
東京新宿御苑インフォメーションセンターで開催された「屋久島ウミガメ展」に行ってきた。以前このブログで案内したイベントだ。
最終23日は日曜で、久しぶりの新宿は人の群れ。改修中のJR駅南口付近の風景は様変わりしていた。古い映画館は複合型に建替えられ、御苑となりの新宿高校は新しい校舎に生まれ変わっている。
会場に着くと、ちょうど
NPO屋久島うみがめ館大牟田代表の講演が行われていた。

「人間の垂れ流す化学物質によって、海が汚れウミガメの体が蝕まれている。今年、屋久島の田代浜で
フィブロパピロマ(腫瘍ができる病気)に侵されたアオウミガメの死がいが見つかった。フィブロパピロマは、ウィルス感染が原因と言われているが、環境ホルモンなど環境汚染が間違いなく影響している。家庭では合成洗剤でなく粉石けんを使うなど、皆さん、身近にできることから環境を守っていきましょう。」と
大牟田氏。屋久島に降る酸性雨で自身の髪の毛も薄くなったと笑いながら話す。

参加者は熱心に聞き入り、詳しく質問する方も多かった。会場には大きなアカウミガメの剥製や
書籍など多数の展示品。ウミガメの棲む地球環境の現状は、展示パネルを読めばよく分かる仕掛けとなっている。
来年1月初から4月まで、会場を世田谷の
東京農業大学に移し、展示が続けられるそうだ。その後は、有楽町駅前の丸の内さえずり館などでの開催を、NPOは計画している。
新宿会場にはたくさんの子供たちが来ていた。ウミガメ展は、大人にも子供にも見てもらいたい催しだ。
(ミナミ)
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posted by みー at 16:07| 鹿児島 ☁|
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