
拡大すると屋久島の山々が近づく。地図で調べると、羽神岳とか高塚山とかの名前。皆が行きたがる縄文杉は、もののけ姫の森(白谷雲水峡)を越えて、峰々の向こう側だ。屋久島電工の工場の方角に、携帯アンテナと煙突や立ち昇る煙が見える。

島一番の物流基地の宮之浦港には、セメントや油や飼料などの貯蔵施設が揃っている。宮之浦は、約1万4千の島の人口の2割以上が集中する大きな街だ。

海と山の雄大な景色は屋久島ならでは。海岸線のわずかな平地に人々が暮らし、働き、生きているのが屋久島だと、写真から窺える。
宮之浦新港の先に徳州会病院が見える。左は、空港のある小瀬田方面。ずっと後ろは愛子岳。時々大型クルーズ船が着岸する新港だが、いつものサルベージ船が泊まっているだけ。

宮之浦港から見る風景は、安房港からとは違って、まるで海から島を眺めるような感覚だ。街も港も大きいから、そんな気がするのかな。
いつ来ても、忙しいという感じがしないのが屋久島の港のよいところ。発着便を待つ時間がどんなに長くても平気なところ。
(ミナミ)
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田舎の良さは、おいしい空気にうまい水、食べ物、そして人情。時代と共に都会から失われたものがまだ残っています。
日本国中で田舎暮らしブームですが、こういう時間の戻し方も必要なのでしょうか。