2008年04月11日

フェリー屋久島2に乗ろう

ロケット記事の続きです。宮之浦港に着くと、フェリー屋久島2が出航の準備を終えたばかりの時だった。
フェリー屋久島2
頭から港に入って接岸している大型船が、出港に際しどのように船体をめぐらすのか。初めて見たが、船を舫(もや)う船尾のロープを外し、残された船首と桟橋を結ぶロープを利用して回転しているのだ。これなら狭い港内で、最小半径でくびすを返せる。
フェリー屋久島2
とても大きな船体のフェリー2。新港に入るクルーズ船には及ばないが、ジェットフォイルや町営フェリー太陽に比べ、屋久島でその大きさは際立つ。
3月から4月の転勤、就職、就学のシーズンに、船で来島、離島する人々の見送り、出迎えの風景が港を賑わす。年度末の屋久島の風物詩として、しっかり定着している。去年のブログに書かれたシーンが、今年も見られたそうな。
フェリー屋久島2
でも、フェリー2はピンチを迎えている。
一昨日も書いたが、鹿児島・屋久島間の旅客争奪バトルは、空を交えて三つ巴四つ巴状態だ。世界遺産人気で来島客が増えたとはいえ、各社は値下げ競争で悲鳴を上げている。
船の運賃は決して高いとは思わないが、各地から鹿児島までの交通費と比べると割高と感じておられる方が少なくないのでは。離島を往復する費用はばかにならないのだ。
フェリー屋久島2
時間のかかるフェリーは高速船に客を奪われる。原油高騰で燃料代はうなぎのぼり。フェリー2は、燃費の悪い大型の船体が仇となっている。経営する折田汽船は赤字続き。各方面に支援を求め、屋久島町も応援のメッセージを発した。生活物資や島で生産されるの産品の輸送のほとんどを、フェリー2に委ねているからだ。
フェリー2の運行休止で困るのは何より島の人々。ジャガイモもタンカンもトビウオも出荷できないし、食料も日用品も何もかも入って来なくなる。
岩崎グループが小型の貨物フェリーを導入する計画を打ち出したが、非難合戦を繰り返す平和な島への誘い人たちを見るのは悲しい。
フェリー屋久島2
そんな現状から、鹿児島に行く場合できるだけフェリー2に乗ろうとしている島人たちがいると聞く。絨毯敷きのフロアでくつろいだり、船内の食堂でおいしい鹿児島そばを食べたりと、フェリー2が好きと言う人も多い。
これから屋久島に来ようとしている皆様、のんびりした船旅はいかが? 遅いといっても高速船の倍しか時間はかからない。駆け足の縄文杉トレッキングばかりに目を奪われないで、ゆったりと屋久島を味わって欲しい。里にも山にも海にも、南の島のそこかしこに幸せは満ちている。
大型船はCO2をたくさん出すということに目をつぶるゆとりも時には必要だ。さあ、御用とお急ぎでない方は、皆フェリー屋久島2に乗ろう♪
フェリー屋久島2
回転を終えた船は、いつの間にか桟橋のフェリー待合室の塔の先へと消えていった。
最後は、以前撮った桜島をバックのフェリー2と、ロケット2号です。
フェリー屋久島2
フェリー2の写真などを壁紙に加工したので、もしよかったらどうぞ。
季節の写真も。
(ミナミ)

関連記事:
≫フェリー屋久島2運休の影響
≫フェリー2会社が民事再生法

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posted by みー at 02:31| 鹿児島 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私が高校入学当時は、フェリーしかありませんでした。長期休みの時しか乗る機会がないために乗るたびに船酔いをしていた記憶がありますよ。
でも、船内で食べたうどんがとってもおいしかった、と記憶しています。
船酔いを避ける為に船内で寝るんですが、鹿児島からの乗船だと目が覚めてもまだ湾内(ちょうど佐多岬あたりかな)なのでそこからが舟が揺れ始めるので屋久島に到着するまでが大変でした。
当時、先輩達に言われていたのが湾内2時間、湾外2時間でした。
フェリーに乗るなら、冬よりこれからの季節ですよね。錦江湾内(佐多岬まで)ではイルカの群れをたまに見たり、湾外でトビウオを見たり。でも、やっぱり船酔いはこたえました。特に台風前後のしけの時はつらい!

CO2の排出ですか?
気にしなくても、といいたいですがこればかりは昨今の世界の情勢をみると心配事ですね。
でも、12月24日前後にみられるような電飾よりはまだましでしょう!
私は、電飾だけは許せません。
でも、見るときれいですが・・・・。
Posted by tomi at 2008年04月11日 14:43
今度来島するとき、フェリー2に乗ってみたいと思います。

電飾てえのは船のですか?
南の方の集落ですかね・・・
Posted by ミナミ at 2008年04月11日 19:05
説明不足で失礼しました。
町並みで良く見かけるやつです。
イルミネーションってやつですか?
Posted by tomi at 2008年04月11日 21:01
こちらこそ。
屋久島でも電飾ありますよ、クリスマスシーズンは結構。当ブログも書きました。(↓こちら)
http://yakushimapain.seesaa.net/article/73804149.html
暗い世の中を明るくする。そんな意味合いが「ルミナリエ」にはあるようですが、私はキャンドルの一灯が好きです。
Posted by ミナミ at 2008年04月11日 22:23
島にとってフェリーはまさに命綱でしょう。
単なる移動手段ではなく生活に必要な物はフェリーに依存しているのですから。今年の屋久島へはトッピーを利用したが次回はフェリーを利用して見たい。頑張れ「フェリー2」
Posted by САША at 2008年04月12日 19:59
САШАさん、コメントありがとうございます。ぜひフェリーに乗って、折田汽船を励ましてあげてください。うどんは今でもおいしいそうです。
今週水・木の二日間フェリー2が欠航し、急ぎの荷物が届かなくて知人が困っていました。しかし、スーパーの棚から食料品が無くなるほどではなかったです。各家庭の冷凍庫・冷蔵庫は、欠航に備えて食品がぎゅう詰めと聞きます。離島に住む知恵というんでしょうか。
・・・私も真似して、「頑張れ 離島」。
Posted by ミナミ at 2008年04月12日 21:20
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