
尾之間に、「朝採り市」という名前の無人市がある。朝採りたての新鮮な野菜というイメージにぴったりの名前ではないか。
みずみずしい野菜が並んでいる。普通、朝並べて夕方残ったものを下げるが、ほとんど夕方には残っていない。完売すると、作物を作った人の喜びもひとしおだろう。
どこの無人市でもそうだが、お金をきちんと入れない人もたまにいるらしい。100円で新鮮な野菜が手に入るのに、100円を惜しんでお金を入れない人の気が知れない。
無人だから誰も見ていないと思っているのだろうが、実は野菜たちが見ている。
並んで人間に選ばれるのを待っている。売れ残るとさびしそうに取り残されている。お金を払わずに連れて行かれた野菜は、しょんぼりして生気が減るだろう。
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