
子供向けの実験の本だが、大人が読んでもこれは面白い。本の中で、「突然、水が凍り始める」という実験がある。氷ができていく様子が、数秒間で見られるというもの。できつつある氷を、目の前で一瞬に見ることが出来る方法が書かれてある。
カップメンの容器に氷と塩を入れて、そこへペットボトルに水を入れたものを入れる。ペットボトルの中の水温がマイナス4℃になったら、ペットボトルを静かに取り出しそこへ氷のかけらを入れると、ペットボトルの中の水が見る見る凍ってしまう。普通の状態では徐々に凍るので氷になるまで時間が掛かるが、この実験では、全体を静かに均一に冷やして行くと水のどの部分も過冷却という大変バランスの崩しやすい敏感な状態になっており、そこへ氷をいれるというわずかな刺激を与えると一気に氷に変化する。(「魔法の科学実験」より引用)
他にも、子供の興味を引くいろいろな実験の話が書かれている。今、理科離れという言葉を聞くが、この氷の実験はなんと私が小学生の頃にもやったことがあるものだった。
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