木の精の呼び名だ。地域によっては、山童(やまわらわ)、タジベエ、山のごん太などと呼ばれたらしい。昔の屋久島には妖怪や精霊や幽霊がたくさん住んでいて、突然大きな音を立てたり声をだして人を驚かせるのが好きな妖怪がげじべえだった。(古居智子著「島ひと昔語り」より参照)
げじべえの里から3
ひとなつっこくて子どもたちに人気のあったげじべえに因んで名付けられた「げじべえの里」からは、モッチョム岳から奥岳(島の中央部の山々)へと続く登山道が始まっている。
げじべえの里から4
屋久島特有の花崗岩の一枚岩を雄壮に墜ちる千尋の滝を見渡せる展望台までは歩いて一分もかからない。
げじべえの里から5
反対側には島の南部を見下ろす展望施設がある。屋久町役場のある尾之間やパイン社のある原、そして麦生の集落が鳥瞰図のごとく俯瞰できる。各集落のまわりを、ポンカン・タンカン園、お茶や野菜の畑が取り囲んでいる。
げじべえの里から6
こうして山の上から眺めていると(実際は山の中腹)、屋久島は東シナ海に浮かんでいるんだなということがよくわかる。
げじべえの里から7
観光地となったところは車や人が多く来るので森の精霊は迷惑だろう。が、皆が山の奥まで、島の隅々まで行くわけではない。げじべえをはじめとする屋久島の神々や先住者は、いまでも山から里を静かに見守っているような気がする。
げじべえの里から8
先住者には、もちろんシカもサルも含まれる。
(ミナミ)

関連記事:
≫サトウキビ生ジュース
≫げじべい夏祭り

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posted by みー at 16:50| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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